旅行・地域

豊川稲荷初詣

 しずてつオリジナル企画恒例の花を巡る平成30年1月のバス旅は、花巡りならぬ 道中車内でのオシャベリの華を咲かせながら、愛知県は豊川市 日本三大稲荷のひとつ「豊川稲荷」の初詣です。

三大稲荷と云っても諸説あって、ここでは京都伏見の「伏見稲荷神社」、佐賀県鹿島市の「祐徳稲荷神社」と こちら愛知県豊川市の「豊川稲荷」です。

Cimg1085

お稲荷さんと云えば京都伏見稲荷を筆頭に 殆どが神社であって豊川稲荷の正式寺号は妙舷寺(みょうごんじ)で、曹洞宗のお寺です。
Cimg1096

 一般的に「お稲荷さん」と呼ばれる場合は「狐を祀った神社」と思われますが、豊川稲荷の鎮守は豊川吒枳尼真天(とよかわだきにしんてん)で、稲穂を担い、白い狐に跨っておられることから いつしか「豊川稲荷」と呼ぶようになったそうです。

 毎年初詣には100万人の参詣者で賑わうそうですが、今年は「戌年」、イヌ科のキツネのお稲荷さんは例年以上の人気だそうで、1月13日(土)にも 穏やかな晴天に恵まれて 老若男女 子供さんに至るまで かなりの参詣者で賑わっておりました。
Cimg1092


 鎮守の豊川吒枳尼真天(とよかわだきにしんてん)にお参りした後は、広い境内をあちこち巡るには 足腰おぼつかない高齢の身 せめて稲荷ずし発祥の地として知られるお稲荷さんならではの、
Cimg1111001


 千体余りのキツネの石像が並ぶ本殿の裏側にある「霊狐塚」を目指しました。
Cimg1098

愛らしい母子キツネや 赤いよだれかけで岩を駆ける壮観なキツネあり、

 

Cimg1102001

一体一体が顔付きも、表情も違い、見ごたえあるキツネさん達に多くの参詣者は 異様な雰囲気の中いつまでも見入っております。

Cimg1104

 うっそうと茂る鎮守の森に 鳥肌立つようなこんな奇妙な光景に、、と思いきや 今ではインスタ映えするとあって 特に若人に人気のスポットになっているそうです。
Cimg1094

「霊狐塚」隣接の「おさすり大黒天様」

7b559f08b81652b427a0486a3c0db653

「おさすり大黒天」の石像の大黒様は、以前は削り取ってその粉を財布に入れて福徳をいただくといわれておりましたが、近頃は 優しく俵を撫でて「食に困らず」、小槌を撫でて「金運を上げ」、袋を撫でて「福を呼ぶ」ご利益にあやかるのです。

 私は人生此処に至って欲に転ぶこと無く 健康で旅ができたことに感謝の初詣となりました。、

| | コメント (1) | トラックバック (0)

なばなの里 イルミネーション

 しずてつオリジナル企画 花を巡る今年最後の日帰りバス旅は12月16日 雨マークをくつがえし 幸い好天に恵まれて、
Cimg1033

三重県桑名市長島町の「長良川の水辺の夢のような小さな村 なばなの里」と謳われているベゴニアとイルミネーション観覧の旅でした。

 今回の旅のメインは 夜を彩るイルミネーション観覧のため、静岡駅南口を正午に出発。 浜松SAでの休憩を挟んで、お弁当を戴きながら眺める素晴らしい景観の伊勢湾湾岸道をひた走り、午後3時半に目的地「なばなの里」に入りました。

 ここからは、帰りのバス出発の18時までは自由行動です。
先ず向かった先は お目当ての「ベゴニアガーデン」に直行。

Cimg0957


アンデスの花園 ベゴニアガーデンは 約9000平方米の大温室のベゴニアや珍しい南国の植物の鑑賞です。

Cimg0961
 国内は勿論、ここは日本? と思わせるほど外国からの観光客の多さには驚くばかりです。 
異口同音「わぁ~ 素晴らしい~!」 笑顔の写真撮影に余念がありません。

 世界各国からの600種 1万2000株のハンギングタイプ、スタンドタイプのベゴニアに囲まれた夢の世界が年中楽しめるのです。

 今年は早くから冬将軍の襲来で、思いっきりの着ぶくれ旅装の私たちは、26度前後に保たれた汗ばむほどの大温室でのベゴニアたちに身も心も癒され すっかり温まりました。

 いよいよ、夢の様な光の世界を楽しむ時間となりました。
Cimg1007

 カウントダウンの合図とともに17時丁度 光のトンネル開通が始まりました。
全長200メートルの光のトンネルには、開通とともに2000人余りが「わ~! 凄いねぇ~!綺麗ねぇ~!」と歓声を上げながら続々とトンネルに吸い込まれて行くのです。

大群衆の中で旅友同士、絶対にはぐれないようにと しっかり手を繋いでの大行進です。

、、が、俄カメラマンよろしく 私は当初から予期したとおり 早くも旅友を見失ってしまい、全くの単独行動で動画取りに夢中でした。

Cimg1012

 光のトンネルを抜ければ、2017年~2018年のテーマエリア「くまもとだモン」光のページェントが暗夜に異彩を放っております。

くまモンのふるさと紀行、壮大なスケールと圧倒的なクオリティで注目のテーマエリアです。

 阿蘇や天草、熊本城など日本の美を象徴して、復興に努める元気な熊本の美しい風景がモチーフで、雄大で美しい景観や 夢の様な情景が光り 鮮やかに展開する心温まる演出に 人々は寒さも忘れて酔いしれるのでした。
Cimg1013


 花のテーマならではの もう一つの光のトンネルは、可愛らしい花びらを模した「暖かなあかり」を基調としたLEDで、日本を代表する「桜」をイメージした淡いピンクのさくら色と 新緑の淡いグリーンで表現した煌めく幻想的な100メートルの「桜並木のトンネル」に癒やされたのでした。

 美しい「なばなの里」 旅の動画3題を お楽しみください。

【200メートルの光のトンネル】

【 くまもとだモンがテーマのイルミネーション】
ベゴニアガーデンとイルミネーション 個々の画像をムービープロジェストしました。 
流れるBGMは、ドルドラの「思い出」です。

  

 【桜のトンネル】 

| | コメント (6) | トラックバック (0)

初冬のアカオ ハーブ&ローズガーデン

 時の流れは正に光陰矢のごとし あっという間に2017年も師走も半ばとなりました。

忘年とは、歳の老いたのを忘れる、年齢の差を気に留めない、一年の苦労を忘れる事と広辞苑にあります。
と云うことで12月6・7日 熱海の忘年旅を楽しみました。

 昨年も一昨年の忘年旅には熱海梅園の日本一遅い紅葉を楽しんできましたので、秋ばらの季節は終わったものの、今年9月19日にオープンした「COEDA HOUSE」を楽しみたくて アカオ ハーブ&ローズガーデンを目指すことになりました。

 

Page

 熱海駅前路線バス〇番乗り場から1時間に2~3本の「湯~遊~バスフリーきっぷ(1日700円)」で、坂の温泉街 お宮の松→サンビーチ→銀座→マリンスパあたみ→錦ヶ浦入り口→熱海城を経て11番目のアカオ ハーブ&ローズガーデンで下車 ガイドさんの流暢な観光案内に耳を傾けながらの さながらバス旅行気分です。
Page_3

 「アカオ ハーブ&ローズガーデン」の門をくぐれば待ってましたとばかり リゾート園内無料のバスで海抜150メートルのなだらかな丘陵頂上まで送っていただきます。
Cimg0877_2

 先ず目に入ってきたのが お目当ての今年9月19日にオープンのカフェの全貌です。 

近代建築の粋を極めた珍しい建物に触れたくて来たのです!
Cimg0885

 2020年東京五輪・パラリンの国立競技場を設計された 隅健吾氏が設計された「COEDA HOUSE」は、樹齢800年を超える アラスカヒノキ1500本の8センチ角の角材を49層に積み上げた香り高い柱が中心に、ぐるり強化ガラスの明るいカフェは正にオーシャンビュー。 
海抜150メートルから相模湾や初島の展望は誰もが感声を挙げるほど素晴らしい!  

Photo

 加えて、傍らの日本庭園の巨大盆栽の「鳳凰の松」は圧巻です。

 さぁ これより なだらかな坂をのんびりと下りながら初冬の園内めぐりを楽しみましょう。

 アカオ ハーブ&ローズガーデンは、名称「錦ヶ浦」の地形を活かした眺めも素晴らしい丘陵地帯に 世界中から集めたバラやハーブが楽しめる世界中でここしか無いオンリーワンのガーデンを目指しているのです。

小春日の斜面には輝くばかりの照葉に しばし足を止めて行く秋を惜しみます。
Cimg0928

銀杏黄葉も さながら絵画のようです。
Cimg0915_2

 初冬の今はバラは終ってはいるものの、名も知らぬ花々も楽しめ、何より名残の紅葉の素晴らしさに魅了されたのでした。

 

Cimg0925

 自然の丘陵地を活かし海を借景に雄大な美しい景色の中に庭が点在して 老いた歳を忘れる忘年の旅にふさわしいゆったり気分の散策が楽しめました。

 折々に撮りためた画像をムービープロジェクトしてみました。
隅健吾氏の日本的な技術が美しい自然との合体が見事です。

 ごゆっくりお楽しみください。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

梅ヶ島2017年の紅葉

 いつもコメントをいただくひろさんから梅ヶ島の紅葉は11月中旬が見頃と聞いて13日に行って参りました。

 島と言っても島に非ず、静岡市の一級河川安倍川上流で、山梨県南アルプス麓に隣り合わせた標高1000メートルの深山渓谷、1700年前戦国時代 武田信玄の隠し湯として使われ、今は安倍川源流沿いに一直線に10軒程の温泉宿が並び 春は新緑 夏は避暑に秋は紅葉にと駿河の奥座敷となっているのです。

 JR静岡駅から45キロメートル、路線バスで約2時間 安部川沿いをひたすら北上するのですが、ここも私の住む静岡市葵区です。
 地図で見れば梅ヶ島の突端は山梨県・長野県の接点とは、静岡市葵区は随分奥が深いのです。

 

Cimg0781
渓流を染める樹木の紅葉 今年は鮮やかです。

Cimg0783_2
明日は雨の予報。 一雨降れば散り急ぐ秘境の紅葉。
 良い時に来ました。


Cimg0786

 絶景を前にして、人生来し方をじっくり振り返るのも良いものです。

Cimg0789
2017年11月13日 13時の梅ヶ島。 絶好の紅葉日和です。

 

Doflj8xvwaacxyb_2

 一人旅の私は 朱色の欄干に良く映る色よく染めた全山を いつものベンチ 特等席で おにぎりを頬ばりながら 絵葉書のような光景に酔いしれるのです。
Cimg0794_3

 凛とした冷気が迫る釣瓶落としのこの時季は長居は禁物です。 
お目当ての紅葉の絶景を享受し 写真さえ撮れば 一日たった5往復の帰りの路線バスを気にしながら 「梅ヶ島温泉入り口」バス停へと急ぎます。

Doffvrvwaia3p

 往路に撮り損ねた「黄金の湯」辺りの美しいカエデ紅葉は 復路 走行中のバスの窓越しから何とか摂り収めることが出来ました。
 4年ぶりの梅ケ島紅葉のバス旅の成果となりました。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

花フェスタ記念公園で、、

 しずてつオリジナル企画花を巡る11月は、岐阜県可児市にある「花フェスタ記念公園」の秋バラ鑑賞です。

平成7年に開催された花の博覧会「花フェスタ ’95ぎふ」の会場を 岐阜県が再整備して平成8年4月にオープンした県営の都市公園です。

Cimg0690

ナゴヤドームおよそ17個分 約80,7ha の広大な敷地に約7000種、3万株のバラが植えられ、世界に誇るバラ園です。
Cimg0691

 春には爛漫と咲き誇るバラたちを彷彿と思い浮かべながら 秋季世界のバラ園を巡ります。
Page3

Cimg0706

秋バラは春に比べ やや小形ながら むしろ花の色目は鮮明で、香り豊かです。

Cimg0731_2

 

Cimg0708_3

 春は明るい日差しの下 豪華に咲くバラですが、秋は目にも鮮やかに色なお濃く 香りも高く咲き誇るバラたちを左見右見しながらの園内散策です。
Cimg0771

  私達が訪れた11月4日は、翌5日には終わる「秋のバラまつり」の前日だけに、少々拍子抜けの感も有りましたが、秋バラ特有の良い香りの中に 色づき始めた園内の紅葉が秋の風情を演出しておりました。

 バラの鑑賞に訪れた私ですが、何より私を喜ばせたのが、園内に入ると どこからか ♪~~~不思議な音色が聞こえてきました。
次第に近づくと、何やら珍しい楽器の生演奏ではありませんか! 

Cimg0687

 広大な園内に響き渡るのは日本では珍しいバグパイプの生演奏です。

 演奏は、Koji Koji Mohejiさん

 

Gaita88df919582a082e8949294b282ab_2



バグパイプはご存じ スコッチ・ツイードのスカートを履いて演奏するあの袋笛(風笛)ですが、バグパイプと云っても こじこじさんは スペインのガイタと云うバグパイプの演奏です。
ガイタの演奏者をガイティロと呼ぶそうです。

 日本ではバグパイプを演奏する人は100人ほどいらっしゃいますが ガイティロは10人程とか。しかも Koji Koji Moheji さんこと、小嶋佑樹さんは日本唯一のプロバグパイプ奏者です。

 広大な公園内で 折よく珍しい生演奏に出会えて、私は興奮の余り震える心をなだめながら 夢中で動画に収めました。

 日本では珍しいスペインのパブパイプ ガイティロの澄み渡った 秋空にふさわしい音色をどうぞお楽しみください!

 広大な公園内の一隅で、たまたま 珍しい貴重な楽器生演奏に出会えたことは 幸運としか言いようがありません。
 まさに「花より団子」ならぬ「花より袋笛」の公園散策でした。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

松本城と白鳥

 ゆったり旅程 ほっこり溫泉 のんびりおしゃべり 地元の美味 格安宿泊 寄る年波を考慮してしての今回の2泊3日の旅は、静岡から52号線を信州までひた走り 途中石和で1時間のランチタイム休憩を取りながらの 往復すべてホテル送迎の快適なバス旅となりました。


 いよいよ秋到来 安定した秋空のもと 信州は松本城のお堀端に遊んでまいりました。
Cimg0602_2


 国宝松本城は、戦国時代の永正年間に造られた深志城が始まりで 現存している6階の天守の中で日本最古のお城です。

 黒と白のコントラストが、遠方に聳えるアルプスの山々に映えてどっしりと構え それはそれは見事な景観です。

 現在天守閣の建物を残すお城は 12しかありませんが、そのうち5重の天守はここ松本城と姫路城だけです。

ご覧のように外観は5重に見えますが内部は6階あり、3年前にたっぷり見学した経緯もあり、急な階段を巡るには悲しいかなこの高齢では到底無理と判断して、今回はお城の全景を眺めながら のんびりお堀端散策と成りました。

Cimg0544


 静かな水鏡のお堀では遠方から 睦まじい2羽の白鳥が、次第に私達の方に泳いでまいりました。
Cimg0562001

私達の足並みに合わせるかのように 次第次第にお城の前まで来たときの事です。

Cimg0599_2

 赤い欄干の「埋橋」と目の前の松本城を同時に収まる格好の藤棚の下のベンチに陣取ったその時。2羽の白鳥はピタッと止まって 「遠方からのお客さん! ようこそ!」 とでも言っているのでしょうか?
Cimg0593_2

 嘴で丁寧に羽繕いを始め、水面に迫り上がりパタパタと羽を整えるパフォーマンスが始まりました。互いに何度も何度も繰り返してはおしゃれに余念がありません。
Cimg0595_2

 しかも ちょうど折よく私達の目の前で、小1時間 ひと時も休むこともと無く2羽は交互に丁寧に丁寧に毛づくろいのお披露目です。
 
 舞台は松本城と赤い橋の欄干の前での白鳥の舞の名演技です。
居合わせた観光客も 異国の旅人も固唾を呑んで見入っております。

 こんなに長々続くパフォーマンスは 願ってもないラッキーチャンスです。
充分眺めた最終盤でしたが 夢中で動画に収録して今回の旅の何よりの記念となりました。

 仲睦まじく小1時間の演技が終わると、2羽の白鳥は揃って埋橋に陰へと去っていったのです。 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

箱根元宮参詣

 箱根ガラスの森美術館の庭園散策、「ベネチアン・グラス2000年の旅展」を堪能して、箱根園での昼食後は
Cimg0499

 駒ケ岳ロープウエーで箱根元宮へ始めての参詣です。
駒ケ岳は箱根山地のほぼ中央にある海抜1,327メートルの火山です。


 山頂までは箱根園から1,800メートルを7分のロープウエーで到着です。
Cimg0516

 運行中のロープウエーから 芦ノ湖や周囲の山々など息を飲む大パノラマが楽しめました。

いよいよ山頂箱根元宮を目指します。
Shrine_img01

  ↓  箱根元宮の由来
Cimg0502_4


 箱根駒ヶ岳山頂の元宮は、箱根神社の奥宮として1964年(昭和39年)に建立されました。
芦ノ湖畔の箱根神社には何度かお参りしたことがありますが、霊験あらたかな駒ケ岳山頂の本宮様参詣を果たすことが出来ました。

絵葉書にもある 芦ノ湖畔に見える箱根神社里宮の赤鳥居

Photo

立派なお社 箱根里宮神社
Photo_2

芦ノ湖畔の美しい社殿は里宮として現在の箱根神社です。

Cimg0501


 ロープウエーを降り、本宮までの足場の悪い小石混じりの山道は私のような老体には少々険しく 不揃いな段差の急勾配を 息も絶え絶えに何とか辿り着きました。

Cimg0508

山頂は平坦で火山特有の瓦礫剥き出し 荒寥とした凄まじさです。

Cimg0510


神様に最も近い中空のパワースポット、点在するケルンに私も小石を一つ積み上げて旅の無事を祈りました。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

箱根ガラスの森美術館庭園散策

 恒例の花を巡る9月のバス旅は、箱根は大涌谷の眺めも美しく箱根らしさを満喫できる箱根ガラスの森美術館の庭園散策からでした。
Cimg0492

 仙石原エリアにある箱根ガラスの森美術館に入ってすぐ目の前に広がる西欧風な建築物や広大な庭園には 
Cimg0404

 仙石原の風物詩でもある ”ススキ” をモチーフとしたオブジェ 丈約1.5mに100粒のクリスタルガラスの花穂

Cimg0401

 200本が秋空の下で7色に輝いています。
Cimg0395

 庭園の人気者のマガモが遊ぶ池には 高さ約9m 全長約10mに 約16万粒のキラキラと光を放つクリスタルガラスの回廊が そよ吹く風に輝くばかりです。
Cimg0393

 池の中央には ヴェネチア市立ムラーノ・ガラス美術館との姉妹提携のシンボル パッツオ・ドゥカーレ・シャンデリアがでんと構えています。
Cimg0405

 庭園からは 今なお煙を吐く大涌谷が目の前に見えます。

 

Cimg0385
誰もが興味深く見入ってしまうのが、不思議や不思議のオーナメントです。
西欧では幸せを呼ぶインテリアとして愛用されているマジックスパイラルは いつまでも見飽きることはありません。

これらの庭園散策をボッケリーニのメヌエットのBGMに乗せた動画でお楽しみください。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

掛川特産の葛布

 秋の七草の一つでもある葛(くず)は日本の各地に分布し、やせ地など放棄畑や道端に しつこいほど繁茂し 大群生をなしているのがよく見られます。
絡みつくようにびっしりと群生する葛のバイタリティには驚くばかりです。
0416058647b6d37a03f0cca43e861217

  盛夏には一日で一メートルも伸びて ともすれば 折角植林した若木に巻き付いてしまう 厄介な害草として嫌われる植物でもありますが、根っこからはデンプンが採れ葛粉となり 風邪を引いた時の葛湯とか京都の葛切りや料理など漢方薬にもなり食用にもなり、特に奈良県の吉野葛は有名です。


 葛は六月から九月にかけて その年に伸びた新しい蔓から採れる繊維の利用価値も高く、これからお話する「葛布」の原材料になることから 花は秋の七草のひとつに、根や蔓まで殆どが役に立つのです。
 害草と云われても「葛」は「屑」ではないのです。
Img_2943001_2


 私が「葛布」のことを最初に知ったのは、五十年ほど前 当時俳句を余生の楽しみとして、大野林火主宰「濱」同人だった伯父大石白夢の句集「」の装丁に 掛川特産の「葛布」が使われていた事に新鮮なカルチャーショックを覚えたことからでした。
以来 襖の張替えに、手織りの簾、色紙の掛け軸などを愛用してきました。
Cimg2989a


 一昨年静岡市教育会館で開催された 俳句「藍四人展」で葛布に書かれた仲田藤車の句に目を奪われたことでした。
Cimg0356_2


 九月二十日の地方新聞に、静岡市駿河区の駿府匠宿で、掛川特産の葛布(くずふ)を使った伝統工芸品の「葛布展」が二十三・二十四日開催の記事を見て早速拝見してまいりました。
Cimg0354
 下の図 葛布老舗の川出幸吉商店さんのトレードマーク「葛布」(くずふ・かっぷ)は、掛川出身の江戸中期を代表する儒学者・書家でもある 細井広沢の書に依ります。

Cimg0353


 明治初期、初代川出幸吉さん考案の「襖地用葛布」の好評から 明治・大正・昭和・平成と葛布の老舗として のれんを守り続け、今回の展示会には五代目の川出英道さんが手掛けた座布団、草履、ハンドバック、財布など160点が並び、
Cimg0345

 特設された葛布織機での実演もつぶさに拝見することが出来ました。

おや! この写真は?
川出さん所蔵 蹴鞠の写真です。
Cimg0350

 蹴鞠袴や乗馬袴、裃や道中合羽など鎌倉時代から掛川の葛布が使われているのです。

 【葛布の蹴鞠奴袴】
Photo

 肌感触のしなやかさ、履き心地の良さから葛布は古くから 蹴鞠の奴袴にも使われていた話や、織機に掛ける時は葛の繊維を水で湿らせてから織るとか、繋ぎ方の「葛結び」の説明など、五代目川出英道さんは 知識の浅い私の質問にも快く丁寧に説明してくださいました。
 
 お許しを戴いて動画収録をさせて頂きました。

 世界に誇る日本の伝統産業は 安価な外国産に圧されながらもその伝統を 後世に伝えて掛川の葛布は脈々と絶やすこと無く守られております。

葛布は無限の可能性を秘めているのです。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

日本平山頂より初秋の富士

 天気予報に依ると 9月上旬は雨や曇りマークが目立ち いよいよ秋雨前線が近づいて来たかと思われます。
9月に入ると同時に手のひらを返したように温度計も急転直下、爽やかな秋到来を骨身に感じました。
 今日は夕方まで天気は大丈夫! 
そうだ! 日本平へ行ってみよう!

 9月5日 新静岡バスターミナル5番乗り場 日本平ロプウエー行き9時25分発50分ほどで日本平山頂ロープウエーに到着。
 天気晴朗、ミ~ンミ~ンと蝉が夏を惜しむように鳴いております。

 いつものように展望台への石段を登っていくと、けたたましいブルドーザーの音がします。 
新たに360度一望できる展望台の建設準備らしい。


春に訪れた時の 山頂にある満開のカワヅザクラを背景に「赤い靴を履いてた女の子」の母子像は、観光客にも地元の人にも親しまれております。
横浜の波止場から遠い国に行ったはずの赤い靴の女の子の事がどうして此処に?

Cimg7895a11

Cimg78961
異人さんに連れられて横浜の波止場から船に乗ってアメリカに渡ったと云われている 日本平麓の清水区宮加三で生まれ育った赤い靴を履いた女の子「岩崎きみちゃん」は実は、病のために、、、

Cimg59761

 上の図3点は今年春 満開の桜の時季の撮影です。 

 おや? 母子像周辺が初秋とは言えどうも様子が違うのです。

Cimg0341 
 春に先駆けてカワヅザクラが「赤い靴」母子像を守るように見事に咲いていた筈の様子が 初秋の景と云ってもどうも寂しいのです。

よくよく見れば、形良く伸びた桜の主幹がスパッと切り取られているではありませんか! 無残な姿です。

途切れもなく唸りを上げるブルドーザーの大音量に聞き取りにくく
 「展望台新設優先のために 桜の木が犠牲になってしまった! 折角形の良い桜の幹を無残にも切ってしまうなんて! 何ということをしてくれたんだ!」
傍らの地元のお年寄りが しきりに嘆いていらっしゃいました。 

「午後になると あの棚引く雲が次第に富士山を覆ってしまうんだ!良い時に来たね」と ご老人。
20170905

 富士山を仰ぐには午前中が良いらしい。
 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧