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2019年4月

蓮華寺公園の藤

4月22日 気温24度 好天に恵まれて藤枝市のほぼ中心地にある憩いの場所、蓮華寺池公園の藤を楽しんできました。

東京ドーム6個分にも及ぶ「蓮華寺池公園」内には春は桜に続いて藤の花、シャクナゲ、つつじ、菖蒲、池いっぱいの蓮の群生に四季折々の花々で訪れる人々を楽しませてくれます。

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名残の桜、オオシマザクラから改良された「里桜」の並木も池の畔に咲き乱れています。

周囲1500メートルの蓮華寺池は、慶長18年頃(1613年)村人総出で掘った人工の池で、雨水を貯めて田畑を潤わせた貴重な灌漑用水だったそうです。Cimg2621  

池の周辺には、20種類、250本以上の白、ピンク、紫の藤を来園者はゆったりと散歩しながら花を見上げたり香りを楽しんだり、
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池の上には鯉のぼりがそよ吹く風に舞い、藤の花とのコラボをスマホで撮影したり、初夏を満喫しています。

末尾ながら、蓮華寺池近くにお住まいだった今は亡き藤枝市出身の作家小川国夫さんもこの池をこよなく愛し良く散歩をたのしまれたそうです。
Cimg2649 【画像は静岡新聞より】
折も折、4月24日の静岡新聞に天皇陛下とともに4月30日に退位される皇后美智子さまのご学友のおひとりだったのが故小川国夫さんの奥様 小川綏子(やすこ)さんは聖心女子大に在籍されていた美智子さまの1学年上で都内のキャンパスでご一緒に学ばれました。
国夫氏との日々を綴った綏子さんの回想記「銀色の月」を美智子さまもお読みになって、宮内庁を通じ美智子さまから「読んで感激しました」と直々に電話を戴いて感激された記事がありました。

 

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いよいよ始まる「お茶の間わいわい」

 自治会の回覧板で、いつまでも元気でいるために、孤立がちな高齢者に地域の活動に何とか参加を促すお知らせが届きました。
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と言っても、遠出を避け、集りやすい場所で、、と、このたびご近所の最近閉店したばかりの店舗をお借りしてこの4月から本格的に「お茶の間わいわい」が開催されると云うお知らせです。

実はここに至るまでに、近隣の3自治会の住民で作る自治連合会が、地域住民の特に孤立しがちな高齢者を対象に気楽に楽しめる「お茶の間わいわい」の集いを企画して下さり、説明会が去る2月6日に地域のお寺さんの広間をお借りして行われました。

3自治会区の対象者と思われる約45名が参加して、お茶を飲みながら歓談をたのしみました。
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自治会長代表と民生委員さんのご挨拶の後、ご近所の製茶問屋の元社長葉桐清一郎さんが、本山茶をふるまい、お茶を淹れる時の心得や歴史を、「売茶翁」と自らおっしゃりながら「人の目の前で淹れるのが最高のおもてなし」と熱っぽくレクチャーくださいました。
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市が運営する地域包括支援センターの有志の方のご指導で緊張した体をほぐす体操で和気あいあいの時が流れます。

住み慣れた街で安心していつまでも元気でいられるために、介護、福祉、健康、医療などさまざまな面で高齢者やその家族を支えて下さる門戸を開いて戴いたのでした。

 

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良薬口に苦し

四ヶ月ぶりのいつもの八十路四人旅の今回は、四月一・ニ日ゆったり熱海温泉泊を楽しみました。

熱海まで来れば、私達には欠かせない「ういろう」を求めに一年ぶりに小田原まで足を伸ばすことに話はトントン拍子に決まりました。

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私達の目的の「ういろう」は「ういろう」でも有名な名古屋銘菓の甘~いお菓子ではありません。

もちろんお菓子の「ういろう」の本家はここ小田原が本元です。
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 JR小田原駅前からは健脚であればらくらくの道のりですが、四人で乗れば何とやら、、とタクシーでお城と見紛うばかりの立派な八ツ棟造りの店舗前に到着。
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勝手知ったる私達は、お菓子売り場の「ういろう」の前を通り過ぎ、「良薬口に苦し」正に言い得て妙。
お一人様二箱限定売りの苦~い「ういろう」売り場の長い行列に並ぶのです。

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「ういろう」は六百数十年もの歴史を称える妙薬です。

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亨保年間、歌舞伎役者二代目市川團十郎は持病のゼンソクで咳と痰のためにセリフが言えず舞台に立てず困っていた処「ういろう」によって全快しそのお礼に、團十郎十八番の「外郎売り」のセリフが誕生した逸話も残っているのです。
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 西洋新薬にも勝るとも劣らない穏やかな万能効能薬を求めて私達は小田原城への足取りも軽く桜見物と相成りました。

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小川三知の修復ステンドグラス

 静岡市が生んだ日本を代表するステンドグラス作家 小川三知氏(おがわ さんち)の功績を広め、その作品の一つが静岡市に寄贈される機運を高めるために、静岡市役所新館1階で2019年3月25日~20日の間特別公開されたステンドグラスを拝見してまいりました。

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4枚のステンドグラスは、1922年に北海道小樽市に建てられ、昭和天皇・皇后両陛下も泊まられた洋館「和光荘」の浴室に設置されていたものです。

大小様々な色ガラス数十枚が組み合わされて、空に舞う二羽の鳥と色付いたツタが絡む木が一服の日本絵画のような優雅なステンドグラスです

所有者の野口氏が和光荘を手放した際、屋外に運び出そうとした時、ステンドグラスの一部が割れてしまいました。

4枚のパネルを組み合わせた作品は、高さ約120cm,幅約320cmで、破損されたのは左側の鳥が舞っている部分の1枚です。

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野口氏は「後世に残すためにも修復して、静岡に戻したい」と静岡市葵区の「ステンドグラス工房かわもと」さんに修復を依頼して約3ヶ月かけて、デザインを変えずに破損部分の色に近い現代のガラスを探してはめ変え、このたび修復が終わり静岡市役所で特別公開されました。
約100年前のガラスと並べても遜色なく見事な修復技術です。

ヨーロッパのステンドグラスと違い、柔らかい色使いで日本人の心に温かく溶け込むこのステンドグラスを「静岡に戻したい」と云う事は、、  実は、、

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多くの有名な建築物に作品を残しているステンドグラス作家 小川三知は、1867年(慶応3年)~1928年(昭和3年) 静岡市呉服町5丁目生まれですから、このステンドグラスは100年ぶりの里帰りです。 静岡市の誇れる貴重な文化財となることでしょう。

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