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2018年4月

なんじゃもんじゃ

 世にも珍しい名の木「なんじゃもんじゃ」を知ったのは、今から34年前の秋のことでした。
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 1984年(昭和59年)の10月、東京は調布市「深大寺」の 当時昼間でも境内が薄暗くなるほど天空を覆うように 四方八方に枝を伸ばす金木犀の巨樹の芳香に酔いしれていた時のことでした。

 たまたま通りかかったご住職が、「元三太子堂」の辺りにある若々しい樹木を指して、「五月のこどもの日の頃、真っ白い雪のような花房を付けるナンジャモンジャという木ですよ」 「??! 面白いなまえですね~」 

はじめて知った世にも不思議な名前を持つ同じ木が、奇遇にも同じ年の昭和59年(1984年)に 郷土静岡市大岩町 元静岡大学跡地に造成された「城北公園」に86本の「ナンジャモンジャ」が植樹されました。

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そんな偶然のご縁で、特別の思いもあって、毎年ゴールデンウィークには、心弾ませて観賞に馳せ参じます。

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 1984年(昭和59年)当時の静岡市長の河合代悟さん(1936-2014)や 多くの有志のお力によって植樹され、30数年経った今年は 庭園の彼方此方に新しく植樹された10数本の若木も花を付け 市民の憩いの場所となっているのです。 
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 「天国の河合代悟さ~ん 
  今年のナンジャモンジャは一段と素晴らしいですよ~!」

 年々歳々同じような光景ですが、この時季ならではの光り輝き 幽かな芳香を放ちながら たわたわ揺れる「ナンジャモンジャ」に癒やされるのです。

 今年は桜も藤もナンジャモンジャまでも、例年よりも10日も早く満開を迎え、急遽4月20日に鑑賞してまいりました。
 ほのかに香る 身も心もリフレッシュ出来る フィトンチッド効果滴面の動画をお楽しみ下さい。

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蓮華寺池公園の藤

 4月18日付 静岡新聞掲載の藤枝市蓮華寺池公園の藤が春風に揺れている「動画 de しずおか」+プラス
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← (スマホにダウンロードしたこのアプリをクリックして新聞の画面にかざします)
スマホをかざすと新聞紙上の写真が動き出す 最新仕組みの動画を見て、早くも満開の藤に背中を押されるように早速行って参りました。
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毎年のことながら、季節の花の ちょうど見頃を鑑賞するのが、地球規模の異常気象の影響から 近頃は困難になりましたが、今年は人も樹木も異常な気温の乱高下に随分悩まされ戸惑いました。

 静岡県藤枝市のほぼ中央にある「蓮華寺池公園」は 東京ドーム6個分にも及ぶ園内には、さくら、藤、シャクナゲ、つつじ、菖蒲から蓮の花へと 四季折々の花々で訪れる人々の憩いの場所となっているのです。
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散策コースに最適な周囲1500メートルの蓮華寺池は、慶長18年頃(1613年)に村人総出で掘った人工池で、雨水を貯めて田畑を潤す貴重な灌漑用水だったそうです。
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【例年より10日も早く満開の藤】 
 2018年4月19日撮影

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 日本一の「藤の都」を目指して 4月21日~5月5日まで藤枝市最大のイベント「第35回藤まつり」が開催されるそうですが、18日にほぼ満開の咲きっぷりで 藤祭り中咲いていて呉れるのでしょうか? 気懸かりです。
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 池の周囲1500メートルには、20種類、250本以上の藤が咲き誇る園内では 例年より10日以上も早く満開となりました。
藤の花言葉は「歓迎」と云うことです。
  今年は早々と咲き揃っての大歓迎です!
 この日も多くの家族連れで賑わっておりました。
 一昨年より昨年、昨年より今年の藤は実に見事な開花です。
日本一の「藤の都」を目指す藤枝市の藤棚をお楽しみ下さい。

 耳を澄ませば 夏うぐいすの美しい鳴き声も聞こえてきますよ!

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俳句を楽しむ会

 十数年続いた私たち八十路の俳句同好会も、寄る年波には勝てず、十数人の会員も年ごとに減少し 一昨年にはとうとう四人がかろうじて とどまると云う自体になってしまいました。

 ご指導戴いた選者の先生も米寿をすぎて、ご利用いただいていた乗り換えの路線バスも 時節柄次第に減少し 昨年三月で「俳句同好会」は解散となりました。

 人生百年の時代、健康で長生きをモットーに試行錯誤しておりますが、残された句友「どんぐりの背比べ」四人は、俳句づくりに余生を過ごす折角の楽しみを失ってしまうことを憂慮し、相談し合い 師匠、選者を持たない 自撰、互選の「俳句を楽しむ会」を発足させたのは昨年の四月のことでした。

 俳句は季語を入れて五・七・五音の短い独立した抒情詩ですが 俳句独特の「切れ」やリズムは大事な要素です。
 お互い俳句で競い合う事では無く、季語を重視して自由闊達な俳句を作り 披露し合っておしゃべりを交えながらの会にしましょうと、平成二十九度四月に満場一致の発足となりました。

 四人ともいずれ劣らぬ年金生活者。
会場は地元の生涯学習センターの最小の会議室を利用させて頂き、指導者・選者も居ませんから謝礼もなく、部屋代とコピー代のみ超格安・安定会費で、自撰・互選・推敲を旨として 出来るだけ原句を尊重して一句に仕上げる事がモットーです。
 楽しむ俳句会がお互いの余生の大切な心の友となってきました。

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 毎月一回、各自俳句五句を用意し、原稿用紙に書き連ね、人数分コピーします。
 折角詠んだ俳句が、選者に拠って 全く違った情景や感情に添削されて 「あれ? 私の句では無い!」 という事もあります。
如何に正調俳句らしく 何処へ出しても恥ずかしくないように添削されて、自分の俳句では無くなっていることをよく聞きます。


 そこで私たちは 各自一句ずつ詠み上げながら どんな情景を どんな心情を詠んだかを簡単に説明します。
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四人だからこそ 実にまとまって良いのです。 
この時間が結構楽しく、四人寄れば◯◯の知恵?とやら、、、
話題も時々脱線しながらも 齢八十にして新しい事柄も智慧も真実も授かるのです。 
 例えば、、、

  新茶季の才取りも絶え問屋街

 静岡はお茶の産地ですから 以前は五月の新茶季ともなれば静岡市葵区茶町通りの問屋街は、周辺に新茶の香りが漂って、朝早くから「才取り(さいとり)」と言われるお茶の売買の掛け声で賑わったそうですが、近頃では 全てが機械化され、流通機構の為でしょうか? お茶の香りも そんな声も聞かれなくなってしまった 句友Tさん作です。
恥ずかしながら 「才取り」という語彙を初めて知ったのです。

   飢餓救うアントワネットやジャガの花

 フランスの飢餓を ジャガイモで救ったマリー・アントワネットは ジャガイモの花をこよなく愛して、ブローチや帽子飾りにジャガイモの花を装飾にした逸話を詠んだのは 句友Sさんの句です。
こんなお洒落な逸話を初めて知った私も この俳句会からでした。

  海の日の引く波海底えぐりけり

 八十路にして これほど力強い俳句に出会った句友Mさん作。


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 積み重ねとは尊く そして嬉しいものです。
平成二十九年度一年間の集大成「俳句作品集」が出来上がりました。 
それぞれ個性的な佳句揃いです。

 三月俳句より抜粋

 春愁や薬頼みの老い夫婦      

 ついばみつ瓢湖の白鳥田に遊ぶ  

 若棋士の「飛翔」と高らか春動く   

 天満宮の牛の目赤し杉の花     


 四月から四人の「俳句を楽しむ会」平成三十年度が始まります。

 

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小田原へ

 一昨年暮に購入した万能妙薬「ういろう」は 服用し切ってしまい、「心細くなってきたねぇ」 いう事で、四月の旅は、小田原まで足を伸ばしましょうと、温泉宿に予約をしたのが二月のことでした。

 今年は異常気象で、東京周辺の桜は お彼岸を待たずに開花してしまい、四月になれば小田原もきっと葉桜でしょうねと いぶかしく思いながらの旅でした。

「ういろう」? お菓子の「ういろう」ではありません。
たとえ小田原界隈の薬局でも通販でも 絶対に手に入らない由緒ある薬です。
 1495年に小田原を平和裏に治めた北条早雲の時代から520年余りの一子相伝を守り続ける 万能妙薬「ういろう」です。

 私たち旅友にとっては 「ういろう」を信頼し、常日頃お世話になっている常備薬です。
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 JR小田原駅前からバスに乗って「箱根口」(170円)で降りると、お城と見紛うばかりの立派な八ツ棟造りが眼前に聳えます。
 知る人ぞ知る「ういろう」本舗です。
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天気は快晴 陽気の良いこの日、「ういろう」目当ての多くの人が私たちと共に店内にゾロゾロと吸い込まれていきます。

 お一人さまニ箱限定販売は周知の通り、中には子供連れの夫婦合わせて五人が 〆て十箱を◯万円で買い求める豪快な買いっぷりも見られます。

 化学薬剤のような副作用の心配もない古来からの純正生薬での製法で、胃腸、心臓、気管を健全にし、体力増強に効果あり、、、
と銘打っていることから、私たちのように多くの愛用者が遠路はるばる常備薬として買い求めるのも むべなるかなです。

 悔いのない思い思いの買い物も済ませ、御幸の浜通りを北に300米ほど歩き 小田原城堀端通りを巡りながら小田原駅を目指すことになりました。
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「わ~! 咲いてる~!咲いてる~」 小田原城お堀端の見事に咲き誇る桜並木に 八十路の足取りも俄然軽やかです。
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小田原城は戦国時代から江戸時代にかけて難攻不落の城として有名です。
「日本さくら名所100選」にも選ばれてはいますが、今年の
桜はご多分に漏れず、ここもすでに葉桜かと思いきや、、、
何と! お堀の水面ぎりぎりまで花枝を伸ばし爛漫と咲いているではありませんか!
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 幸運にも この日が丁度満開とあって、お堀の水面には未だひとひらの落花もありません。 
天守閣の城壁とお堀の石垣を背景に、薄ピンクの桜は 日本が世界に誇る景観です。

 諦めかけていた名所の満開の桜を愛でながら 八十路旅を満喫出来た幸せを しみじみ噛み締めながらのご報告でした。

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電子書籍第三巻は

 書き溜めたブログ記事を、電子書籍で販売できるなど、昭和一桁生まれの私には考えられないことでした。
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 電子書籍と云う形で自分が書いた記事が販売されることなど 知る由もない私が、パソコンサロン講座の 私に合わせてのご指導の賜物で 出版デビュ出来たことは夢のまた夢の出来事でした。
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 「パソコンは老いを知らない」電子書籍化デビュ作 第一巻は昨年12月14日に発刊の運びとなりました。

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 第二巻は、「パソコンは老いの心の杖、老いの孤独を克服するには、、」の副題で出版、試行錯誤しながらでもパソコンの世界に触れ、退屈を克服する術を知ったこと、曽野綾子さん、五木寛之さんの 老いの過ごし方へのアドバイスなど、貴重な講演の恩恵を戴いた記事を 多くの方にご購読頂きましたことは 大変有り難いことです。 
孤独になりがちな余生の過ごし方の一助になればと 綴リました。


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電子書籍発刊など 私には滅多にない機会を得ましたことで、少々弾みが付いた処で第三巻は、2005年に旅した 「中欧四カ国世界遺産の旅」を 俳句を詠みながらの旅日記風に書き綴ったものです。

 第三巻までは写真挿入が出来ませんでした。
第三巻の主要画像を 参考までに数点ご覧頂きましょう。

 カレル橋を渡らずして プラハを語るべからず!

【プラハ最古のカレル橋】
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 プラハ(チェコ共和国)では、チェスキー・クロムロフ、カレル橋など。
憧れの音楽の都ウィーン(オーストリア共和国)ではウィーンでのお楽しみを。
ブダペスト(ハンガリー共和国)では、ブダとペストが一望のゲッレールトの丘からの絶景や、滔々と流れるドナウの曲がり角 ドナウベントの観光を。
プラチスラバ(スロバキア共和国)への国境超えは、国境のない私たち日本人にとって興味深い体験でした。
 
使用する通貨は四カ国とも違います。
 オーストリアではユーロ、補助通貨はセント。
チェコはコルナとハレル。 ハンガリーはフォリント。しかも数種類の紙幣。
こんがらがって仕舞うコインは それぞれの財布の中でジャラジャラと騒ぎ、四カ国違う通貨には ほとほと混乱極めたことでした。

【ドナウ川きっての景勝地ドナウベント】
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 末巻には 少女時代からのあこがれの川、「ドナウ川」については ドイツ南西部シュツッツヴァルトの源流から発し 延々と東欧・中欧八カ国(ドイツ・オーストリア・チェコスロヴァキア・ハンガリー・ユーゴスラヴィア・ルーマニア・ブルガリア・ロシア)を 全長2840キロメートル流れ流れて黒海に注ぐ ドナウの賛美を連綿と語り 会心の作?となり 今年1月25日に発行の運びとなりました。

【プラハ旧市街広場の天文時計】

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 1時間毎に時を知らせるからくり時計、「キリスト12使徒の行進」が始まると 地元の人も私たち異国の旅人も 祈りを捧げたく成るような崇高さに感嘆させられます。

 ハンガリーの小さな街センテンドレは芸術の街で ここで観た「ミクロアート」の驚嘆は 10年たった今でも鮮明に思い出されます。
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 なんと! 針の穴に施されているヤシの木とピラミッド、4頭のラクダの隊列の金細工は 固唾を呑み 息を殺して おもむろに拡大鏡で鑑賞いたしました。 
 今でも鳥肌立つほど記憶が甦って参ります。

 古く歴史を育んだヨーロッパの石造りの重厚な街並みや石畳の街路は 街全体が屋根のないミュージアムとして憧れと興味をもって巡りました。

 十年も前に旅した思い出の記事が鮮明に こんな形で電子書籍として発刊出来た事に感謝感激しております。

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