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2017年2月

日本平梅園と富士山

 気温の乱高下激しい今日このごろ、インフルエンザやスギ花粉飛散を怖れて連日の巣籠りに、心も閉ざし勝になります。
運動不足解消にと独り身の軽さ 思いついたが吉日とばかり 晴天に恵まれた2月16日に新静岡バスターミナルから小一時間の日本平へ行って参りました。


 2月中旬の日本平山頂は寒いと思いきや、散策する観光客も結構多く、路線バス「日本平ロープウェー終点」の一つ手前の「石碑前」で下車すれば、「日本平梅園」が目の前に広がっています。
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 日本平梅園今年の梅祭りは 3日前に既に終わっておりましたが、人影まばらな梅園周辺の河津さくらや、芳香放つ満開を誇る紅白梅たちを愛でる私にとっては正に梅鑑賞日和でした。
 メジロが飛び交う梅園を散策しながら遠方の富士山も臨めます。
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 梅園前の路線バス停「石碑前」から日本平山頂までは5~6分 汗ばむほどに なだらの坂をてくてく歩きます。
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 雄大な富士山が望めるここは 風光明媚大自然に包まれて季節を問わず私の心和む場所です。 
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 すすきがなびく昨年秋に訪れた寂しげな「赤い靴の母と子」像の今年は、満開の河津さくらの下で、懐かしく再会しました。


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西伊豆土肥早春の旅

 2月5日この地方は氷雨、2月9日は多くの地方では豪雪に見舞れた日本列島でした。
その合間 2月6日~8日 3日間の伊豆半島周辺は穏やかな 早春値千金の2泊3日の旅日和でした。

 三島駅前を13時発 温泉ホテル送迎バスで西伊豆の早春風景を眺め お弁当を広げ 積もる話に華を咲かせながら90分のバス旅を楽しみ15時前にはチェックイン。
 ズワイガニ、紅ほっぺ(イチゴ)や 地産地消料理食べ放題のビュッフェスタイルディナーに舌鼓を打ち、朧月を眺めながらの露天風呂と最高の旅の一夜となりました。
翌日 西伊豆は、早くも春の気配です。

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 この日の土肥は穏やかな晴天に恵まれ 満開の「土肥さくら」があちこちに見られます。
 「土肥さくら」は長い日照時間と温暖な気候に恵まれた西海岸の土肥でしか開花しない貴重な桜と聞きました。
上品なピンク色 温暖な伊豆半島ならではの早咲きで 旅人をほっこりさせてくれるのです。

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 翌朝10時、穏やかな早春の陽射しに恵まれて 今は盛りの「土肥さくら」を愛でながら徒歩10分で以前見逃した「土肥金山」に到着。
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 室町時代(1370年)から盛んに金を掘ったのが土肥金山の始まりだそうですが、江戸時代に第一期黄金時代を、明治時代から昭和にかけて第二期黄金時代を迎え、佐渡金山に次ぐ金の生産量を誇った伊豆最大の金山で 推定40トンを産出し 昭和40年に閉山した後は観光の坑道となりました。

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 昔の人は凄いですね。 人力でよくぞここまで掘ったものです!
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総延長100キロはあると云う網の目のような坑内は 昔の人がどのようにして金を掘ったかを再現できる観光坑道めぐり
です。
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 物珍しく小一時間の坑道巡りの後は、土肥金山資料館に展示してある巨大金塊を見て触っての体感は 誰しも目を白黒させての金運パワースポットです。
上写真 250kgのギネス認定世界一巨大金塊の2017年2月7日現在の価格は 12億1千万円也。

「あっぱれ~!」 拍手喝采! 
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ケースの穴から片手を入れて 12,5キロ(6千万円)の金塊をやっとのおもいで持ち上げた豪腕猛者をすかさずカシャット撮影。

「採れるかな~?」 一攫千金を狙う
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 砂金採りの体験も出来ると云う室内温泉「砂金館」で、体験者の見学をさせていただきました。
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 ひたひたと打ち寄せる波の音する
オーシャンビューの宿からは、「ヴォ~~ ヴォ~~」と警笛を鳴らしながら入港する一日4往復の駿河湾フェリー
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 絶景の夕焼けが郷愁をそそります。

 翌日は美味しいもの食べ巡り 冬眠から覚めたひとり身同志八十路余生の「友との旅もまた楽しからずや」の
旅日記でした。

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手遊びで一石三鳥

  後期高齢独居生活が始まった十数年前、次第に押し寄せてくる孤独感と退屈しのぎに自己流で始めた手編みが講じて、出来上がった十数着のセーターは毎冬 「手編みに優るもの無し」と ぬくぬくと随分重宝しております。

 昨年末のこと その頃の色とりどりの残り毛糸玉が入った箱を見つけ、懐かしさと このまま放って置くわけにも行かず、思いついたのが「指なし手袋」を編んで見ることでした。

 と言っても手袋を編むことなど 試行錯誤の初挑戦です。
左右対称に編み上げなければなりませんから 先ず残り毛糸の量の配分と配色に楽しみながらも 随分頭を悩ませました。

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 そこで活躍したのが遠い昔から重宝している封書を計るPOST SCALEでした。 
封書が15円、ハガキが7円時代の代物です。
0から100㌘までリボンを持って吊り下げれば正確に測れるのです。
 両手一組に必要な総量を確認し 色トリドリの残り毛糸の配色を決め緻密に POST SCALEで測り振り分けます。 
左右の同量配分 この時点で頭の体操が始まるのでした。
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先ず中細毛糸で50目作り 4本針で一目ゴム編みを輪に8センチほど編み始めます。
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 毎段一目ずつ8目増して親指部分を編み、
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 輪編みに戻って4センチほどで編み終わります。
親指の脇を綴じ合わせたり、人差し指部分を綴じて完成!

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その気になれば、一組が二日ほどで完成するのです。
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 こうして、この冬は10組余りの「指なし手袋」が完成しました。
編みながら、これは誰の手を温めるのかしら?
これはあの方、これはあの方へと 心豊かに思いを馳せながらの手遊びに余生の幸せを享受するのでした。

 編み溜めた「指なし手袋」たちは、それぞれ貰ってくださった方にご愛用いただいております。

 何より僅かずつ残ってしまった毛糸玉の復活、残り毛糸で余生の楽しみの一役に、拙い作品でも貰ってくださった友人の笑顔、その喜びをブログにしたためる楽しみを得て 「手遊びで一石三鳥 一石四鳥」のつぶやきでした。

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NHK全国俳句大会

 昨年9月25日朝6時35分から放映のNHK Eテレ「NHK俳句」が終る30秒前 流れるテロップに眼一点集中したのが事の始まりでした。
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「平成28年度(第18回)NHK全国俳句大会【題詠は風又は自由詠】に投句締切9月30日消印有効が迫っております」    !!!

 加齢とともに近頃の私は「俳句作りは老いの心の支え」と位置づけて 孤独防止に、退屈凌ぎの為に、無二の境地に浸り苦作と言うよりは句楽に作りたいと心がけるようになりました。

長年の独居生活 寄る年波に押し寄せる孤独と退屈こそ余生の敵、こんな時こそ五・七・五を指折り数え 口遊みながら 自分自身の感性を磨くことで、次第に心身の置き所に落ち着きが感じられるようになりました。
俳句でいまさら他人と競う境地でもないし、楽しむだけでいいと。

 こんな矢先に飛び込んできた人生最初で最後かもしれないと 背中を押されるように、早速インターネットで投句要領と、投句用紙をダウンロードし あと5日しか無い投句締め切りに何とか滑り込みセーフすることが出来ました。
 
 NHK全国俳句大会への投句は、とても敷居が高く 尻込みしていた私も 投句をしたからには淡い期待をいだきながら選句結果を待つこと2ヶ月が過ぎました。

 11月25日 来ました! 来ました!
「入選」のお知らせと大会入場券の封書が届きました。
    

 NHK全国俳句大会入選は たとえシンガリにぶら下がっても、初挑戦の私にとって小躍りするほど人生一大事となった平成28年度(第18回)NHK全国俳句大会は、平成29年1月22日にNHKホールで開催されました。

 こんなチャンスは
二度と無いと、遠路はるばるNHKホールに思い切って鑑賞してまいりました。
 新幹線での上京は十数年の久しぶり しかも八十路単身お上りさんが
無事に辿り着けるのかしら?
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 新幹線を降り複雑な品川駅構内で 右往左往しながら山手線に乗り換え、大混雑の渋谷駅前のバス停で「NHKスタジオパーク行き」直行便を目ざとく見つけて颯爽?と乗車。 
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 初めての「NHKホール」に胸踊らせながら 順調に到着することができました。
案ずるより行くが易しです。

入り口で座席指定券と入選作品集1冊を頂き入場。

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 NHKホール二階 中通路一段上がった見通しの良い席です。

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開会30分前 次第に席を埋め尽くし始めたNHKホール内です。

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 毎年 NHK紅白歌合戦はこの会場で行われるのですから興味津々の私。
昨年の躍動的な2階仮設ステージはこの右手だったのです

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 奇遇にも私の肩触れ合うほどの隣席にはNHKのカメラマンがスタンバイに余念がありません。 思いがけない近影です。
(ここまでの撮影はOK)

 「NHK全国俳句大会」は、NHK学園が昭和57年から開催してきた全国俳句大会が前身で、平成11年からNHKも主催者に加わり今回で18回目となりました。

今年は一般の部の自由題と題詠「風」を合わせて42,996句の投句がありました。
栄えある特選に選ばれた方や 15人の選者の先生方がステージに居並ぶ光景は眩いばかりです。
大会の模様は残念ながら撮影録音禁止です。

総合司会の桜井洋子アナウンサー、特選句披講の鈴木圭一郎アナウンサーの進行で 全選者によって特選作品の披講と選評が和やかに進められながら会場は熱気に溢れました。

この模様は、NHK Eテレで2月11日(土) 15:00~16:13 放送の予定です。

 終了時 満席の入場者一斉退場の大混雑を怖れ 八十路のお上りさんは早目に退場し 渋谷駅までの直行バスに難なく乗車出来ました。
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 渋谷駅まで辿り着けば気持ちの余裕も少々出来て、外国人が驚く渋谷駅前のスクランブル交差点を行き交う人・人・人の波をカシャッと一枚撮りながら
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 渋谷マークシティ2F連絡通路の岡本太郎が1968年メキシコの地で原爆炸裂の瞬間を描いた 縦5.5メートル幅30メートルの巨大壁画「明日の神話」をじっくり鑑賞。  
駅構内の複雑さ! 流石!大東京です。
 
 井の中の蛙の単身お上りさんは右往左往、目を白黒させながらNHKホール全国俳句大会への顛末記でした。

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