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日本平ぶらり散策

 酷暑の夏から秋にかけて今年の天候は余りにも不順でした。
手のひらを返したように、突然肌寒い日があったり、翌日には暑さがぶり返したり、おまけに秋雨前線、度重なる台風襲来に日照不足にうんざりの日々が続きました。

 ご覧ください! この天気予報図を!
Photo
 10月15日朝7時前 
こんな素晴らしい天気予報滅多にない目の覚めるような図です。
絶好の行楽日和!  
 じっとしてはいられません。

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 新静岡バスターミナルより日本平線「日本平ロープウェー」行きの路線バス40分で目指す日本平に到着。
ここからは、帰りのバスの時刻表を確認して 日本平山頂ゆったり散策を楽しみます。

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 名の通りまっ平らな山頂より雲の上に頭だけを見せる富士山を仰ぐことができました。 
久しぶりの富士山です。


 山頂遊歩道傍らにある碑に、誰もが不思議な面持ちで眺めます。
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 まさか! 日本平山頂に「赤い靴」の碑があろうとは?

 静岡市内の方にも余り知られてはいない「赤い靴」の原点が清水区側の日本平ふもとにあったのです。
 ここからふもとを見下ろせば 赤い靴を履いた女の子の名前は「きみちゃん」  きみちゃんにとって懐かしい乳幼児期を過ごした宮加三地区のようです。
 薄幸のきみちゃんを偲び せめて生まれ故郷のこの地に記念の碑が建てられたのでしょう。

 詳細を話しましょう。

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 誰もが知っている童謡「赤い靴」の詩は 1921年(大正10年)野口雨情によって書かれ、翌年本居長世が作曲されました。

 ♪、、赤い靴履いていた女の子 
      異人さんに連れられて行っちゃた

 横浜の波止場から船に乗って
      異人さんに連れられて行っちゃった

 実は、この赤い靴の女の子のモデルが現在の静岡市清水区宮加三で明治35年(1902)7月15日に生まれことが 作詞作曲された半世紀後にわかったということです。

Huit2010_11_09_2       (チャールス・ヒュエット夫妻)

 

 未婚の母から生まれたその子の名前は「岩崎きみ」。
いろいろな事情で母親に連れられて北海道に渡ったり、母親の結婚できみちゃんは アメリカ人宣教師チャールス・ヒュエット夫妻に養女として託されましたが、ご夫妻が任務を終えられアメリカに帰国することになった時には不幸にもきみちゃんは不治の病に侵され、やむなく孤児院に預けられアメリカには渡航できなかったのです。
薬石効なく 一人寂しくきみちゃんは 鳥居坂教会の孤児院で明治44年(1911)9月15日に 母の面影を慕いながら9歳で亡くなりました。
 こんな悲しいエピソードが秘められていたのです。

 哀惜の念にかられながら、日本平ホテルに向かいました。
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 名にし負う日本平ホテルロビーの大きなガラス越しに仰ぐ富士山は一服の絵画 勇壮な姿は格別です。
 fu秋の日本平山頂ゆったり散策の画像を並べてみました

ごゆっくりお付き合いくださいfullscreen。

 

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コメント

ぽちさん、こんにちは~
ようやく秋らしい日になってきましたね。
「日本平ぶらり散策」、私も一緒に楽しませてもらいました。
日本平は静岡人の誇りですよね。
富士山、駿河湾、みかん山、みんな素晴らしいです。

赤い靴の女の子の話は、妹から聞いていました。
哀しいお話ですよね、あの女の子がアメリカで幸せになってほしかったですね。
妹は日本平の麓に住んでいるので、あの碑ができた時には
町内会からも「赤い靴」の由来の広報があったようです。

私もぶらっと日本平に行きたくなりました。

投稿: ひろ | 2016年10月23日 (日) 11時22分

ぽちさん
素晴らしい「秋のぶらり散策」でしたね。
私も、動画をゆっくり見させてもらいました。(^◇^)

「赤い靴の少女」のお話は胸を打たれますね。
子供の頃は、あの唄の通りに、アメリカに行ってしまったものだと
思っておりました。あの碑が出来て初めて事実を知りました。
駿河湾を望める良い場所に碑は建てられて、良かったなぁと
思います。

きみちゃんが私が住んでいる不二見地区宮加三に
生まれたとあって本当に感慨深いです。
この地区は「岩崎姓」がとても多くご近所も岩崎さんが
いっぱいです。だからきみちゃんはこのうちのどなたかの
親戚にあたるかもしれないと思いました。

ぽちさんの天気予報を見ながらの行動の素早さで
私も、良い散策が出来て、嬉しかったです。

有難うございました。

投稿: みず | 2016年10月23日 (日) 16時23分

♪ ひろさん
 あの日の素晴らしい天気図は 正に奇遇の気象だったのでしょうか?
 穏やかな日差しに恵まれて、久しぶりの富士山を
仰ぐことが出来ました。

以来今日まで はっきりしない日が多いようです。

雪化粧の富士山を見に又日本平へ行ってみたいと思います。

投稿: ひろさんへぽちより | 2016年10月24日 (月) 09時57分

♪ みずさん
 赤い靴の「きみちゃん」はアメリカに渡って幸せに暮らしたと誰もが信じていたのでしょうね。
私もそう思っておりました。

 みずさんのお住いも不二見地区宮加三とか、薄幸のきみちゃんの事を殊の外感慨深く思われたことでしょう。

 「赤い靴」の碑も絶好の処に建てられて良かったですね。
 

投稿: みずさんへぽちより | 2016年10月24日 (月) 10時08分

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