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2016年10月

帆船「海王丸」が清水港にやって来た!

 昨年のちょうど今頃、航海練習帆船「日本丸」が静岡市清水港日の出埠頭に入港し、船内の一般公開見学や出港の伝統儀式「登檣礼(とうしょうれい)」に大変感動いたしました。

 今年10月21日にこれも又 大型航海練習帆船「海王丸」が清水港に入港し、22日にはお目当てのセイル・ドリル、25日に出港の感動的なお別れの儀式登檣礼が見学できる情報を得て 胸躍らせて行って参りました。

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 大型練習帆船「海王丸」は「日本の海の王者たれ」と 初代「海王丸」は昭和5年2月14日に進水、世界の人々から「海の貴婦人」と賞賛され愛され親しまれてきました。
 (海王丸パーク公式ホームページより)

平成元年3月7日に「海王丸」Ⅱが進水されました。

 昭和5年に進水以来106万海里、地球を約50周を航海したというのですから正に「日本の海の王者」です。

 10月22日(土)午後1時より「海王丸」のセイル・ドリルがはじまります。
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 現地についた私は先ず舳先の女神「紺青(こんじょう)」にご挨拶。
女神は、大海原での航海の無事を祈っているのです。
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 上図は昨年見学し「た日本丸」の女神「藍青(らんじょう)」は手を合わせて祈る気品あふれる日本女性の像ですが、

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 上図「海王丸」紺青女神は、能管(横笛)を手にした まだあどけさの残る典雅な気品ある美しい女神で 日本丸の藍青女神の妹と言われます。

大海原を航海する帆船に このような繊細なこころ配りに篤いものを感じます。
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 定刻13時、実習生はマストの縄梯子を次々と登り、括り付けた帆を解く作業がはじまり、合図に従い 約1時間をかけて帆を張った美しい 「海の王者」の姿が目の前に輝いて見えます。

 セイル・ドリルは7分間余りにまとめた動画で、ご確認ください。
「ワッショイ! ワッショイ!」の掛け声が船上から聞こえ、私達見学者は固唾を呑んで見守ります。

 

 10月25日(火) いよいよ「海王丸」の出港です。
この日は冷たい小雨降る悪天候となってしまいました。

帆船出港のご挨拶「登檣礼(とうしょうれい)」が見られるかもしれないと期待を込めて行って参りました。

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 雨が降れば「登舷礼(とうげんれい)」(乗組員全員が船の両舷に整列しての挨拶)と云うことでしたが、幸運にも小雨の中 実習生の勇猛果敢にマストに登っての感動的な「登檣礼」を仰ぎ見ることが出来ました。

 この光景は何時見ても 何度見ても目頭が熱くなります。
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 舳先最先端に立つ選手の声高らか号令の下 国立清水海上技術短期大学校、など3校の実習生118名が高さ約50メートルのマストにシンメトリーに並び 大空に響く「ごきげんよ~」の挨拶をして、次の北九州は門司港を目指して出港しました。
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 夢中で撮り続けた「登檣礼」
 海を守る若人の凛々しい姿を9分間余りにまとめました。 
   ご覧ください。

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日本平ぶらり散策

 酷暑の夏から秋にかけて今年の天候は余りにも不順でした。
手のひらを返したように、突然肌寒い日があったり、翌日には暑さがぶり返したり、おまけに秋雨前線、度重なる台風襲来に日照不足にうんざりの日々が続きました。

 ご覧ください! この天気予報図を!
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 10月15日朝7時前 
こんな素晴らしい天気予報滅多にない目の覚めるような図です。
絶好の行楽日和!  
 じっとしてはいられません。

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 新静岡バスターミナルより日本平線「日本平ロープウェー」行きの路線バス40分で目指す日本平に到着。
ここからは、帰りのバスの時刻表を確認して 日本平山頂ゆったり散策を楽しみます。

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 名の通りまっ平らな山頂より雲の上に頭だけを見せる富士山を仰ぐことができました。 
久しぶりの富士山です。


 山頂遊歩道傍らにある碑に、誰もが不思議な面持ちで眺めます。
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 まさか! 日本平山頂に「赤い靴」の碑があろうとは?

 静岡市内の方にも余り知られてはいない「赤い靴」の原点が清水区側の日本平ふもとにあったのです。
 ここからふもとを見下ろせば 赤い靴を履いた女の子の名前は「きみちゃん」  きみちゃんにとって懐かしい乳幼児期を過ごした宮加三地区のようです。
 薄幸のきみちゃんを偲び せめて生まれ故郷のこの地に記念の碑が建てられたのでしょう。

 詳細を話しましょう。

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 誰もが知っている童謡「赤い靴」の詩は 1921年(大正10年)野口雨情によって書かれ、翌年本居長世が作曲されました。

 ♪、、赤い靴履いていた女の子 
      異人さんに連れられて行っちゃた

 横浜の波止場から船に乗って
      異人さんに連れられて行っちゃった

 実は、この赤い靴の女の子のモデルが現在の静岡市清水区宮加三で明治35年(1902)7月15日に生まれことが 作詞作曲された半世紀後にわかったということです。

Huit2010_11_09_2       (チャールス・ヒュエット夫妻)

 

 未婚の母から生まれたその子の名前は「岩崎きみ」。
いろいろな事情で母親に連れられて北海道に渡ったり、母親の結婚できみちゃんは アメリカ人宣教師チャールス・ヒュエット夫妻に養女として託されましたが、ご夫妻が任務を終えられアメリカに帰国することになった時には不幸にもきみちゃんは不治の病に侵され、やむなく孤児院に預けられアメリカには渡航できなかったのです。
薬石効なく 一人寂しくきみちゃんは 鳥居坂教会の孤児院で明治44年(1911)9月15日に 母の面影を慕いながら9歳で亡くなりました。
 こんな悲しいエピソードが秘められていたのです。

 哀惜の念にかられながら、日本平ホテルに向かいました。
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 名にし負う日本平ホテルロビーの大きなガラス越しに仰ぐ富士山は一服の絵画 勇壮な姿は格別です。
 fu秋の日本平山頂ゆったり散策の画像を並べてみました

ごゆっくりお付き合いくださいfullscreen。

 

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島田帯まつり

 東海道の宿場町として栄えた静岡県島田市。
三年に一度の豪華絢爛元禄絵巻 日本三奇祭の一つ島田大祭 島田帯まつり(第108回)が平成28年10月8日~10日 島田市で開催されました。

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 長引く秋雨前線も少し治まった9日に 老体を気にしながら、せめて大名行列だけは是非見て置きたいと、行って参りました。
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 先ずは島田駅前のガイドさんに大名行列巡行の現在地と、コースを詳しく聞いて、現地を目指しました。
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 折よく三・四街境界辺りを巡行の 豪華絢爛錦の丸帯を木太刀に掲げ 静寂のなか伊達に舞い歩く25人の大奴ご一行さまが帯を揺らしながらゆったりと進んでまいりました。
 目の前の日本三奇祭を固唾を呑んで見送りました。

「おび通り」交差点での大奴帯まつり巡行の動画です。

 昔、島田の町では 他町村からお嫁さんを迎えると、花嫁姿のまま町衆にご披露するしきたりがありましたが、嫁いできたばかりで何も知らない花嫁さんには余りにも酷という事で、大井神社、祭典の日にお神輿の渡御を拝観する町衆に 帯を身代わりに安産を祈願してご披露目することになったのが始まりだそうです。

 神輿渡御の警護役で、総勢25人の大奴の左右に差した1,8メートルの木太刀に錦織の丸帯を下げ、それらの衣装合わせて15キロにもなるそうで、
ゆったりと一糸乱れぬ歩みに魅了されます。

 

おび通り」 大きく映る目の前の巡行を見届けて、 次のメインストリート島田駅前から二・三街境界に向かう 島田帯まつり一大イベントをじっくり鑑賞したいと、即刻移動することにしました。
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 巡行を真っ向に迎える特等拠点を陣取ったことは、未熟ながら動画撮影を待つ私にとって こんなチャンスは二度と無いラッキーなことでした。
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 大名行列の若衆に依る、挟箱・大鳥毛を独特な歩き方をしながら二人一組で特徴ある掛け声も大きく受け渡す仕草は 天下一品! 島田帯まつりには欠かせない見せどころです。
 感動的な若衆の一糸乱れぬ受け渡しの妙技は見応えがあります。  
次の動画3題をとくとご覧ください。
 

 二人一組で息を合わせ独特なリズムで歩み 大きな掛け声で挟箱や大鳥毛の鉾を引き渡す若人のパフォーマンスに魅了。

 挟箱は殿様の衣装や道具を入れる箱。
大鳥毛は重さ32キロ、長さ2,6メートルの「鉾」で、天空の邪鬼を倒し、世に平和をもたらすと言われます。
 

 

 繁栄と豊穣の願いを込めた帯まつりは300年余の間島田の街に華を添え続けております。

 

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静岡浅間神社の大神楽祭

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 平成28年10月1日 静岡市葵区の静岡浅間神社舞殿で静岡市の山間部(オクシズ)に伝わる神楽が一堂に奉納する「太神楽祭」
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が初めて執り行われました。
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 今にも雨が降りそうな少し肌寒さを感じる曇天にも関わらず、多くの参拝者は荘厳な古来伝統の神楽舞を観賞することが出来ました。

 静岡市の山間地方(オクシズ)には、各地に特色ある神楽が伝承されております。
安倍川、瀬戸川、大井川流域の山間地方には今でも30ほどの神楽が伝承されているそうです。
 井川や梅ヶ島新田、清沢などにある団体の神楽保存会 五団体の個性ある神楽の舞を初めて一堂に結集して 19演目が次々と繰り広げられる大祭典です。

 午後1時から夜8時まで第三部に分けての大神楽祭。
私は午後3時からの第二部を鑑賞してまいりました。
第二部6演目の中でも同じ演目の舞い方の違いを興味深く つぶさに鑑賞できました。

【八王子の舞】 清沢神楽
清沢神楽は太刀を持ちダイナミックに四人で舞う

 

 

【八王子の舞】 井川神楽
一方 井川神楽はスサノオノミコトの八人の息子をモチーフとした舞とされ太刀を持ち八人で舞う

 神楽舞でしきりに振り鳴らす鈴は、神社参拝の折 お賽銭箱の上にある大きな鈴と同じように、「参拝者を祓い清め 神霊の活動を願う」と云う同じ意味を持っていると言われます。
神楽舞の巫女が鈴を鳴らすと 神様がとりつくと言われます。

 こころに不安や動揺が起きた時、鈴を一振りしてみると その瞬間神様が助けにきてくれるのです。
」には思いもよらない凄い力が備わっているのですね。

 舞殿を離れ 八千才神社(ヤチホコジンジャ)境内に入ると いい匂いがしてきました。
オクシズの大神楽祭にあやかって、オクシズの在来作物をPRしたり、境内特設の直売露店には多くの参詣者が買い求め楽しんでいます。

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 美味しそうに焼ける素朴な鮎の串焼きに眼一点集中、食指が動きます。
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 大好物とあって3匹ゲット。食欲の秋に贅沢な夕餉となりました。

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ゲゲゲの鬼太郎トリックアートの館

 近年あちこちの蓮田が異変をおこしているようです。
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滋賀県に住む娘からのメールにも、毎年見事に咲きそろう有名な琵琶湖沿岸の蓮の花も、「オオバナミズキンバイ」とやらの外来種がはびこり、蓮の花を見つけるのが困難になって嘆かわしいと無残な写真を添えて伝えてきました。
 或いは、外来種の魚や亀などに蓮の根が食い荒らされたりの原因もあるようです。

 私も毎年のように藤枝市の蓮華寺池公園の蓮を見に行くことを楽しみにしておりましたが、今夏の猛暑には寄る年波に絶えきれず今年はとうとう行けず仕舞いでした。

 9月下旬 所用あって久しぶりに藤枝を訪れた帰り道、今年の蓮は如何だったのか?と蓮華寺池公園周辺を巡ってまいりました。

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 ざわざわと葉擦れの賑わう池には 蜂の巣のような蓮の実がみられ 「あぁここは大丈夫だったんだ~ よかった~」
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 ほっと一息入れて池周辺を一巡りしてみると、郷土博物館の面白い看板を見つけました。

♪、、、ゲ、ゲ、ゲゲゲのゲ~ 朝は寝床でグ~グ~グ~ ♪、、、
と今では還暦を迎えようとしている娘達が幼かったその昔 歌いながらテレビを楽しんだ事を懐かしく思い出しました。

 昭和を代表する国民的漫画家 水木しげるさん(1922~2015)といえば「ゲゲゲの鬼太郎」。
 入館にはカメラ・スマホ・デジカメなど携帯して楽しんで、、、 とあります。
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え? 写真撮影していいの?  
ためらいながらも興味津々 思い切って入ってみました。
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 小さなお子さん連れのパパ・ママはスマホ片手に夢中です。
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 グルグル回る渦巻きを10秒間凝視して、ちらっと壺の妖怪を見ると ゆらゆら動く目の錯覚の不思議とか  墓場の絵を見ながら移動すると墓場が大きく動くなどなど妖怪出没にヒヤヒヤドキドキ。

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わ~! つるべ落としに食べられちゃった~!

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 ねずみ男と砂かけばばあが不思議な絵の前で悩んでいます。
引き戸をスライドすれば、、 あら!不思議!

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 大人も子供もトリック体験を楽しむのです。 
撮影大歓迎とあって 私もやたらと撮りまくり ムービーにプロジェクトしてみました。 
 BGMは シベリウス作曲 交響詩「フィンランディア」です。

 展示は日本縦断の旅として、22のトリックアートを体験することが出来、東海地方初上陸は絶好のチャンスです。

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