豪華絢爛 目黒の雅叙園へ
いつもの旅仲間12名の久しぶりの再会は 爽やかな秋日和に恵まれた 東京「目黒の雅叙園」への日帰り旅でした。
東京都目黒区にある結婚式場、ホテル、レストランなど複合施設である「目黒雅叙園」の、木造の旧館は 豪華絢爛な装飾が施され「昭和の竜宮城」とも呼ばれ、ケヤキ材で作られた木造建築「百段階段」(実際には99段でした)と、階段で結ばれた7つの宴会場のお座敷は 主に装飾を担当した画家の名前が付けられています。
天井には花鳥画が描かれ、黒漆の螺鈿細工が随所に見られたり 樹齢100年の床柱、天井、壁面、ガラス窓に至るまで贅を凝らし、昭和初期の芸術家による美と、大工さんの高度な伝統技術は目をみはるばかりの素晴らしい装飾となっております。
残念ながら 木造旧館の「100段階段」からは撮影禁止となっておりましたので、せめて100段階段までの複合施設の内部通路辺りの芸術を鑑賞していただきましょう。
ロビーや通路には、秋の風情も華やかに 日本独特の装飾が施されており 来場者を和ませてくれます。
折しも 目黒雅叙園創業プレ88周年特別企画開催中です。
エレベーター前には多くの祝花が飾られておりました。
「華道家 假屋崎省吾の世界」と銘打って 百段階段の7つの部屋に大掛かりな華道展です。
(ハロウィンを前に大小様々のカボチャまで賑々しく、、、)
気を取り直して、、、
会場へのエレベーター内装の芸術品に一同びっくり仰天!
扉や壁全面に見事な螺鈿が施され、夢か現か幻か?
竜宮城へと誘われるのです。
螺鈿細工は数々見れど、こんな絢爛豪華な螺鈿は初めてです。
これより百段階段を登りながらの7つの部屋には、大掛かりな假屋崎省吾氏の華道展が開催されておりましたが 7部屋に施された日本伝統の美術芸術を極めた調度 樹齢100年の床柱や天井、壁面、ガラス窓など 贅を凝らした 昭和初期の芸術家による美と大工さんの高度な伝統技術の素晴らしさに 感嘆の声を上げ酔いしれたのです。
正に日本文化芸術 貴重な 「昭和の竜宮城」です
(本音を言えば、賑々しい華道展の無い 落ち着いた7部屋を鑑賞したかったのです。今回は辛口でご免なさい。)
百段階段からは撮影禁止でしたので 下図は目黒雅叙園ホームページよりお借りしました。(クリックして拡大で御覧ください)
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コメント
ぽちさん、こんばんは~
すごいですね、目黒の雅叙園の豪華絢爛さは!!!
いや~、素晴らし過ぎですね。
雅叙園の名前は知っていましたが、これほどまでに豪華とは...
日本の美は奥が深いですね。
私も一度行ってみたいです。
百段階段を見てみたいです。
お食事もきっとよかったことでしょうね。
今回もいいお仲間との楽しい旅でよかったですね。
投稿: ひろ | 2015年10月25日 (日) 18時48分
♪ ひろさん
50年ほど前に雅叙園に行ったことがありましたが
今ではすっかり近代化して驚きました。
でも、旧館の面影だけは昔のままで、
日本の美の奥深さは世界に誇れるものがあります。
今回は近代華道家の大掛かりな華道展開催中で
じっくり拝見できなくて残念でした。
ランチタイムは雅叙園のレストランのバイキング
でした。 すべてが美味でしたよ。 (o^-^o)
投稿: ひろさんへぽちより | 2015年10月26日 (月) 11時00分