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2015年7月

岡田美術館 歌麿「深川の雪」と箱根神社参詣

  いつもの仲間との久しぶりの日帰り旅の今回は、近年奇跡的に発見された喜多川歌麿の「深川の雪」の見学をメインに7月21日楽しんでまいりました。

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 箱根芦ノ湖畔到着後、2011年 初詣以来の箱根神社参詣と相成りました。
天気晴朗、35度を超す猛暑の下界に比べ、標高723mの湖畔は25度 爽やかな湖風がそよそよと、薄もの一枚羽織るほどの心地よさです。

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箱根神社 四年半ぶりの参詣で、太古の地震で芦ノ湖底に沈んだ樹木の化石「けけら木」奉納
の様子の変りように驚きました。

上図は2011年撮影の奉納「けけら木」ですが、下図は今回奉納の屋根改修の為  夏の風雨、厳しい日射に曝された お気の毒な「けけら木」ですが、とくとご覧ください。

幾万年の自然の造形「龍」頭部の姿が生々しくも 神々しささえ感じられます。

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     「けけら木」の龍神夏日に曝しをり

 神社参詣を済ませ、神楽殿に差し掛かると 偶然とは云え 折よく 7月31日から始まる 「1258芦ノ湖夏祭り」に奉納される こども能楽「箱根延年」のリハーサル風景に遭遇いたしました。

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リハーサルと云え 可愛らしい子供さんの演じるお能 所作の様子が つぶさに拝見出来た事は 旅人としては実にラッキーでした。

チチ・ポポと鼓の音や ピ~ピ~と笛の音に合わせて謡い奏で、静々と摺り足で演じる子供能楽に 感心しながらしばし見入ってしまいました。

この模様の動画撮りを 2題収録しましたが、リハーサル風景ですので残念ながら公表は控えさせていただきます。

 「1285」芦ノ湖夏祭りとは、箱根神社ご鎮座して 今年1285年を迎える 芦ノ湖観光のイベントとのこと、7月31日~8月5日に亘り開催されるそうです。

     わらべ等のお能納めて湖(みず)まつり

 ランチタイムは芦ノ湖畔にある「絹引きの里本店」さん。
2階窓の眼下には芦ノ湖と周辺の大自然が大きく開け、すばらしい眺望です。

一行17名は自由に座席に着いて 早速ご馳走に舌鼓を打ち始めた時のこと

私の座った席が 何と! 由緒ある席だったことに気が付きビックリ仰天!

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お飲み物お品書きと思っていた 目の前のプレートには

  【着座 レオナルド・ディカプリオ様 2010・7・23 14:00】

とあるではありませんか!  私が座った席にですよ!

改めて良く良く見れば 「金色の座布団」に着座していたのです。
 一行の目の輝きをご想像ください。

それにしても 黄金のお座布団でいただいた 黒ゴボウ・ゴマが練り込んだ名代「絹里細うどん」の 喉越しの良さ お変わり自由で美味しかったこと!

 旅のメイン 岡田美術館へ急ぎましょう。

「岡田美術館」は 国際観光地 箱根小涌谷に2013年10月に実業家岡田和生が収集した日本・東洋の美術品を公開する美術館です。

貴重な美術品観賞には 殊のほかセキュリティが厳しく、カメラ・けいたい・飲料水は無料のロッカーに預け入れ、更に空港手荷物検査よろしく、手荷物はX線検査装置を通過しての入場となりました。

陶磁器・絵画・工芸・彫刻など2階から5階に亘って 古くから日本で受け継がれてきた美術品が観賞できます。

(下 雪月花三部作図はインターネットよりいただきました)

【雪の深川】

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【品川の月】

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【吉原の花】

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 喜多川歌麿(1753~1806)の「深川の雪」「品川の月」「吉原の花」 雪月花三部作は箱根で完結されました。

中でも「深川の雪」(歌麿晩年期の作品)は 明治20年ごろフランスはパリに流出した後、戦前に日本に戻り、戦後間もない昭和23年・27年に亘り公開されたのを最後に消息を絶ったのでした。

近年奇跡的に発見され、(NHKでも大きく放映されましたね) 66年ぶりに公開された 縦2メートル 横3,5メートル歌麿最大の掛け軸で 27名中 1人を除く女性26名の 所作仕種 話し声まで聞こえてきそうな 心模様に至るまで つぶさに描かれた幻の最高傑作は 絶対に見逃せせん。 気になる1人を探してください。

【風神雷神巨大壁画を観賞しながら足湯を楽しむ】

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【風・刻(かぜ・とき)】  風神雷神巨大壁画

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 岡田美術館建物の正面に特設された 源泉かけ流しの「足湯」に癒されながら眺める 縦12メートル 横30メートルの金地パネルに描かれた福井江太郎の巨大壁画 「風・刻(かぜ・とき)」・・・の風神雷神壁画は圧巻です。

 * 折しも 翌日22日の新聞 【歌麿の水墨美人画発見】(福岡)

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喜多川歌麿が墨だけで花魁(おいらん)を描いた肉筆美人画一点が見つかった記事が載っておりました。
 鮮やかな色彩で描かれることが多い中、他に例を見ない 歌麿40歳くらいに描かれた水墨肉筆美人画です。

 

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ズッキーニ

 昨日のブログで惑わせてしまった「珍品種野菜?」なる物の正体が判明いたしました。

 折も折、、、ブログアップした昨日7月19日朝6時  NHK総合TV「うまい!」で 偶然この種の詳しい番組に遭遇しました!

嬉しいことに 時々こんなラッキーなことがあるのです。

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【うり科かぼちゃ属】

キュウリのような蔓もなく、地べたから左右に広げた茎から 上に向かって カボチャの花のような 大柄な黄色い花を咲かせ 受粉して しぼんだ花を天に向けて実が育ち、僅か4日間で収穫するのだそうです。これが一番の食べごろだそうです。

 今では長野県木島平村が全国一を誇っているそうです。


 そう云えば この「珍品種野菜?」も 長野市の とある道の駅で見付けた事も むべなるかな! でした。

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どう見てもカボチャに見えて仕舞うのも、スプーンで中綿種を取り除く事も出来る柔らかさから云っても、瓜の一種と思わざるを得ないことから、「うり科カボチャ属」の一年生果実であることがわかりました。

あの手この手のネット検索に依れば
 果実の外観は カボチャ(ペポカボチャ)の仲間で メキシコ原産らしいのです。
イタリアの家庭料理には今では欠かせない野菜だそうです。

キュウリに似た仲間で 主に緑果種と黄果種があり、最近店頭によく見かけるキュウリをひとまわり太くしたような細長い形が多く、時には 西洋梨のような形もある、、、、、と云えば
   もう ズッキーニしかありませんね。

TV番組では、唐揚げを紹介しておりましたので
 最後に 7ミリ厚さをオリーブオイルでさっと炒めて 塩コショウ、パウダーガーリックでいただきました。

   「珍品種野菜?」の名は  「ズッキーニ」 でした。
 調理の手応えも、味覚もズッキーニ そのものでしたが、 それにしても未確認飛行物体のようなユニークな形状は  どうして作るのでしょうか? 
   今更ながら 驚いています。

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珍品種野菜?

 前回のブログでお届けした白樺湖 池の平ホテルレークサイトのお花畑散策の旅すがら立ち寄った あさぎり道の駅でゲットした高原キャベツは 五日間のうちに美味しく平らげてしまいました。 
新鮮シャキシャキ実に美味しかった。


 今回は 別の道の駅で初めて出合った UFOのような珍品種野菜のお話です。
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「へぇ~? 何でしょう? かぼちゃかしら? カボチャにしては皮が柔らかいし~ 何でしょうね?」 と Kさんとつぶやきながら、何事にも興味深々の私の事、当面 机代の物として眺め楽しむ事にしましょうと、一個百五十円で買ってまいりました。
 これは中でも小さい方で、直径20センチほど大きい物とか グリーンの色もありました。

 直径15センチ、高さ5センチほどの 一見かぼちゃを押しつぶしたような、表面つるつるした肌触り 妙に気になる代物です。

 一週間ほど机の上に於いて なんだろう? 何だろう?と眺めまわしたのでございます。

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 野菜に違いは無いと云う事で、先ずは四ツ割り、いよいよ我流の調理と相成りました。
 皮は柔らかいので剥くほどのこともなさそうで 中綿種の部分は すぷーんで取り除き厚さ7ミリほどの小口に切ってみました。
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鍋にクッキングシートを敷き、オリーブオイル&バジルに漬けこんだ鮭と 小口切りの 「珍品種野菜?」 を並べ、塩コショウし アルミホイルで蓋をして 両面こんがり焼き白ワインで蒸し焼きに仕上げてみました。
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オリーブ&バジルの効いた鮭に 淡白な付け合わせ、 マヨネーズやポン酢しょうゆを振りかけ 昼食に思いのほか結構いけましたよ。
   さて? これは一体何だったのでしょうか?

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7月の白樺湖畔お花畑

 梅雨も終盤を迎えました。 幸運にも 7月4日土曜日 この日一日は降らず照らず 一枚羽織るほどの爽やかな気温に恵まれて 白樺湖畔のお花畑散策を楽しんでまいりました。

 今回の旅は 「しずてつオリジナル企画7月白樺湖編」です。
大型観光バスに22名と云うゆるゆる座席。
 お誘いいただいた パソコン・スマホ仲間 Kさん以外は初対面でしたが 
ほとんどがシニア属 旅慣れた方ばかりでした。

コースは極めて単純 JR静岡駅南口を8時出発⇒道の駅あさぎりで休憩⇒精進湖道路⇒甲府南IC⇒<中央道>⇒八ヶ岳PK休憩⇒諏訪IC⇒大門街道⇒白樺湖/池の平ホテルレークサイドプラザでバイキングランチ~お花畑と湖畔散策。

余談ですが、、、途中 あさぎり道の駅では いつもながら好物の高原キャベツを買いました。
 何といっても新鮮朝採り 最後までパリパリシャキシャキ柔らかいのです。

と云う シニア向け楽々コース 車の無い私には有難い旅です。

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 池の平ホテルのレークサイドは、緑とキスゲの丘
高山植物や北欧風コニファーガーデンが一望できる 日本で唯一のリゾート地です。

 コニファー(針葉樹)? 
  アカシアの枝には針のような刺があることで、、、

      なるほど!

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ランチタイムの後 Kさんと仲良く相乗りリフトでお花畑散策へ。

 ゆらりゆらり小高い丘への眼下には 緑とキスゲの丘には 10万株、80種のユリとキスゲ、シャクヤクが今を盛りと咲き誇りっております。 
 お花畑を見下ろしながらの空中散歩も中々オシャレな演出です。

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Cimg4331a     ルピナスや珍しいサガエギボウシも初めて見ました。

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「黄金のアカシア」 若葉が美しく輝いております。
透き通るような若葉のアカシアもさることながら、秋の黄葉もさぞ美しいと 旅の再来を思い浮かべてしまいます。

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 リフトを降りれば なだらかな丘のお花畑が一望できて、ニッコウキスゲが今まさに見ごろです。 
静かな空間に時折 夏鶯の谷渡りが涼しげにこだまして 命が洗われるのでした。

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 この写真 本当に日本の風景でしょうか? と思われるほどの絶景。
 お花畑から眼下に展開する絵葉書のような北欧風の湖畔風景に癒されます。

 白樺湖畔さながら北欧お花畑

旅好きの私は「白樺湖」は初めてでした。

 

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  白樺の白際立ちて霧の湖


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 のんびりゆったり 自然を謳歌するお散歩気分の旅でした。

    旅は若さの泉です。

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実山椒の佃煮

 「山椒は小粒でぴりりと辛い」とか、「小敵と見てあなどるなかれ」とか ちっぽけな山椒の実でも 世間に一目置かれております。

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 先日デパ地下で青山椒を見付けて買ってきました。
実山椒と云えば 京都の代表的お土産の「ちりめん山椒」とか 鰻の蒲焼に振りかける粉山椒で良く知られておりますが、一度挑戦してみたかったのが「実山椒の佃煮」でした。

 実山椒は 薬味として古くから利用されておりますが、むづかしい成分は割愛して、漢方医学では、鎮痛、解毒、胃腸の機能向上の効能があると云われ ぴりりと辛い味は、脳の働きを活発にさせるプロポリスと同じ成分の和製ハーブと心得ましょう。

 山椒はぴりりと辛いと云うよりも、ビリビリしびれるだけで、その電流的シビレが脳の活性化になると云われることから、私の初挑戦となりました。

 仁丹ほどの小粒な青山椒の収穫も大変な作業でしょうが、これから佃煮に挑戦する下準備として 小枝を丁寧に取り除く作業も 忍耐を試される厨作業でした。

 我流の実山椒の佃煮は、有り合わせの細切り昆布と椎茸を使いました。
   (縮緬雑魚を入れればなお良いでしょう)
ひたひたの水に調味料の味醂・酒・醤油は適量です。
と云うのは きちんと計っておりませんでした。
  私好みの味付けは永年の感に依りました。(-。-)
アバウトな味付けで時には失敗もありますが、これも大事な経験です。
 

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 小枝を取り除いた実山椒は洗って10分ほど塩茹でし、何回も水を替えてアク抜きをします。これでビリビリ感が少々緩和されると思います。

 ここ迄が面倒な作業で 後は焦がさないようにふつふつと煮ます。
汁気が無くなるほど煮詰める事20分ほどで、
   はい! 出来上がり!
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 熱いご飯に、お茶漬けに おにぎりに、など最適ですが 鰯のお煮付けや、ししとうやナスの焼きびたしにからめて 結構はまっております。

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