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富士山麓伝説めぐり ~中編~

 「富士山麓伝説めぐり」 曽我兄弟の霊地を訪れた後は 絶景を愛でながらのランチライムです。
 世界遺産の富士山麓めぐりと云えば 当然! 絶景「白糸の滝」ですね。

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 ここでは、各自自由に昼食をとりながら1時間の散策です。
折悪しくパラパラと雨も落ちてきましたが、昼食もそこそこに 幾十段ものコンクリート階段を一気に下り、「白糸の滝」へと気持ちも逸ります。
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 小雨にけぶってはおりますが 文字通り「滝見橋」からの 高さ20メートル 幅150メートルに渡り 馬蹄型に広がる幾筋もの白い糸を垂らしたように流れ落ちる滝の眺望に ハッとするほど美しく 思わず笑みもこぼれます。
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 滝壺への遊歩道は快適空間 マイナスイオンを充分に浴びて 咲き揃った「秋海棠」の群生が、初秋の風情を見事に演出しております。
 
     秋海棠優しく咲きぬ滝じめり
 
     白糸の滝へ誘う秋海棠

      白糸のいよよ映えたる滝の秋

 私個人としては、「白糸の滝」を訪れたのは50年ぶりで、滝は昔の姿そのままではありますが 昨年世界文化遺産に登録されて すっかり整備された周辺の有様に驚かされました。
 改めまして、
白糸の滝は、静岡県富士市上井出にあり、隣接の「音止の滝」と共に 日本の滝100選にも選ばれ その周辺が国の名勝、天然記念物として指定されています。
又 「富士山信仰の対象と芸術の源泉」として ちょうど1年前に世界文化遺産に登録されました
 
 *滝そのものを表す時は「白糸の滝」と表記し、指定文化財として指定地全体を示す場合は「白糸ノ滝」と表記し区別している* 
と、世界遺産富士山構成資産パンフにありました。
 芝川水系から流れ落ちる滝と、富士山に降った雨や雪解け水から湧き出して 幅約150メートルにわたって 絹糸を垂らす様に流れ落ちる姿は美しく、源頼朝も富士の巻狩りの際に立ち寄った滝でもあります。
* 頼朝の「この上にいかなる姫やおわすらん おだまき流す白糸の滝」と詠んだ和歌から「白糸の滝」との伝承は 一説には「頼朝にかこつけての詠み人知らずの和歌かも知れない」 と云う噂を小耳にはさみました。*
 「白糸の滝」と云えば言わずもがな「音止の滝」です。
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 白糸の滝と台地を隔てた東側に 落差25メートルを流れ落ちる芝川の本流で、轟音を轟かせて、女性的な「白糸の滝」とは対照的な豪快さに圧倒されます。
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 絶え間無く 五臓六腑に轟音とどろかす滝が「音止の滝」とはこれ如何に?
  (世界遺産富士山 後世資産「白糸ノ滝」パンフより)
 今から800年も昔、源頼朝が富士の巻狩りの折、その最中に 滝の傍で曽我兄弟が父の仇、工藤祐経を討つ相談をしていたところ、滝の轟音に「心無い滝だなぁ}と溜息をついたところ、不思議にも激しい滝の音がぴたッと止んで、相談事が運んだ と云う伝承から「音止の滝」と呼ばれるようになったと云われます。

 いい匂いがしてきました。
富士山からの贈り物、雪解けの湧水が育んだ産物は多種多様。
ここでの名物の一つ 養鱒場の「鱒」の串焼きは脂がのって絶品でした。
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コメント

ぽちさん、こんにちは~
白糸の滝、いいですねえ~
私も今年の雪の降ったすぐ後に行きました。
周りはきれいに整備されてびっくりでしたね。
白糸をたらしたようなあの滝、素晴らしいですね。
すぐそばに音止の滝があるのもいいですね。
これぞ世界遺産に値しますね。
かなり階段を上ったり下りたですが、ぽちさんはお元気ですね。
鱒の串焼き、美味しそう!!

投稿: ひろ | 2014年9月21日 (日) 16時29分

ぽちさん
私は、この「白糸の滝」を最後に訪れたのが、
結婚前でしたから、もう40年位前になると思います。
良く覚えていなかったので、ぽちさんの写真で素晴らしい滝の
様子を見ることが出来ました。

「白糸の滝」が世界文化遺産だと言うことも初めて知りました。
「音止めの滝」の由来は面白いですね~
やっぱり、歴史を説明してくださる方がいらっしゃると旅行も
思い出深いものになりますね。

鱒の串焼きの写真は、今にも香ばしい香りが
漂ってくるようです。
自然の中で食すれば、さらに美味しかったでしょうね。

投稿: みず | 2014年9月21日 (日) 18時52分

♪ ひろさん
 50年ぶりの白糸の滝の姿は
昔のまま少しも変わり無く素晴らしかったですが
周辺の様子は整備されて驚きました。

 滝までの崖道も 昔は滝の飛沫で 靴は泥んこ
まみれに 危なっかしい恰好での見物でしたが
現在ではコンクリートの数十段の階段で
老若男女も楽しめるようになりましたね。

 昔は崖にへばりつくような露店が数軒でしたが
道も整備され観光地らしくなり、婆~ばはおどろきましたよ。

投稿: ひろさんへ ぽちより | 2014年9月22日 (月) 10時59分

♪ みずさん
 今回の旅は何と言っても 「しずおか文化新書」の
八木編集長さんが講師ですから、 随所随所の説明も
判り易く 面白可笑しいお話でしたので
歴史に疎い私は尚更見分を広めた嬉しい旅でした。

 白糸の滝と音止の滝は台地を隔てた
近距離で見られますし、これほど対照的な滝が
隣り合わせに見られる事もいいですね。

 鱒の串焼きのいい匂いにすっかり魅せられて
頭から尻尾まできれいに平らげてしまいました。

投稿: みずさんへ ぽちより | 2014年9月22日 (月) 11時21分

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