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城北公園の七つの子ガモと母ガモ

 今年も子ガモたちは無事に誕生しているかしら?と、
5月28日静岡市は葵区にある城北公園の池を訪ねました。 
 緑豊かな庭園には未だ人影はまばらで、池の水面も鏡のように静まっておりました。
昨年の今頃は確か11羽のヒナが誕生していたのに、、、、。

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 東屋で見守るご常連のお年寄りに聞けば 「あの浮島の茂みに確か抱卵中の鴨が居る筈だよ。待ち遠しいけど孵化はあと1週間だね」 と、待ちあぐねています。   

 6月4日の午後 期待に胸をふくらませて行って参りました。
先ずは いつもの回遊式日本庭園 東屋のある池に、、  いました! いました!  11羽の子ガモが孵ったのは4~5日前との事ですが、眼を細めて見守るご常連や 母ガモを無視するかのように 孵化したばかりの子ガモたちの勝手気ままな単独行動には、カメラ目線も追いつけない有様でした。

 親から口移しに餌を与えられる鳥と違って、水鳥は生まれてすぐに自分で餌を探して生きなければなりません。
 柔らかい藻をついばんだり、水面を電光石火の如く滑走して ミズスマシ(アメンボ)を追いかける あれよ!あれよ!の疾走に 見守るギャラリーから 「わァ~! 凄い早さ~!」 感嘆の声も上がるのです。 
 生まれたばかりの子ガモの早や技には 可愛いくもあり驚くばかりです。

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 ベストショットも果たせないまま、大岩通り側の池に廻って見る事にしました。

 梅雨晴れの陽を受けて きらきらと燿よふ若草色の藻が一面に映えるこの池に、7羽の子ガモの育児に励む母ガモの姿が見られた時の 小躍りするほどの嬉しさをご想像ください。  

 おもむろにデジカメを構えてシャッターチャンスを見逃すまいと、下手な横好き俄かカメラ婆~ばの奮闘ぶりは カシャカシャ撮りの150枚もの画像から 幾枚か順を追って選び 末尾に載せた 8分49秒に編んだムービープロジェクトをご覧いただければ ご想像がつくと思います。 (-。-)y-゜゜゜

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 この日、その時 野生の子育て母ガモのパフォーマンスを つぶさに見守ったのは ご近所にお住いで ここ数年鴨を見守り続け、野良猫から守るネット張りや 無頼なカラス はたまた生態系を乱す外来の亀の駆除など 鴨を守るボランティアの一人とおっしゃる初老の紳士と カメラ婆~ばの二人きりでした。

1羽2羽と母ガモの翼に入ったり出たり、隙を狙って潜り込む子ガモ、弾き出されて戸惑う子ガモたち、、、 
 やがて7羽の子ガモを翼下に抱え込み 安堵して満足そうな母ガモ。
 固唾を飲んで見届けたのでございます。

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4日後の6月8日 子ガモたち7羽は、お母さんの翼の中に潜り込むのは もう無理かもしれない成長ぶりです。

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 ボランティアの献身的な取り組みで、お硬いお役所を動かし 池の清掃や外来種の亀の駆除で 甦った美しい池に毎年鴨が子育にやって来て 人々の癒しの場となってきた事が嬉しいと 初老の紳士は篤く語って下さいました。  

 静かに目を細めて見守るボランティアさんと ベストチャンスを見逃すまいとデジカメ婆~ばの小一時間  二人だけの話題で終わるのは勿体ないですね。


 私にとって今まで経験したことの無い野生鴨の目前のラッキーなパフォーマンス。 このムービーをご覧いただいて、思い思いの物語りを描いて戴ければ嬉しゅうございます。

 

     七つの子羽に隠して鴨の母

軽鳧(かる)の子の不意に水脈(みお)引く速さかな

     日暮れてもカルガモ母子を見て倦まず

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癒し」カテゴリの記事

コメント

ぽちさん
先ずは、ぽちさんの情熱に敬服です。
一度ならずも二度も公園に足を運ばれて、カモの親子を
見守っていらっしゃるって、本当に優しいわ~。

水中で暮らす鳥たちが親からエサを貰うのではなくて
自分で探してくるってことを、ぽちさんのブログで初めて
知りました。それはそうかもしれませんね!
巣の中にじっとしている訳ではないのですから、面倒は
見きれませんよね。縦横無尽に動き回る子ガモに、
どの子にエサをやったのかどうかを、確認するは
容易な事ではないですものね!

ムービーででは、カモ親子の愛くるしい様子がうかがえて
ぽちさんが、一時間も粘って粘って撮った写真の成果を
存分に堪能させていただきました。
有難うございました。

投稿: みず | 2014年6月15日 (日) 16時18分

ぽちさん、こんばんは~
今年もカルガモの親子を見せていただいてうれしいです。
我が子を餓死させるような暗いニュースが報じられているなかで、このカルガモのお母さんは何と健気なんでしょう。
7羽の我が子を育てるお母さんは立派ですねえ。
それを見守っているボランティアの方もりっぱです。
そうして毎年ブログにアップしてくださるぽちさんにも感謝です。
文句なしで可愛い!!!
みんな無事に育ってくれることを祈ってます。
ぽちさん、来年もお願いね。

投稿: ひろ | 2014年6月15日 (日) 19時37分

♪ みずさん
 一昨年、昨年は回遊式の東屋のある池のカモの
記事でした。 兎に角子ガモが自在に泳ぎまわり
シャッターチャンスは容易に訪れることはありません。

 今年は初めて大通りの小滝のある池に もしや?と
思って廻ってみました。
池が小さいだけに目の前のカモ一家の観察が
出来た事は、大きな収穫でした。

 それにしても、お願いした訳でもないのに
デジカメを構えた途端、やおら母ガモが
石の上に立ち上がって ご覧のような
パフォーマンスを見せてくれたのには
偶然にしても嬉しいことでした。

 この行為は、私にでは無く、きっと 
ボランティアさんに だったのでしょうね。
ご相伴に預かった私はほんとうに
ラッキーでした。

投稿: みずさんへ ぽちより | 2014年6月16日 (月) 09時35分

♪ ひろさん
 ボランティアの初老の紳士と 観察しながら
「7羽の子ガモ育児中の 愛情あふれる母ガモの姿を、鬼畜にも劣る親に見せてやりたいね。」と話ました。 全くその通りですね。

 シャッターを切りながら、涙が溢れるほど
素晴らしい光景でした。

 ボランティアさんの献身的な行為で、
お硬い役所を動かし、池を美しく甦らせ
毎年野生のカモの子育てが見られるなんて
本当に癒されますね。

投稿: ひろさんへ ぽちより | 2014年6月16日 (月) 09時51分

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