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サクランボ狩りと清春白樺美術館へ 

 恒例のサクランボ狩りの旅の今年は、先ずは八ヶ岳ロイヤルホテルでのランチの後 目前に雄大な甲斐駒ケ岳,八ヶ岳を仰ぎ、自然環境に恵まれた清春芸術村(山梨県北杜市長坂町中丸)を訪れました。

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  今は廃校になった清春小学校の跡地に造られた芸術村に入ると、1981年に芸術家育成のために建てられた16角形のアトリエ(ラ・リュージュ)を囲むように 大正14年3月小学校の校舎落成を記念して当時児童たちによって校庭に植樹された30本の今は葉桜となったソメイヨシノが出迎えてくれます。
1979年山梨県天然記念物に指定され 桜の名所となっているそうです。1cimg1393

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 芸術村の6月、白樺の若木の緑も美しい美術館のプロムナードに入ると 突然目にするセザールの彫刻に あッ!っと声を上げるほど驚かされます。

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   「指圧の心は母ごころ♪、、」
えいっ! と立てた親指 後側に回れば 指紋までくっきりと。   

 清春白樺美術館では 『白樺』の運動に参加した芸術家の諸作品や 『白樺』関係の書簡・原稿などが展示され、ジョルジュ・ルオーコレクション(1871-1958)代表的なキリストのお顔「聖顔」をはじめ、キリスト像や聖書風景など、所蔵作品を観賞いたしました。

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 清春美術館は1983年(昭和58年)に 白樺同人が建設しようとした夢を 銀座吉井画廊の吉井長三氏が実現され、ルオーその生涯に制作された作品の全貌を観賞することができます。

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 夏うぐいすの谺する白樺林に佇む「ルオー礼拝堂」から 微かに流れるパイプオルガンの敬虔な音に誘われて 「叩けよさらば開かれん」とつぶやきながら ノックしてみました。
  たまたまパイプオルガニストの練習中だったとは、、、失礼いたしました。

     老鶯のいざなふルオーの礼拝堂

     梅雨晴れの絵ガラス燿よふ礼拝堂

     楽の音のかそけき白樺若葉風

     老鶯の一声高しルオー展

     老鶯の白樺林のしじまかな

     首夏の旅白樺林の美術館

     ピカソ・クラーベ臨む皐月の自然光    

 20世紀最高の宗教画家であるジョルジュ・ルオーを記念して建てられた礼拝堂は この村を訪れる芸術家たちの瞑想の場となっているそうです。
 入口扉の上部には ルオーがエベール・ステヴァンのアトリエで制作されたと云う ルオーステンドグラス(花束)が梅雨晴れの緑輝く白樺との調和も美しい景観に すっかり心を奪われて仕舞いました。  

「光の美術館」

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 2011年に世界的建築家 安藤忠雄氏に依る設計のコーティングされたコンクリート造りの『光の美術館は、日照時間日本一の山梨県にふさわしく、自然光のみで作品を楽しむ趣向で設計され、ピカソやアントニ・クラーベの作品が展示されております。
 ガラスケースに展示された ピカソ独特のユニークな顔が描かれた陶器の大鉢は 楕円形で小ぶりの盥ほどの大きさです。
この大鉢が清春美術館創設の吉井長三氏のお孫ちゃんの産湯に使わている 愛らしい写真が添えられておりました。
 ピカソの作品で産湯を楽しんだ赤ちゃんは おそらく世界にたったお一人でしょうね。 沐浴中の赤ちゃんの写真 撮影が出来ないのが残念でした。

 芸術村見学のあとは、いよいよ一博農園での4年連続食べ放題のサクランボ狩りです。

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 今冬の
山梨地方の大雪で、如何ばかりかと案じておりましたが、サクランボの巨樹を覆う頑丈に備えられたハウスのお蔭で 「ルビーの妖精」の名にふさわしく、光沢、果肉、果汁のバランスは例年にも勝る出来栄えとのこと、一博さんは 私たちの為に 特に日当たりのよい甘味ののった「佐藤錦と紅秀峰」1本づつを確保して下さっていたのです。
感謝感激!16名の乙女たちは満面の笑顔で 小鳥のようについばむのでした。

     小半時おちょぼ口してサクランボ

     さくらんぼ四、五十粒をむさぼりぬ

     さくらんぼ狩り樹下に寿ぐ八十路旅

 小1時間 存分に堪能した私たちは この日が「一博農園サクランボ狩り」観光の今年の最終日と聞いて 一博ご夫妻共々記念の集合写真に収め 良き旅と一博農園さんのサクランボ今季有終の美を飾りました。

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コメント

ぽちさん
晴れ女さんが揃ったお仲間さんと、今年も行ってきましたね!
サクランボはさることながら、そこにいらっしゃるまでの
素晴らしい芸術の旅でしたね。
創設者の方のこだわりで建てられた美術館は、趣向が
こらされ、光をうまく取り入れたステキな美術館ですね。
写真を見る限りでは、混雑もしていないようで、静寂の中でゆっくりと鑑賞出来たのではないかしら?

ルビーのようなサクランボ、こちらはたまりませんね。
ぽちさん達は、生産者さんとの長年のお付き合いで
ちゃんと、食べる分を確保していただいているようで
存分に味わった様子がお写真で分かります。

ぽちさんとお仲間さんとの楽しい旅が、末永く続きます
ように!

投稿: みず | 2014年6月29日 (日) 14時12分

ぽちさん、こんにちは~
サクランボ狩りの前に芸術鑑賞なんて、ぽちさんのグループでなければ考えつかないことですね。
清春白樺美術館を初めて知りました。
山梨県はいい美術館がたくさんある所ですね。
廃校になった跡地にこんな素晴らしい芸術村があるなんて素晴らしいですね。
あの親指の彫刻を見てみたいです。
そして、サクランボ狩りを楽しむぽちさん達が目に浮かびます。4年連続とは素晴らしい!!
ぽちさんの元気の源がこのグループの旅なんですね。

投稿: ひろ | 2014年6月29日 (日) 16時06分

♪ みずさん
 梅雨もさなかでありながら 今年も
好天に恵まれ 良い旅ができました。

 実は清春美術館の事は知りませんでした。
「芸術村」、緑豊かな山梨県らしいネーミングですね。

 好天にもかかわらず、この日は混雑も無く
ゆったりと観賞できました。
ルオーの作品がこんなにも多く所蔵されている事も
大満足でしたし、白樺林に佇む瀟洒な
「ルオー礼拝堂」から 微かに流れる
パイプオルガンの音にも こころ洗われました。

 ここのサクランボは山形産に 勝とも劣らない
ご自慢のルビーの妖精です。
来年も楽しみです。 (o^-^o)

 

投稿: みずさんへぽちより | 2014年6月30日 (月) 10時16分

♪ ひろさん
 恒例となったサクランボ狩りの前の
美術館観賞が出来るのも
山梨ならではの 贅沢な旅です。

 仰る通り、廃校となった小学校の跡地に
「芸術村」とは、これも山梨ならではと思います。

先ず 入口の16角形のアトリエに驚き 
セザールの彫刻には 誰しも ギョッとおどろきます。 w(゚o゚)w

背丈ほどの大きさですし、指紋までくっきりとしていますから。

 瞬間 「指圧の心は母心~♪、、」を連想してしまいました。
こんな たくましい親指での指圧 効き目ありそうですね。

 サクランボ農園のオーナーさん 穏やかなファミリーです。
サクランボの美味もさることながら 雰囲気の良さからも
恒例となってしまいました。

 「私たち 来年も元気で居ましょうね。」と
異口同音 励まし合っております。

投稿: ひろさんへ ぽちより | 2014年6月30日 (月) 10時39分

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