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奈良若草山焼きと奈良周遊 ~石光寺編~

   山焼きを鎮めて夜来の雨上がる

 夜には雨と云う天気予報を見事にくつがえし 「お山焼き」を好天の夜空に恍惚と見納めて 心地よい深い眠りに着いた頃 天の神様は予報通り火消しの後始末をなさったのでした。

 しっとりと濡れた斑鳩の里を後にして 奈良周遊へと私たちのバスは奈良県は葛城市の「石光寺(せっこうじ)」へと向かいました。

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Photo  

 石光寺の山号は慈雲山。ご本尊は阿弥陀如来さま。
飛鳥時代後期(白鳳期)に建てられた寺院ときいております。 天智天皇の時代に光りを放つ三つの大石があり 掘りだしてみると弥勒三尊の石像が現れたのがこの名の由来だそうです。

 中将姫伝説ゆかりのお寺さんであることと、今を盛りの「蠟梅」を愛でることが目的の参詣でもありました。
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石光寺はボタンの名所としても知られ、この時期に咲く藁帽子に包まれた寒牡丹が見られるはずでしたが、残念ながら「遅かりし由良之助!」
 寒牡丹は既に花は終わっており 役目を終えた藁苞が早春の景色の一役を演じているかのようでしたが 春雨にしっとり濡れた「蠟梅」が辺りに芳香を放ち この寺苑に華を添えておりました。

     咲き終えて藁苞さびしら寒牡丹

      蠟梅の曼荼羅に咲く寺苑かな

     蠟梅に小雨そぼ降る石光寺

     寒牡丹果て蠟梅明かりの石光寺

     蠟梅の中将姫の像匂ふ
Cimg0363

 石光寺には「染寺」の異名もある中将姫伝説に因んだお寺さんでもあるのです。
中将姫が曼荼羅を織るために 蓮の茎を集めて糸を採り、それを井戸水に浸したところ五色に染まり 桜の木に掛けて干したと云う伝説の「染の井」と「糸かけ桜」を目の当たりにした私たちは小雨の中での参詣に満足感さえ覚えたのでございます
Photo_3
 

私たち女性にとっても興味深い中将姫に就いては 中将姫ゆかりの もう一つのお寺さん「当麻寺」編の次回に譲ります。 
 今日も旅のお付き合いありがとうございました。

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コメント

ぽちさん、こんにちは~
近くの山まで雪が降りましたね。
毎日寒かったけれど、今日は暖かくてほっとします。

石光寺は初めて知りました。
落ち着いた雰囲気のいいお寺のようですね。
行ってみたくなりました。
恥ずかしながら「中将姫」のことは知らないのです。
次回のブログでお勉強させてくださいね。

投稿: ひろ | 2014年2月16日 (日) 15時02分

ぽちさん
おはようございます。
石光寺は、とてもしっとりとした情緒あるお寺のようですね。
若草山の山焼きは、天気予報を覆した好天に恵まれ
このお寺では、雨に清められた蝋梅を見ることが出来て
本当に、良い旅でしたね。

私もひろさんと同じで、「中将姫」のことは、知りません。
次回を楽しみにさせてもらいます。

投稿: みず | 2014年2月17日 (月) 10時06分

♪ ひろさん
 石光寺は、関西花の寺霊場のひとつと
云われ、中でも春ぼたんは素晴らしいそうです。
今回は寒牡丹は既に終って残念でしたが
名残りの藁苞はさすがに立派でしたよ。

 中将姫については うろ覚え程度でしたが
「染め井」を見学できた事には満足感を
覚えました。
そぼ降る雨でしたが、ほんのり匂う
蠟梅に迎えられて落ち着いた寺苑散策
でした。

投稿: ひろさんへぽちより | 2014年2月17日 (月) 16時16分

♪ みずさん
 若草山焼きの夜は 雨が降るとの予報でしたが
何とか持ち堪え、むしろ例年に無く温かでした。
宿より ホッカイロのサービスもありましたが
使わずに済んだほどでした。
風の向きも、動画でご覧のように 絶好の流れで
宿の屋上からでもはっきりと見られました。

 夜中からの雨で火消し役の方々も
ほっとされた事でしょうね。 

投稿: みずさんへぽちより | 2014年2月17日 (月) 16時24分

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