« 豊好園第22回お茶飲み会~前篇~ | トップページ | 京都へ名残りの紅葉旅~前編~ »

豊好園第22回お茶飲み会~後篇~

11月23日勤労感謝の日は穏やかな晴天に恵まれ まさにに豊好園さんのお茶飲み会と野趣の集いに申し分ない小春日和となりました。
午前10時 JR清水駅からの送迎バスは招待客で満席 ノンストップで約1時間興津川を遡り両河内布沢の豊好園さんに到着した時には、前庭にはテントも張られ、先客万来 村を上げての賑わいが始まっておりました。

お茶飲み会までの、前庭での「野趣の集い」のお楽しみは 自家栽培の自然薯の「とろろご飯」 焼きしいたけ、山の幸おでんには行列が出来るほど。

Photo
「芋ちゃあちゃ」と呼ばれる焼きサトイモは絶品です。
 家族の誰よりも早く起きて 10キロほどのサトイモを蒸す担当は 80歳を超えた元気なおばあちゃま。
真っ白い割烹着姿で会場を行ったり来たり、甲斐甲斐しいご接待ぶりには 驚かされます。

 恒例の品評会受賞茶でのお茶飲み会は、ご自宅客間で開催。
4人1組が5組づつでのレクチャーは、静岡県農林技術研究所の先生が担当して下さいました。
クラスメートだったMさん、Kさんはご夫妻で それに私の4人はおもむろに座に着き レクチャーが始まりました。

* 「燦(きらら)」の淹れ方(4人分)

Photo_2

まず1煎目の淹れ方は

Photo_5

① 100ccのお湯を50℃までさまします
    (湯気が小さく上がる程度)
   その間に4個のお茶碗を温めて置きます
② 急須に茶葉10グラムを入れます

Photo_4
③ 50℃にさましたお湯を円を描くように急須に
   ゆっくり注ぎます
④ 約1分ほどで茶葉が開きかけたら
   茶碗に均等の濃さで注ぐように
   ゆっくりと最後の1滴まで注ぎます

口に含んで舌で転がし味わえば「燦(きらら)」の風味が鼻に抜け ほろ苦さと合いまった甘さが思わず笑顔になるのです。
 これが日本の侘び寂び 食文化の原点と思う瞬間でしょうか。

Photo_6

2煎目の前に「栗の渋皮煮」が運ばれます。豊好園さん栽培の栗をおばあちゃまが手間暇かけて ほんのり甘く煮上げたいつものお茶菓子です。
2煎目も同じ手順で淹れるのですが お湯の温度は65℃で20秒ほどで

1煎目と同じように4個の茶碗に均等の濃さで注ぎわけます
栗の渋皮煮をいただいた後のほどよい渋味の後味がなんとも嬉しい!

 3煎目 4煎目はお湯の温度を上げ量も多めに時間を置かず注ぎ分けます。

充分に楽しんだ針のように細く艶やかな茶葉も ふっくらと萌葱色のお茶がらですが 湯通しして、お浸しや佃煮、油いためにしていただけるのです

 小春日をたっぷり浴びて 楽しい野趣の集いの後の「お茶飲み会」
ふくよかな味と香り 農林技術の先生、村を上げての賑わい、家族の絆
心温まる集い 振り分け荷物のお土産に 今年もうれしい日本の文化の原点を堪能いたしました。

 

 

|

« 豊好園第22回お茶飲み会~前篇~ | トップページ | 京都へ名残りの紅葉旅~前編~ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

ぽちさん。おはようございます~
「お茶飲み会」の楽しい様子が伝わってきました。
毎年素晴らしい企画ですね。
里芋の美味しそうなこと、食べたい~~
日本の食文化の原点に違いないですね。
私ももっと心してお茶をいただかなくてはと思いました。
いつまでも「お茶飲み会」が続きますように、ぽちさんがいつままでもお元気で参加できますようにね。
清々しい気持ちにさせていただきました。
ありがとう!!

投稿: ひろ | 2013年12月 9日 (月) 07時27分

♪ ひろさん
 焼きシイタケや「芋ちゃあちゃ」と云う焼き里芋は
野趣の集いにぴったりの素朴な味わいでした。

 こんな素晴らしいお茶飲み会も 既に22年も
続けていらっしゃる豊好園さんの たゆまぬご努力と
実直さ、家族の絆あっての集いなのですね。

投稿: ひろさんへぽちより | 2013年12月10日 (火) 14時54分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/213648/58684520

この記事へのトラックバック一覧です: 豊好園第22回お茶飲み会~後篇~:

« 豊好園第22回お茶飲み会~前篇~ | トップページ | 京都へ名残りの紅葉旅~前編~ »