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2013年12月

京都へ名残りの紅葉旅~後編~

 「数え日は親のと子のとは大違い」 
増して寄る年波の私には 何と!忙しく過ぎ去った1年でしたでしょうか。
週刊「年寄りの冷や水ブログ」も あっと言う間に今年最後の掲載となりました。

痛ましい戦争、空襲,食糧難など幾多の苦難を体験した私には 何はともあれ 
 平和な日本の今を生き、良き友に恵まれ 健康で過ごせる事に感謝感謝の一年でした。

 極月もとうとう残りわずか ご多忙の中を 今日もご訪問下さりありがとうございます。
紅葉旅の総集編は、京都名残りの紅葉旅 順を追っての画像をムービープロジェクト 12分間にBGMを付けて旅を振り返ってみました。
 大掃除の合間 ちょっとひと休みして、古都の自然に心の安らぎを そして明日への希望をもって ご笑覧いただければ嬉しゅうございます。

     ネットサーフィンしてときめきの数え日を

 ご訪問下さりありがとうございました。
    皆さま お健やかに
             佳い新年をお迎えくださいますよう

 

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京都へ名残りの紅葉旅 ~中編~

 私たち旅友は 京都の旅と云えば必ず立ち寄るお土産店があります。
前夜 清水寺ライトアップの幻想的な紅葉を有り難く見納めた私たちは 朝の目覚めもすっきり 9時出発を30分早やめて、西本願寺前の漬物屋さんへ直行いたしました。
 朝一番客の私たちは 白ワインでの試食の漬物に舌鼓をうちました。
白ワインで戴く漬け物も中々乙なもので、下戸の私も朝からほんのり頬を染めて 京都名残りの紅葉狩り2日目に胸を弾ませました。
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 先ず向かった先は 京都五山のひとつで 広大な境内に伽藍が並ぶ「紅葉の東福寺」です。

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 仏殿から開山堂に至る渓谷(洗玉澗=せんぎょくかん)に架かる橋廊は、1380年に普明国師が 谷を渡るに難儀な僧を救うために架けられたと伝えられる橋で、国師が書かれた「通天」の扁額が掲げられております。
 この渓谷一帯には 葉先が三つに分かれた特徴的な「通天紅葉」と呼ばれ 秋には黄金色に染まる楓が二千本にも及び 季節を問わず訪れる人の心を清めます。

     還向して京の名残の紅葉旅
ピンク色の艶やかな「小町もみじ」は 多少色褪せてはおりましたが 通天橋を渡りながら眺める渓谷の紅葉は 京都を代表する紅葉の名所とあって 去りがたい光景です。

 これが今年の紅葉の見納めかと思われる師走の哀愁を存分に味わいました。

京都ならではのお豆腐づくしの昼食後、龍馬ゆかりの寺田屋騒動の旅籠屋へ。

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「寺田屋」は 坂本竜馬の隠れ宿の旧跡地に旧宅に倣って 明治時代に再建されたと云われ 今でも宿泊もできるそうです。

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慶応2年 寺田屋に逗留中の龍馬が幕府役人の襲撃に遭った「寺田屋騒動」の際に遺された刀傷は、訪れる多くの観光客に撫でまわされて どう見てもこれが刀痕か?といぶかしげに眺めてしまうほどつるつるに光っておりました。

     冬ざれの旅籠刀痕の撫でびかり

「昔白刀恋の通い路裏梯子」と呼ばれる「おりょうさん」が通った裏階段や寺田屋女将「お登勢」の写真、龍馬の部屋をつぶさに見学して 龍馬を偲びました。

多少の時間の余裕もあって、お札納めの旅友のお蔭で「伏見のお稲荷さん」詣での恩恵にもあづかりました。

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 鮮やかな朱塗りの立派な楼門には、狛犬ならぬ狐が鎮座ましませ、「稲荷におもいおこして詣でたるに、、、」と、千本鳥居へと誘われます。

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稲荷山には信者から奉納の1万基を超える鳥居の異次元の世界に誘われます。

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健脚を誇る?私たちも全山参詣は到底無理なこと 「千本鳥居」を往復して 年忘れの旅を締めくくりました。

 

 

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京都へ名残りの紅葉旅~前編~

 2013年の年忘れの旅は 『今年の紅葉狩りは京都へ! 光明寺参道の紅葉トンネルと、東福寺の通天橋から見下ろす紅葉』と題して、12月3・4日 いつもの名ドライバーさんのバスで、いつもの元気な旅仲間15名です。     

      底冷えを老いはばからず京の旅  

 京都左京区の紫雲山 光明寺は御本尊阿弥陀如来さまを祀る知恩院と並ぶ格式を誇る浄土宗の大本山の一つです。
全山で紅葉を観賞できるそうですが、特に参道の両側から紅葉した樹木が覆い もみじトンネルと云われる「もみじ参道」が有名です。

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総門をくぐり、なだらかな幅広い表参道の紅葉をゆったり観賞の途中 さすが俳句をたしなむ多くの旅友 目ざとく見付けた 芭蕉生誕三重県上野出身 昭和初期の俳人塩田紅果の苔蒸した句碑 
  さて? 何と詠むのでしょうか?  

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    「うつし世の楽土静けし花に鳥」

     句碑あらばしかと見留め紅葉狩り

 御影堂、阿弥陀堂にお参りを済ませて、200メートルも続く「もみじ参道」と呼ばれる緩やかな坂道の参道の両側には華やかなヤマモミジやイロハモミジのトンネルとなっており 散り紅葉を踏みしめながら往く秋を惜しみました。

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 梅花の頃の北野天満宮には幾度となくお参りした私たちは 今回は初めての平安時代菅原道真が在原業平らと共に詩歌管弦を楽しんだと云う長岡天満宮の参詣となりました。
 参道両側にびっしり植えられているキリシマツツジは4月下旬には濃紅色の花で参詣者を迎えるそうですが、葉はこの季節にしては驚くほど肉厚で艶やかな濃エビ茶色で盛り上がって見える光景は 私たちの目を奪いました。
  カメラ婆~ばとして 撮影してこなかった事が悔やまれます。
 
2万坪の社地の回遊式庭園の照り紅葉も実に美しい!

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 ホテルでの早やめの晩餐のあと、この旅を企画下さったYさんの特別のお取り計らいで 思い掛けない 清水寺のライトアップの紅葉見物に繰り出しました。
 普段暗夜の清水寺境内には何処からともなくお香の良い香りが漂い、500基ものライトアップもされて
 朱塗りの山門が夜空にくっきりと浮かび モミジの枝々から ちらちら見える三重の塔 上空には ご本尊である観音菩薩のご慈悲を表すと云う一閃の青いサーチライトが横切り 荘厳な古都の幻想的な夜を演出しているのです。

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     清水の舞台は紅葉の雲の上

     ライトアップの堂塔際立つ紅葉狩り

     投光のもみじ煌めき闇動く

     観音堂の逆さ紅葉を浄土池

     観音さまのご慈悲に仰ぐもみじかな

     
清水の舞台から見下ろすライトアップの紅葉渓も息を飲むほどに美しい!


 

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豊好園第22回お茶飲み会~後篇~

11月23日勤労感謝の日は穏やかな晴天に恵まれ まさにに豊好園さんのお茶飲み会と野趣の集いに申し分ない小春日和となりました。
午前10時 JR清水駅からの送迎バスは招待客で満席 ノンストップで約1時間興津川を遡り両河内布沢の豊好園さんに到着した時には、前庭にはテントも張られ、先客万来 村を上げての賑わいが始まっておりました。

お茶飲み会までの、前庭での「野趣の集い」のお楽しみは 自家栽培の自然薯の「とろろご飯」 焼きしいたけ、山の幸おでんには行列が出来るほど。

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「芋ちゃあちゃ」と呼ばれる焼きサトイモは絶品です。
 家族の誰よりも早く起きて 10キロほどのサトイモを蒸す担当は 80歳を超えた元気なおばあちゃま。
真っ白い割烹着姿で会場を行ったり来たり、甲斐甲斐しいご接待ぶりには 驚かされます。

 恒例の品評会受賞茶でのお茶飲み会は、ご自宅客間で開催。
4人1組が5組づつでのレクチャーは、静岡県農林技術研究所の先生が担当して下さいました。
クラスメートだったMさん、Kさんはご夫妻で それに私の4人はおもむろに座に着き レクチャーが始まりました。

* 「燦(きらら)」の淹れ方(4人分)

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まず1煎目の淹れ方は

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① 100ccのお湯を50℃までさまします
    (湯気が小さく上がる程度)
   その間に4個のお茶碗を温めて置きます
② 急須に茶葉10グラムを入れます

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③ 50℃にさましたお湯を円を描くように急須に
   ゆっくり注ぎます
④ 約1分ほどで茶葉が開きかけたら
   茶碗に均等の濃さで注ぐように
   ゆっくりと最後の1滴まで注ぎます

口に含んで舌で転がし味わえば「燦(きらら)」の風味が鼻に抜け ほろ苦さと合いまった甘さが思わず笑顔になるのです。
 これが日本の侘び寂び 食文化の原点と思う瞬間でしょうか。

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2煎目の前に「栗の渋皮煮」が運ばれます。豊好園さん栽培の栗をおばあちゃまが手間暇かけて ほんのり甘く煮上げたいつものお茶菓子です。
2煎目も同じ手順で淹れるのですが お湯の温度は65℃で20秒ほどで

1煎目と同じように4個の茶碗に均等の濃さで注ぎわけます
栗の渋皮煮をいただいた後のほどよい渋味の後味がなんとも嬉しい!

 3煎目 4煎目はお湯の温度を上げ量も多めに時間を置かず注ぎ分けます。

充分に楽しんだ針のように細く艶やかな茶葉も ふっくらと萌葱色のお茶がらですが 湯通しして、お浸しや佃煮、油いためにしていただけるのです

 小春日をたっぷり浴びて 楽しい野趣の集いの後の「お茶飲み会」
ふくよかな味と香り 農林技術の先生、村を上げての賑わい、家族の絆
心温まる集い 振り分け荷物のお土産に 今年もうれしい日本の文化の原点を堪能いたしました。

 

 

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豊好園第22回お茶飲み会~前篇~

「、、いつもの11月がやってきました。今年も11月23日(勤労感謝の日)にお茶飲み会を開く事になりました。
秋の深まる布沢で1日をお過ごしいただければと思います。
今年もお茶受けは栗の渋皮煮です♪」  

恒例の豊好園お茶飲み会のご案内状が届きました。
ご案内状の「豊好園きららめーる」には今年のお茶コンテストのご苦戦や うれしいニュースもしたためられておりました。

「きららめーる」には♪、、、
日本中どこでもお茶を作っておりますが、お茶には各県ごとに特徴があるのです。 
今年の全国茶品評会は京都で行われました。
日本中の生産者が自慢のお茶を出品します。当然の事ながら地元京都の生産者が多くを出品しております。
 京都は玉露が多いのですが、(
新芽1~2枚で太陽光線をさえぎる玉露製法に比べかぶせ茶は 玉露と煎茶の製法の中間とでも云いましょうか) 「かぶせ茶」も当然の事ながら力が入ります。、、、♪

 そんな過酷な審査によって全国「かぶせ茶の部」で見事3等賞を得た「燦(きらら)」でのお茶飲み会です。
こんな受賞出品茶を味わう機会は中々ありません。

「燦(きらら)」でのお茶飲み会の様子をお伝えするまえに、、、 
こちらは長期成熟茶の飲み比べ試飲会場です。
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このティールームに立ち寄られる方は みなさんお茶のエキスパートですから 素人の私としても お茶の奥義を極める場でもありました。

三代続く「豊好園」さんの出品茶はやぶきたで 農薬も使わず手摘み 手揉みの自然栽培です。 品評会は楽しいとおっしゃりながら、ご自分のスタイルを貫き、ご自分が満足できるお茶を出品し続け お茶に心をのせて 今なお研究を重ね励んでおられます。
 二代目次男
次郎さんの受賞出品茶
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 次郎さんの力作は「燦(きらら)」に留まらず、2012年世界緑茶コンテストで見事最高金賞とフロンティア賞の「苺が浮かぶ紅茶」 はたまた、今年2013年世界緑茶コンテストで「響十茶(おととちゃ)」と「富士山三色茶」が 金賞W受賞の栄誉に輝きました。
 「響十茶(おととちゃ)」は 選び抜かれた10品種一服サイズのセットです。
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*山の息吹 渋味が少なくアミノ酸含有の旨味
*あさつゆ 天然玉露と云われ とろっとした旨味
*くらさわ 渋味系 甘味系のお茶にブレンドする縁の
       下の力持ち
*いなぐち 渋味好みの方に はまります
*やまかい 早稲品種で春の息吹を感じます
*香駿 ジャスミンのような強い香り
*つゆひかり 一般に深蒸し茶 普通蒸しで旨味と爽や
                   かな香り(静岡県一押し)
*静7132 桜の葉のような優雅な香り
*やぶきた お茶の王様 静岡県90%
*さえみどり キングのやぶきたと天然玉露のあさつゆ
         の子供。早生品種のサラブ レット 

Cd       
 添付のCDは 「響十茶(おととちゃ)」創作のための 演奏Gipsy Vids(佐々木優樹 ギター、石川裕子ヴィブラフォーン、中司和芳コントラバス)録り下ろしの 心に響く季節の断片5曲が収録されております。
音楽とお茶のコラボレーションは至福のひと時となるのです。

 新鮮で都会的センス溢れた お茶に心をのせての創作は 山懐に抱かれた静岡市清水区布沢の里から生まれたのです。

第22回今年の 豊好園「お茶飲み会」と「野趣の集い」のご報告は次回に譲りましょう。

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