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白内障手術 私の場合~中編~

 二ヶ月毎の眼科定期健診と、白内障の進行を抑制する眼薬処方箋を戴きに 買い物がてら街中の S眼科医に通院しておりました。
 人の手を煩わす事の無い今のうちに白内障手術をと、決心も固まりました。
N総合病院眼科医を経た個人眼科医のS先生は 私の施術希望のY眼科医院あてに快く紹介状を書いてくださいました。

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 7月22日 混みあう事で定評のY眼科医院。7時半に到着した受付開始の待合室には、既に40~50人は当然なのだそうですが、8時半の診察開始前からそれぞれ持ち場持ち場のスタッフの明るい対応に、さほどの退屈もせずに 問診から始まり、視力検査、10何種類かの眼球検査を経て、いよいよY院長先生直々の検診結果の説明をいただきながら、私の為の施術方法の大要を穏やかに話して下さいました。

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 最短でも二ヵ月半後の入院手術の日程も決まり 「白内障入院手術予定表」等々をいただき10時半に医院を後にしたのでした。
私としても凌ぎやすい10月初旬の手術日程はもっけの幸いです。

 院内のご案内をしましょう。

【視力検査室と次の検査待合室】

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 説明会① 9月6日 当日手術予定者10数名は 心電図・採血と、手術の方法や、それぞれの術後の視力はどんな風に見えるでしょうか! 個人個人への丁寧な説明の後、入院病棟の見学、日帰り手術の人の術後の過ごし方など 2時間ほどのオリエンテーションです。
 説明会② 9月26日 10数機種の手術前の検査と、手術2日前より抗菌剤の眼薬投与とその説明はスムーズな展開でした。

【明るい入院病棟】

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 いよいよ10月7日 午前9時までに入院。処置室にて体温・脈拍・血圧測定後 執刀医の最終確認。 昼食後病室で静かに手術の順番を待ちます。その間2時間毎 優しい看護士さんの血圧測定、点眼などもありますが 誰もが手術までのこの時間の云い知れぬ恐怖感にさいなまれるのは致し方ありません。
 手術は午後から日帰り手術の方から始まり 日帰りの方は手術が済めば下図の部屋で1時間ほどの休息を取って帰宅となります。

【日帰り手術休憩室】

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入院手術の私は12番目 17時45分より 先ず腕に血圧計の帯が巻かれ、心電図器具を胸にぺたぺたと設置され キャップを被り 麻酔の点眼を1滴の後 希望と恐怖感が錯綜しながら車椅子で手術室に運ばれ これより俎上の鯉になるのです。

 手術台に横たわるやいなや、スタッフのてきぱきとした準備も整い、顔に眼球のみが開けられた大きなシートが被され、間髪を容れず あれよあれよの間に、心電図や5分毎の血圧計が始動開始 いつの間にやら血管注射の痛みも感じる暇も無く打たれておりました。  
    この早や技!
 眼球は流水で洗われ、どうやら手術が始まったようです。
やがて 例えようも無い美しい光の世界。 宇宙の彼方に幾万燭光の目映さ! ブルーや淡いピンク色の光がオーロラのように展開する。 今まで出会ったことの無いなんと美しい明るさでしょう!
 
 てきぱきと手術がなされてはいるようですが、何の痛みも苦痛も無く、光輝く幾万燭光の中をさ迷いながら 私の脳裏にはバッハのカンタータ 「主よ人の望みと喜びを」のメロディが流れ 不思議な時を刻んでおりました。

 3回目の血圧計の腕の圧迫が解けた時「終わりました!」と執刀医の声18時。


永いようで短かった15分間の施術の後 分厚い眼帯が施され車椅子で病室に無事帰還と云う次第でした。  
  ほっと一息の瞬間です。
    「あれっ! 痛くなかったんだぁ~」

鬱々とした四人部屋はほっと安堵の雰囲気がみなぎり
その夜は静かな眠りにつきました。

 翌朝8時に眼帯が取れた時に眺め見廻した万物の くっきりすっきりの透明感!


 10月9日 左目の手術は、勝手もわきまえて 希望を抱いて俎上の鯉となりました。
翌10日朝8時 眼帯が外され 両眼完全開眼瞬間の喜びは筆舌には尽くせません。 この新鮮な透明感! 木々の緑の風に揺れるこまやかさ!  この感動は生涯忘れる事はないでしょう。 

廊下では73歳の男性患者のHさん 「もしもしっ!おかあさん? 見えるよ! よ~く見えるようになったよ! 嬉しいなぁ~!!!」と感涙に咽びながら奥さまに電話を掛けておられます。

【洗面所の盆栽】
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【娯楽談話室】

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 病棟は明るく清潔感に溢れ、洗面所には心和む盆栽が置かれ、 TVが楽しめる談話室など自由に出入りできる 癒される空間です。

【食堂風景と手術直後の私】

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 手術1時間後、鏡に向かって記念撮影?の余裕です。

4泊5日の入院患者を喜ばせる食事タイム。
料理に合わせた食器もアットホームです。
和食あり、中華あり、イタリアンあり 栄養バランスの採れた日替わりメニューは入院患者の楽しみでもあるのです。例えば10月8日 偶然か必然か? ゴロ合わせで「そばの日」の
狐ソバも美味でした。 
 入院食としては画期的な 焼き立ての自家製のパンのおいしかったこと! 
     毎回完食です。

【病窓の景色】

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病棟の窓辺から 緑美しい山の風景を眺め 秋の風情を楽しみながらの点滴タイム。 ホテル住まいかと錯覚するほどの上げ膳据え膳の入院生活も終りました。

     癒えし夢を爽やかに俎上の人

     身に沁むや施術幾万燭光の宙     

     四人部屋励まし合うて秋の夜

     手術無事終えてベッドの秋灯し

     手術終え秋灯明るく四人部屋

     点滴の窓よりそよぐ竹の春

     秋澄めるもの皆いとし退院す

     天高し謝辞深々と退院す

     「そこひ」癒えてげに透明感の秋景色

     「そこひ」癒えて灯火親しむキーボード

 

     

 

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コメント

ぽちさん、こんにちは~
私もいつか白内障の手術をすることになると思いますが、このブログのお蔭で安心してその日を待つことができそうです。
Y医院は本当に素晴らしい所ですね。
施設もそうですが、スタッフの対応等素晴らしいの一言です。
ぽちさん、本当によかったですね。
物がはっきり見えるということは幸せなことですよね。
入院中なのにしっかりと写真も撮られて、説明も完璧です。
さすが大先輩はすごい!!
このブログで白内障手術を決心される方は大勢いらっしゃると思います。
ありがとうございました。

投稿: ひろ | 2013年10月20日 (日) 11時41分

ぽちさん
まず、ブログの素晴らしいこと!

Y医院は、まるでホテルのようですね!
清潔で、またスタッフの皆さんが親切で適切に、手術者を
ホローされてる様子が良く分かりました。
私も、きっとこの手術を受けることになると思っていますが
今日のぽちさんのブログで、不安が払拭されました。

目が、見えるってホントにありがたい事ですよね。
ぽちさんは、入院中にもかかわらず、院内の写真も撮られ
何か、余裕すら感じられましたよ。
本当に、有難うございました。

投稿: みず | 2013年10月20日 (日) 16時45分

♪ ひろさん
 今回もご訪問くださり有難うございました。
手術台に乗るまでは恐怖感でいっぱいでした。
順番がくるまで、ゆったりとベッドで待つのですが
緊張のあまり肩こりがひどかったのです。

  ~(°°;)))オロオロ(((;°°)~

 数人の方の評判を聞いてY医院にしました。
評判どうり予想以上でしたよ。
本当に有り難かったのです。

 取り留めも無い作文でしたが、
喜びを多くの方にお伝えしたくて
だらだらと書いてしまいました。

投稿: ひろさんさんへぽちより | 2013年10月21日 (月) 10時14分

♪ みずさん
Y医院は自然の風景が良い場所にありますし
先生はじめ、スタッフのみなさんの
行き届いた対応はピカイチです。
 
 たった1滴の点眼で、手術に耐えるだけの
麻酔ですから、今の医学は素晴らしいですね。

何の痛みも無く、1時間の休息の後
病棟の写真撮りを楽しみましたよ。

みなさんに安心して戴けるよう
一生懸命ブログに公開してしまいました。
 m(. ̄  ̄.)mス・スイマセーン

投稿: みずさんさんへぽちより | 2013年10月21日 (月) 10時24分

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