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2013年10月

白内障手術 私の場合~後編~

 こうして私は良き医師と良き医院に恵まれ 白内障手術も想像以上の効果を得て、見通し明るい80歳代の坂をぼつぼつと登りだしました。

 いよいよ白内障の手術の決心をした時、「さて? 白内障とは云え これは疾病の為の入院手術ではないでしょうか?」 20年ほど前に掛けて置いた僅かばかりの生命保険に「疾病障害入院手術特約保険」を附加していたことに、はた!と気が付いたのでございます。 
  ひょっとしたら?入院手術の保険金が、、 と期待に胸が弾みました。

 善は急げ! 手術前のある日のこと 保険証書を携えて保険会社の窓口で相談してみたのです。
白内障入院手術の内容に依っては 保険の対象になるかもしれない事に、淡い期待を抱き 「入院手術診断書」の用紙一式を戴いてまいりました。

 手術後最初の診察日 病院にお願いして置いた「入院・手術診断書」(3,500円でした)を戴き、必要書類等を添えて 早速保険会社窓口に「入院・手術保険」の請求をいたしました。 窓口では懇切丁寧に対応して下さいました。

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 保険は掛けて置くべきですね。
そして相談してみるものですね。
「獲らぬ狸の皮算用」 もしかして多少でも保険金がいただけたら、、、とあれこれ思い巡らしての楽しみです。 
 後期高齢年金生活者ですから なおさら心が弾みます。

 請求して1週間後、銀行口座には、契約通りの振り込みがありました。
  思わず笑みがこぼれます。

 加齢と共に怪我や病気に見舞われやすく こんな時の為にも 「転ばぬ先の杖」ならぬ、転んだ後の大きな助けとしても 若い時から身の丈ほどの保険は、掛けておくべきですね。 
しかし 折角掛けて置いた特約保険も、忘れていたり 気付きもしなければ特典も活かされません。
 契約時にはその内容も理解したつもりの保険証書も、年月が経過すれば記憶も薄れ、内容説明も細かくて複雑で理解することも 納得することも中々困難です。
 万一入院手術となった折は、掛けていた保険の事を思い出して下さい。
そして迷わず 保険証書を持って 窓口に相談することをお勧めします。

 * 大事な事は、折角掛けた保険も 本人が申請し請求しなければ 当然支払って戴けるものも支払って戴けないのです。

  お節介な老婆心と知りつつ つぶやいて仕舞いました。

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白内障手術 私の場合~中編~

 二ヶ月毎の眼科定期健診と、白内障の進行を抑制する眼薬処方箋を戴きに 買い物がてら街中の S眼科医に通院しておりました。
 人の手を煩わす事の無い今のうちに白内障手術をと、決心も固まりました。
N総合病院眼科医を経た個人眼科医のS先生は 私の施術希望のY眼科医院あてに快く紹介状を書いてくださいました。

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 7月22日 混みあう事で定評のY眼科医院。7時半に到着した受付開始の待合室には、既に40~50人は当然なのだそうですが、8時半の診察開始前からそれぞれ持ち場持ち場のスタッフの明るい対応に、さほどの退屈もせずに 問診から始まり、視力検査、10何種類かの眼球検査を経て、いよいよY院長先生直々の検診結果の説明をいただきながら、私の為の施術方法の大要を穏やかに話して下さいました。

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 最短でも二ヵ月半後の入院手術の日程も決まり 「白内障入院手術予定表」等々をいただき10時半に医院を後にしたのでした。
私としても凌ぎやすい10月初旬の手術日程はもっけの幸いです。

 院内のご案内をしましょう。

【視力検査室と次の検査待合室】

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 説明会① 9月6日 当日手術予定者10数名は 心電図・採血と、手術の方法や、それぞれの術後の視力はどんな風に見えるでしょうか! 個人個人への丁寧な説明の後、入院病棟の見学、日帰り手術の人の術後の過ごし方など 2時間ほどのオリエンテーションです。
 説明会② 9月26日 10数機種の手術前の検査と、手術2日前より抗菌剤の眼薬投与とその説明はスムーズな展開でした。

【明るい入院病棟】

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 いよいよ10月7日 午前9時までに入院。処置室にて体温・脈拍・血圧測定後 執刀医の最終確認。 昼食後病室で静かに手術の順番を待ちます。その間2時間毎 優しい看護士さんの血圧測定、点眼などもありますが 誰もが手術までのこの時間の云い知れぬ恐怖感にさいなまれるのは致し方ありません。
 手術は午後から日帰り手術の方から始まり 日帰りの方は手術が済めば下図の部屋で1時間ほどの休息を取って帰宅となります。

【日帰り手術休憩室】

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入院手術の私は12番目 17時45分より 先ず腕に血圧計の帯が巻かれ、心電図器具を胸にぺたぺたと設置され キャップを被り 麻酔の点眼を1滴の後 希望と恐怖感が錯綜しながら車椅子で手術室に運ばれ これより俎上の鯉になるのです。

 手術台に横たわるやいなや、スタッフのてきぱきとした準備も整い、顔に眼球のみが開けられた大きなシートが被され、間髪を容れず あれよあれよの間に、心電図や5分毎の血圧計が始動開始 いつの間にやら血管注射の痛みも感じる暇も無く打たれておりました。  
    この早や技!
 眼球は流水で洗われ、どうやら手術が始まったようです。
やがて 例えようも無い美しい光の世界。 宇宙の彼方に幾万燭光の目映さ! ブルーや淡いピンク色の光がオーロラのように展開する。 今まで出会ったことの無いなんと美しい明るさでしょう!
 
 てきぱきと手術がなされてはいるようですが、何の痛みも苦痛も無く、光輝く幾万燭光の中をさ迷いながら 私の脳裏にはバッハのカンタータ 「主よ人の望みと喜びを」のメロディが流れ 不思議な時を刻んでおりました。

 3回目の血圧計の腕の圧迫が解けた時「終わりました!」と執刀医の声18時。


永いようで短かった15分間の施術の後 分厚い眼帯が施され車椅子で病室に無事帰還と云う次第でした。  
  ほっと一息の瞬間です。
    「あれっ! 痛くなかったんだぁ~」

鬱々とした四人部屋はほっと安堵の雰囲気がみなぎり
その夜は静かな眠りにつきました。

 翌朝8時に眼帯が取れた時に眺め見廻した万物の くっきりすっきりの透明感!


 10月9日 左目の手術は、勝手もわきまえて 希望を抱いて俎上の鯉となりました。
翌10日朝8時 眼帯が外され 両眼完全開眼瞬間の喜びは筆舌には尽くせません。 この新鮮な透明感! 木々の緑の風に揺れるこまやかさ!  この感動は生涯忘れる事はないでしょう。 

廊下では73歳の男性患者のHさん 「もしもしっ!おかあさん? 見えるよ! よ~く見えるようになったよ! 嬉しいなぁ~!!!」と感涙に咽びながら奥さまに電話を掛けておられます。

【洗面所の盆栽】
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【娯楽談話室】

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 病棟は明るく清潔感に溢れ、洗面所には心和む盆栽が置かれ、 TVが楽しめる談話室など自由に出入りできる 癒される空間です。

【食堂風景と手術直後の私】

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 手術1時間後、鏡に向かって記念撮影?の余裕です。

4泊5日の入院患者を喜ばせる食事タイム。
料理に合わせた食器もアットホームです。
和食あり、中華あり、イタリアンあり 栄養バランスの採れた日替わりメニューは入院患者の楽しみでもあるのです。例えば10月8日 偶然か必然か? ゴロ合わせで「そばの日」の
狐ソバも美味でした。 
 入院食としては画期的な 焼き立ての自家製のパンのおいしかったこと! 
     毎回完食です。

【病窓の景色】

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病棟の窓辺から 緑美しい山の風景を眺め 秋の風情を楽しみながらの点滴タイム。 ホテル住まいかと錯覚するほどの上げ膳据え膳の入院生活も終りました。

     癒えし夢を爽やかに俎上の人

     身に沁むや施術幾万燭光の宙     

     四人部屋励まし合うて秋の夜

     手術無事終えてベッドの秋灯し

     手術終え秋灯明るく四人部屋

     点滴の窓よりそよぐ竹の春

     秋澄めるもの皆いとし退院す

     天高し謝辞深々と退院す

     「そこひ」癒えてげに透明感の秋景色

     「そこひ」癒えて灯火親しむキーボード

 

     

 

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白内障手術 私の場合~前編~

唐突ですが 「白内障」とはどんな病気でしょうか?
 ≪参天製薬 提供 抜粋≫ 
人の目はよくカメラにたとえられますが、カメラのレンズに相当するのが、水晶体です。 
水晶体は、直径9ミリ 厚さ4ミリの凸レンズの形をして、膜に包まれています。水晶体の中身は、透明な組織でたんぱく質と水分で構成されています。
正常な水晶体は透明で、光をよく通しますが、様々な原因で水晶体の中身のタンパク質が変性して濁って来る事があります。これが「白内障」といいます。
水晶体が濁ると、光がうまく通過できなくなったり、光が乱反射して網膜に鮮明な像が結べなくなり、視力が低下します。

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なるほど! 周辺の友人にも、白内障の手術をされた方が多く、私はまだまだと、高をくくっておりました事今更ながら反省しております。 

「白内障」の原因は千差万別ですが、最も多いのは私のように 加齢に依る一種の老化現象からで、人間のみならず 動物全般に亘って高齢ほど多く発症するそうです。
 昔は「白そこひ」と云っておりました。

 今年のNHK大河ドラマ「八重の桜」ヒロイン新島八重の かくしゃくとした兄 山本覚馬は 白内障が原因で失明されたそうです。
昔は手術も出来ず 治す事も出来なかったのです。

 医学の発達した現在の「白内障」の手術は 眼薬点眼だけの局所麻酔をほどこし 十数分ほどの手術です。  体験者に云わせれば 「こんなに鮮やかに見えるとは! もっと早く手術すればよかった~!」と にこやかな答えが返ってまいります。
 しかし今でも「白内障」を治す薬は無いと云う事で、私の場合この2年間は進行を遅らせる目薬を点眼して凌いでおりましたが、近頃俄かに視力が衰えて、定期的に眼の健康診断をしていただいた先生に 静岡市内でも名医として有名なY眼科先生宛「紹介状」をいただいて、白内障の手術を受ける決心をいたしました。


     意を決し「そこひ」施術を神無月

 「白内障」手術は 基本的には眼科医から薦められるのではなく、生活習慣に不便を感じた本人の意思で 手術を申し出でるのが通例のようです。

     長月の神に守られ入院す

 紹介して戴いたY眼科医院は 静岡切っての名医ですから 当然のことながら多少の恐怖感を抱きながらも 安心して手術に臨みました。
 10月7日朝入院、午前中に最終検診 午後右目の手術、9日には左目の手術を終えて鮮やかに 「開眼!」  まさに案ずるよりは産むが易しのことわざ通りでした。 
 この晴れがましい気持ちをどう表現しましょうか?
 10月11日午前 抜けるような青空を仰ぎながら退院いたしました。

 次回は4泊5日の入院手術体験をお伝えしたいと思います。

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十月の行事

 爽やかな秋が訪れました。
芸術の秋・食欲の秋 いよいよ錦秋の季節到来です。
金木犀の香りも漂って来る頃です。
私の大好きな季節です。

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 後期高齢年金暮らしの私にとって、「余分な物は買わない!」主義に徹しておりますから、広告チラシには出来るだけ目も通さずに古紙回収に回しますが、たまたま目に止まった 10月1日朝刊 E新聞店のチラシに10月の行事が紹介されておりました。
もちろん10月の暦や祝日などは
 3日 ゴルフ 日本女子オープン選手権(6日まで)
 8日 寒露
14日 体育の日
17日 十三夜
20日 土用  美智子皇后さま誕生日
23日 霜降
などがあげられますが、全国津々浦々 月々の行事を楽しみ それぞれの暮らしに活力をいただきます。


 E新聞店のチラシにある10月の面白い行事をご紹介しましょう。

1日 はんこの日    2日 スヌーピーの日    
3日 ドイツ統一の日

4日 古書の日     5日 折り紙供養の日    
6日 とろーりの日

7日 ミステリー記念日    
8日 ビリザーブドフラワーの日

9日 塾の日       10日 転倒防止の日   
11日 鉄道安全確認の日

12日 豆乳の日     13日 麻酔の日       
14日 世界標準の日

15日 たすけあいの日  16日 人と色の日      
17日 カラオケ文化の日

18日 ミニスカートの日  19日 海外旅行の日   
20日 頭髪の日

21日 お部屋のカスタマイズの日    
22日 図鑑の日 

23日 津軽弁の日    24日 暗黒の木曜日    
25日 民間航空記念日

26日 デニムの日     27日 世界新記録の日  
28日 透明美肌の日

29日 てぶくろの日    30日 ニュースパニックデー

31日 天才の日  など中には常識知らず 世間知らずの私には解釈に乏しい日もありますが?と、 戸惑う行事もありますが こじつけがましくて面白いですね。

ゆうらくの森」にも10月3日は「登山の日」とあり、な~るほどね!

 日本人が江戸時代から盛んに流行らせたゴロ合わせで、6日のとろ-り  9日の塾  10日の転倒 19日の塾 20日の頭髪  29日のてぶくろ  等々口をもごもごさせて何とか調子を合わせてがってん!

こんな遊びを楽しみながらも、迫る齢波には勝てず、新聞を読む事にも少々難儀になりました。文字が霞むのです。 
 近視の始まった30才頃から 外出時には眼鏡のお世話になるものの、半年ほど前までは編みもの、縫物 読み書きなど生活には、眼鏡無しで総てをこなしてきました。縫い針に糸を通すことも お茶の子さいさいでした。
近頃は 人相見が使う天眼鏡のお世話になることも必至となりました。
2ヶ月おきには眼科の定期診断もかかせませんでした。


と云う訳で 希望を抱いて 今週いよいよ私は開眼します。
鬼の撹乱! 図らずも10日間ほど軽い風邪気味のぐずついた体調もすっかり回復して 5日間の「白内障」手術治療の為の入院準備も 旅支度にも似て完璧です。 
 

  

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