« 東北の旅へ | トップページ | ナンジャモンジャ讃歌 »

東北の桜

 旅の二日目は、「ここまで来たら是非行ってみましょうよ」と予定を大幅に変更して 「三春の滝桜」へと向かいました。
 「三春の滝桜」は福島県田村郡三春町大字久保にあります。なるほど所在地からも打って付けのネーミングだったのですね。

Photo

「三春の滝桜」は 日本五大桜、三代巨桜の一つとして知られ、樹齢千年を超す樹高12m、根回り11m、幹回り9,5m。枝張り東西へ20m前後の紅枝垂れ桜の巨木です。
毎年4月中旬から下旬にかけて 四方に広げた枝々から薄紅色の花が流れ落ちる滝のように咲き匂うことから この名が付いたといわれます。
1922年(大正11年)に国の天然記念物に指定され、桜の名所ランキング1位は他の追随を許さないと云われますが、2005年(平成17年)1月の大雪で十数本の枝が折れる被害に見舞われたものの、2011年(平成23年)の東日本大震災では、大きな損傷はなかったそうです。

 どんな樹木の開花も早や目早や目の今年は 既に満開は過ぎ 幾分色あせててはいましたものの、聞きしに勝る見事な咲き振りに観光客は後を絶ちません。 
 
矍鑠(かくしゃく)として 思わず合掌したくなるような千年の老幹をご覧ください。

Photo_2

 NHK大河ドラマで一躍話題の八重の桜 ここまで来ればあの名城へと、

2_2
バスは磐越道を 遠くに安達太良山を、一昨日の新たな雪で化粧直しの磐梯山を 望みながら会津へとひたに走ります。
  (上の磐梯山の画像は 走行中のバスの中から窓ガラス越しに撮りました)

 「鶴ヶ城」とは日本の城を讃えた名城の呼び名とか 別名を云うそうですが、ここ会津の鶴ヶ城は国の指定としては「若松城」の名で指定されているそうです。

2_3
 私たちが訪れた二日前には、満開の桜に数センチの積雪はすっかり溶けて絶好のお花見日和となり、多くの花見客で賑わいました。

 明治41年から桜が植えられ、約1000本のソメイヨシノを中心にエドヒガン・シダレザクラ・ヤマザクラが今を盛りと咲き誇ります。
3.11大震災後活気を取り戻して 今では150本の桜を守るオーナーさんもいらっしゃるとか。

Photo

一ヶ月に及ぶ戌辰の戦火にも耐えた 難攻不落の名城と讃えられた鶴ヶ城の400有余年の石垣は 3・11の大地震にも朽ちる事も無く 往時の姿を偲ばせております。 
 穏やかな佇まいの駿府城祉の石組みを見慣れた私には感慨深い石垣でした。
  
 
城の石垣と桜のコラボレーションは まさに日本人の心のよりどころですね。

この二日間、桜日和に恵まれた「晴れ女」たちの至福の旅でした。

|

« 東北の旅へ | トップページ | ナンジャモンジャ讃歌 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

ぽちさん、おはようございます~
三春の滝桜、私もみてみたいです。
樹齢千年をこす立派な木は人々の喜びも悲しみもじっと見てきてくれたのですね。
登山家の田部井淳子さんは三春町の出身で、講演で「三春という名前は梅、桃、桜が一度に咲くからです」と言ってらっしゃいました。
そして鶴ヶ城、私は真冬に見たので桜の頃に見てみたいと思っていました。
ぽちさんの写真で願いが叶いました。(ありがとう)
いいお友達とのすばらしい東北の旅、よかったですね。
がんばれ東北!!!

投稿: ひろ | 2013年5月 5日 (日) 09時22分

ぽちさん
「三春の滝桜」は物凄いでっかいし、垂れた桜の見事なこと!
これも、大事に守る地元の方々がいればこそですよね。

「鶴ヶ城」が桜に映えて美しい。お城と桜ってこれ以上の
組み合わせがないほど、似合いますね。
今年は3月は暖かかったものの、4月は異例の寒さで
東北地方は大変でしたね。雪も収まって、ぽちさんたちは
本当にラッキーでしたね。

益々、良いお仲間とステキな旅を楽しんでくださいね。

投稿: みず | 2013年5月 5日 (日) 10時11分

♪ ひろさん
 私たちが旅した1週間ほど前に
NHK-TVで「三春の滝桜」 満開の映像を
みました。 薄紅色が際立ち、本当に流れ落ちる
滝のようでした。

 鶴ヶ城は 城・石垣・桜の調和は
素晴らしい景観でした。
こちらの桜はちょうど満開に間に合って
ラッキーでした。
 健康に恵まれ、好天に恵まれ
桜日和に恵まれ 感謝感謝の旅でした。bus

投稿: ひろさんへ ぽちより | 2013年5月 5日 (日) 16時51分

♪ みずさん
 旅の前日は寒の戻りと雨でしたが
1泊2日の旅は、暑くも寒くもない好天に
恵まれました。 sun
 帰宅した翌日は又冷たい雨でしたので
本当にラッキーな私たちでした。
 鶴ヶ城の石垣の凄さには感嘆しましたよ~!
大地震にもビクともしなかったそうです。

 傘壽の私たち、「行ける時に行かなければね。。」
が、合言葉。 健康に感謝です。

 

投稿: みずさんへ ぽちより | 2013年5月 5日 (日) 17時12分

少し前の話ですが、情熱大陸ならぬ「城熱大陸」と称した映像を目にしたことがあります。
石垣についても熱く語っていました。
鶴ヶ城は「野面(のづら)積み」とのことで、その工法は鎌倉時代に生まれたもの。
駿府城は大手門跡に「野面(のづら)積み」
その他は「切り込み接ぎ(ハギ)」などの工法で・・・
個所によっては下記のようになっているそうですよ。(奥が深いです)
※リンク先「石垣の積みなおし」
http://www.d1.dion.ne.jp/~mthouse/page1464.htm
今度意識してみてみようかと思います。

しかし、三春の桜は立派ですね。
まだ直接足を運んだことがないので、行ってみようリストに追加ですb

投稿: 赤レンジャー | 2013年5月 7日 (火) 11時11分

♪ 赤レンジャーさん
 4年前の駿河湾沖地震で崩落した
駿府城祉濠垣修復工事の時、石材を隙間無く
積み上げる伝統工法の「切り込みはぎ」で
なされた事は、当時の新聞記事で初めて
知り、剃刀の刃も通さない 緻密な作業に
感嘆しました。

 ブルトーザーも無い時代 人力での巨石の
積み上げは 如何ばかりと 驚くばかりですね。

 総ての伝統工芸匠の技は素晴らしい~!

投稿: 赤レンジャーさんへ ぽちより | 2013年5月 7日 (火) 15時00分

 初めましてぽちさま。ようこそ福島へ。とても楽しいご旅行とブログの紀行文がとってもすばらしいですね。
 三春の滝桜のようにいつまでもお健やかでありますようにお祈りしております。
 私は白河の近くですので福島が今全力で復興しているのが良く分かります。
 それにしても、老いを知らないパワーですね。ブログを拝見しながらいつも尊敬しております。どうぞ良い旅美しい人生を。

投稿: 北の旅人 | 2013年5月10日 (金) 20時28分

♪ 北の旅人さん
 初めまして。 
拙いブログをご覧下さり こころ優しいコメントを
お寄せ戴き感激しております。

 震災後初めて福島の旅でしたけれど
福島のみなさんの 復旧復興への並々ならぬ
パワーと、心優しさが心身に染みた旅でも
ありました。
 東北の人たちの 忍耐強さと 笑顔に
感服いたしました。
むしろ傘壽の私たちの方が 元気を
戴いた旅でもありました。
 一日でも早く もとの平穏無事な日々が
戻りますよう切に祈っております。

 いただくコメントに勇気付けられました。
    ありがとう!

投稿: 北の旅人さんへ ぽちより | 2013年5月11日 (土) 11時45分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/213648/57285798

この記事へのトラックバック一覧です: 東北の桜:

« 東北の旅へ | トップページ | ナンジャモンジャ讃歌 »