ミステリーツアー
近頃しずかなブームになっている旅の楽しみ方のひとつに 各旅行会社が企画する「ミステリーツアー」があります。 とある旅行社企画の2月16日(土)【静岡ルート】新名所ミステリー 日帰りバス旅行にいってまいりました。
今回の旅はいつものお仲間では無く、総勢42名に とある縁者女性4人での参加でした。
今回の旅の概要、魅力のポイントは
3つの新名所
① 石垣の段々畑や茅葺屋根の古民家など日本の原風景を、、、
② 日本の〇〇〇造り発祥の地! 皇族も訪れた〇〇園を見学
③ 〇〇鉄道ゆかりの人物の邸宅や庭園など、、、
④ タラバガニづくし膳の昼食
⑤ 〇〇銘菓7つのおやつ
⑥ 1330年開山 〇〇氏ゆかりの〇〇寺参拝
⑦ とある〇〇店でお買いもの
出発当日まで行き先もわからない ワクワク ドキドキの団体旅行は朝8時 先ずJR静岡駅南口を東に向かってバスは出発 富士インターに9時到着後は、海に向かうか? 山に向かうか? 車中では、「ここまで来て カニづくしの昼食では伊豆方面かもね。 〇〇ゆかりの寺と云えば修禅寺かしら?」と ささやく声が彼方此方に聞えます。
雄大な雪の富士山を右手に 〇〇湖辺りで どうやら〇〇路に向かうようです。
国道358号線を〇〇温泉郷方面を右手に折れ、〇川を遡った辺りあちこちに石垣の段々畑や兜型の屋根の古民家が見えてきました。
〇川町 町と云っても山間の156棟の兜式茅葺屋根は 今は葺き替えも容易でなく ほとんどトタンで覆われておりますが 平家に非ず、足利氏の落ち武者のカブトの形を成した古民家集落です。
まさに日本の原風景です。
好天に恵まれましたが辺り一面の銀世界に小躍りしながら 〇〇川支流の 〇川集落沿いの「〇〇川諏訪神社」 〇〇市の天然記念物指定の大ケヤキを愛でました。
バスは〇〇町に入り、〇〇近代産業遺産「〇〇園」に到着
明治時代 まだまだ日本人に馴染みの薄かった〇〇〇の普及に一生を注いだ 〇崎〇太郎の資料館では、〇〇園の修復工事で見つかった 大正~昭和初期の〇〇〇造りを記録した 35mmフィルム13分の貴重な映画を母屋で拝見。
もともと、養蚕のために民家の形態だった建物を 昭和3年に二階だけをモダンな洋風造りに改築した 二階の展示室では
宮内庁御用達だった当時の皇族の行幸の模様、〇〇〇ラベルや当時の〇〇〇や看板など 〇〇〇発祥の歴史を紹介。 「なるほど!なるほど!」と〇崎〇太郎の功績を讃えました。
バスは国道140号線〇〇小前交差点より2分 知る人ぞ知る「〇〇王」の異名を持つ〇〇〇一郎一族の大邸宅に到着。 和風建築の粋を凝らした邸内や、富士山を借景にした庭には 池と見事な「大磯の松」と云われる黒松があり、雪吊りが施されておりました。
万延元年(1860年)〇〇の国に生まれた〇〇〇一郎は、村会議員や村長歴任後 上京し 〇〇財閥を作り 明治38年に〇〇〇〇の社長に就任。 「社会から得た利益は 社会に還元する義務がある」と云う信念で 〇〇県の教育文化振興に寄与した偉大な方なのです。
日本列島の中心内陸部、〇〇県に 日本の〇〇〇発祥や、〇〇王の日本文化を愛して止まなかったお二方の功績を讃えた旅です。
さて 時刻は午後1時 お腹の虫も騒ぎ始め どうやら〇〇氏ゆかりの門前 食事処「〇〇館」に到着しました。
なにせ「タラバガニづくし膳」と銘打っているからには、大いに期待したい処です。
網焼き・鍋・そば・天ぷら・茶碗蒸し・酢のもの・炊き込みご飯は すべてタラバガニでの大盤振る舞い! 〇〇路での食事は「〇〇〇〇」と思いきや まさかのタラバガニづくしのランチタイムは予想外のおもてなしでした。
〇〇銘菓が7種類も入ったおやつまでいただいて
私たち四人組は 早々に 道一本隔てた 〇〇ゆかりの寺参詣に向かいました。
〇〇寺(〇〇〇じ)は1330年、夢窓国師(むそうこくし)によって開山され、〇〇〇〇が菩提寺と決めた臨済宗妙心寺派の古刹です。
「安禅不必須山水 滅却心頭火自涼」(あんぜんかならずしもさんすいをもちいず しんとうめっきゃくすればひもおのずからすずし)と読み取れます。
〇〇氏を滅ぼした織田軍は 〇〇寺に押し寄せ 保護された者たちを引き渡すよう快川和尚に命じたところ拒否され 怒った信長が 三門に快川和尚はじめ 多くの僧侶を封じ込め火を放ちました。
1582年 快川和尚自ら火中に身を投じて壮絶な死を遂げた時の一句です。
奇々怪々 はたまた嬉々快々の今回の旅は、私たち温暖族あこがれの雪景色の中の日本の原風景や 明治時代に日本の文化振興に偉大な功績を残した二人の資料館、「心頭滅却」の志に触れた 意気深い旅でもありました。
とある店での旅のお土産は 今では本場の子供さんより日本人に好まれていると云われる漬物です。
わずかずつ日脚も伸び、好天に恵まれた楽しい旅でした。
お断り
今回のツアーは3月20日まで数回の実施が予定されております関係上 主要の固有名詞は伏せてございます。 ご容赦ください。
みなさまには 〇〇を解きながら ご笑覧いただければ嬉しゅうございます。
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コメント
ぽちさん
なるほど、なるほど。。。
最後まで来て、固有名詞を明らかに出来なかった事が
分かりました。ガッテン!!
こういうミステリーツァーを以前、ラジオで聞いたことが
あって、面白い企画だなぁと思ったことがありました。
そうです、出発するまで、西へ行くのか、東へ行くのか
分からなくて、まさにミステリーですよね。
ぽちさん達のこの旅は、充分に堪能できた様子が
良く分かりました。お食事だって素晴らしいカニづくし
最後におやつまで~(*^。^*)
私も、一度参加したぁ~い ツァーでした。
投稿: みず | 2013年2月25日 (月) 08時35分
ぽちさん、おはようございます~
ミステリーツアーって面白い旅ですね。
私も一度参加してみたいと思っているのですが...
どこへ行くのかわからないなんて楽しみ一杯ですね。
ワクワクドキドキで、皆さんも和気藹々でお話も弾んだことでしょう。
旅と言えば事前に下調べをしたりするのも楽しみですが、ゆったりとした気分で行けるこういう旅もいいですね。
投稿: ひろ | 2013年2月25日 (月) 08時59分
♪ みずさん
旅好きの私とて 初めて体験した
ミステリーツアでした。
申し込み時点で「ミステリー」と云う表現で
イメージとしては、グレーっぽいのかしら?と
想像しておりましたが、何の! 何の!
車内は 和気あいあい、和やかです。
大ケヤキ、宮内庁御用達の〇〇園も
私としては初めてでしたし、
この土地でのランチタイムの「タラバガニづくし」
は想定外のごちそうでした。
42名 皆さん旅慣れしていらっしゃる方ばかりで
想像以上に 楽しい旅でした。
投稿: みずさんへ ぽちより | 2013年2月25日 (月) 14時39分
♪ ひろさん
冒頭にご紹介したとおり 〇〇づくしの
旅のポイントだけでは、事前の下調べも
全く出来ませんので 夢も膨らんで
楽しみでしたよ。
旅行社さんも サービスに余念なく、
隠れた新名所や 満足感ある食事など
楽しい旅でしたよ。
個人旅行では、これほど安価では、、、
と 思われるほどでしたから。
投稿: ひろさんへ ぽちより | 2013年2月25日 (月) 14時58分