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藤枝市蓮華寺池 夏から秋へ

Photo  静岡県藤枝市のほぼ中心地にある憩いの場所「蓮華寺池公園」は、藤枝市の花、「藤」で有名ですが、東京ドーム約6個分にも及ぶ公園内に 周囲1500メートルの池には初夏から晩夏までスイレンや蓮の花を愛でる人が後を絶ちません。

蓮華寺池は慶長18年頃(1613年)村人総出で掘った人工池で、雨水を貯めて田畑を潤わせた貴重な灌漑用水だったそうです。

 近隣にお住まいだった今は亡き藤枝出身の作家小川国夫さんも この池の周辺を憩いの場所とされました。

 私も しずてつジャストラインのバスで 静岡市から40分程かけて 4月の桜、5月の藤からシャクナゲ、さつきつつじ、菖蒲、夏は蓮華を愛でに この池の周辺を散策するのが年中行事となりました。

    (はちす)の芽秘めたる池のかぎろへり

四半世紀ほど前に 俳句勉強駆け出しの頃この池で作った俳句を褒められて以来 気を良くして 何度か訪れる事になりました。

    蓮の影水面に映る静寂(しじま)かな

    蓮の葉のざわざわ騒ぎ雨意招く

    紅蓮や仏の貌して咲き匂ふ

    枯蓮田矢折楯果古戦場

 今年も7月、8月、9月、10月蓮の花に思いを寄せて行って参りました。

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小一時間ほどかけて ゆっくりと池の周辺を散策していると、最近読んだばかりの 小川国夫さんの奥さま 小川 恵(ペンネーム)さんが ご夫婦揃って散歩されたこの池の事など 国夫さんとの死別後に執筆された 小島信夫文学賞特別賞に輝いた 「銀色の月 小川国夫さんとの日々」(2012年6月7日発行 岩波書店)の 国夫さんとの貴重な回想が まざまざと思いを馳せるに十分な雰囲気になる事もうなずける空間なのです。

 ムービープロジェクトのBGMは、著作権フリーBGM配布サイト 「ハート・レコード」より「空の茜」を戴きました。

 

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コメント

ぽちさん、こんにちは~
蓮花寺公園には久しく行ってません。
あの大きな蓮の花を見た時の感動が蘇ってきました。
あの池が人工池なんて全く知りませんでしたよ。
本当にいい所ですよね。
あの蓮は食することはないらしいですね。
花だけでなく鳥もいろいろ飛んでいますね。
いつかゆっくり散策してみたいです。
いい写真を見せていただいてありがとう!

投稿: ひろ | 2012年11月 4日 (日) 15時37分

ぽちさん
蓮花寺公園は良い所のようですね。
以前もぽちさんのブログで、紹介されておられたので
一度は行ってみたいと思いつつ、まだ果たせていないままです。

蓮の花は仏さんのイメージがあるので、地味な花かなぁと
思いきや、ムービーに映し出されている花は、バラの花にも似て
華やかですね。花が終わると、あのようにレンコンのように穴が
出来て、とても興味深い映像でした。

東京ドーム6個分の広さがあるって事は、ゆっくり歩いたら
丸々一日楽しめる広さですね。初夏から秋の公園の
様子をムービーで楽しみました。有難うございました。

投稿: みず | 2012年11月 4日 (日) 15時39分

♪ ひろさん
 蓮華寺池の蓮は、藤の花と共に
今では結構有名になりましたね。
 20数年前にはじめて訪れて以来
毎年観賞しております。
 ここの蓮は 花を観賞するだけでしょうか?
レンコンの話は聞いた事はありません。
灌漑用の池ですから、結構深くてレンコンを
掘るのが大変かもしれませんね。
 下手な撮影ですが、とりあえず画像を
並べて楽しんでおります。
 ご笑覧いただきありがとうございます。

投稿: ひろさんへ ぽちより | 2012年11月 5日 (月) 11時18分

♪ みずさん
 最寄りのバス停から20分おきの国道藤枝行きに
乗り40分ほどで、「蓮華寺池公園前」に着きますので
その気になれば、ひょいっと出掛けてしまいます。

 池の周辺の散策は、真冬以外は結構楽しめますよ。
小川国夫さんがのんびり散歩されている様子など
想像しながら ひとめぐりして 満足気に帰路に着くのです。
 一人暮らしの老婆の癒しの空間です。

投稿: みずさんへ ぽちより | 2012年11月 5日 (月) 11時31分

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