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子ガもを守る

 6月19日梅雨前線を刺激しての台風4号は 静岡市にも被害を残して去って行きました。

【余談ですが、6月19日と云えば、今から67年前の終戦直前 1945年6月19日夜半に 米軍B29爆撃機による静岡市大空襲で 市街地が無惨な焼け野原と化した日でもあります 中学1年生の時でした 焼夷弾の火の粉を浴びながら逃げ惑ったあのオゾマシイ体験がまざまざと思い出されます】


 葵区城北公園池のカモの親子は無事だったでしょうか?
ヒナが誕生して1ヶ月たった6月24日 2週間ぶりに再び様子を見に行ってきました。

Photo  公園に差し掛かると、思いも掛けない光景が目に飛び込んできました。
直径30センチほどもある大ケヤキが 台風4号によって倒されているではありませんか! あぁ無惨! 数人の作業員が広範囲に亘って 散ら放った枝葉や倒木の片付けに追われております。 

 子ガモたちは無事だったでしょうか? Photo
池周辺は何事もなかったように、いつもの和やかな様子が窺がえます。 池端の東屋や藤棚のベンチが ご近所さんやカモ観察のご常連さんが 憩い集う定位置なのです。

いました! いました! 子ガモ6羽は母ガモに守られて無事でした。 余りのやんちゃぶりに 無頼な野良猫に再び被害に遭わないよう、地元の有志の方は、保護ネットの補強に懸命な作業をされております。

 昨年は、誕生した9羽のヒナのほとんどが 野良猫やカラスの犠牲になり 中にはカメに脚を噛まれて泳げなくなった我が子を母ガモがくちばしで突き殺してしまった痛ましい現実もあったとか。 最終的には1羽が残ったものの 秋には親カモたちは無情にも旅立ってしまい、ひ弱な子ガモ1羽だけが取り残されてしまったそうです。11月に水を抜いての池底掃除のために 生き永らえた最後の子ガモも残念ながら死んでしまったと、地元の方は深く悲しんでおりました。

 実は、昨年の母ガモは、初産で、子育てもままならず、最後に残された1羽も未熟で飛べないまま見捨てられてしまったと 涙ぐむ方もいらっしゃいました。  
今冬の池底の掃除は 来年の3月に延期して戴いて 親子揃っての秋の旅立ちを見守りたいと熱く語っておりました。

 今年の母ガモは肝っ玉かあさん。 誕生間もなく3羽は野良猫の犠牲になったものの、1ヶ月たって それぞれの個性は6羽6様、母ガモから離れて 大きな鯉や、我が物顔のカメと一緒に遊ぶヒナもあり 見守る母ガモは大忙しです。

Photo_4

 心配する母ガモをよそに、、高さ30センチほどの石垣に飛び上がるほど元気闊達。再び野良猫の犠牲にさせてはならないと、地元の有志の方々は保護網の更なる補強にやっきとなっていらっしゃいます。

 Photo_3  

 作業をしながら、赤シャツの青年は 「毎年捨て猫による野良猫は 里親をさがして飼育をお願いしております。今年の野良猫は数匹にまで減少しました。毎日餌を与えに来る人もいて、生き延びているようですが、『捨て猫』と『置き餌』だけは絶対に止めて欲しい!」 鳥獣保護法で野良猫の駆除はできないと力説されておりました。

 地道な篤志家の献身的な保護を垣間見て、物見遊山の私は 襟を正してカルガモ親子の6月24日の様子を動画におさめました。
 平和な日々に感謝しながら、微笑ましいカルガモ親子に癒されております。

高さ30センチもの石垣に飛び上がる冒険好きなヒナを見守る私たちも 思わず 「ヨイショ! ヨイショ!」と声をかけたり、懸命に挑戦を繰り返すヒナを心配する母ガモの仕草など動画に収める事ができました。音量を大にして とくとご覧ください。

 

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コメント

ぽちさん
カルガモのヒナたちの元気な映像に、ホッと致しました。
凄い元気で、今にも石垣に登りそうでしたね。
ぽちさんが、ヒナ達の無事を確認されたくて、再び公園に
足を運ばれたことに、甚く感銘を受けました。
廻りの方々が猫の被害に遭わないようにネットを張って
見守っておられる事にも、感動です。

あの台風4号は凄まじかったですね。
我が家でも、庭木の枝が折れるなど被害がありましたが
それ位ですんでホッとしています。
梅雨も終盤に差し掛かり、大雨もあるかと思いますが
お互いに気を付けましょうね。

投稿: みず | 2012年7月 1日 (日) 11時21分

♪ みずさん
 カルガモの成長ぶりには驚くばかりでした。
心配する母ガモの様子を観察するだけでも
見応えある光景でしたよ。
公園の東屋や藤棚の下など しばらくは 
ご近所のお年寄りの恰好の溜まり場と
なっているようです。

 それにしても、保護ネットを補強する
赤シャツの青年の 心優しさに感銘を
受けました。 
 この青年は自分の親の介護の合間に
カルガモの保護や、野良猫の里親さがしも
されているようです。、

投稿: みずさんへ ぽちより | 2012年7月 1日 (日) 14時46分

ぽちさん、おはようございます~
カルガモのヒナちゃん、元気でよかった!!
実は私もちょっと心配になったので、公園に行くという知人に
「様子を見てきてね」と頼んでおきました。
その知人から「元気でいるよ」と言われてほっとしてました。
赤シャツの優しい青年のお話を聞いて心が和みます。
こういう青年がいるのですから日本も大丈夫でしょうか。
我が家で生まれたヤマバトのヒナも元気に大きくなりました。

投稿: ひろ | 2012年7月 2日 (月) 08時54分

♪ ひろさん
 健気な母ガモの気配りには
微笑ましくもあり、感心してしまいます。
チャットに夢中で 我が子を死に追いやった
ニュースが先日ありましたね。
 人間としての母としての在り方を
見直さねばならない世の中になって
しまったのでしょうか?
 赤シャツの青年の優しさには
頭が下がりました。
 
 お宅の鳩のひなの成長ぶりにも
ほっと癒されます。
毎回同じ場所に安心して巣作りが
できる鳩にとっても ひろさんの優しさが
あるからなのですね。

投稿: ひろさんへ ぽちより | 2012年7月 2日 (月) 10時19分

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