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祇園祭宵山観賞 顛末記

Photo  日本の三大祭りのひとつ、京都八坂神社の「祇園祭」は 平安時代869年に京都で疫病が流行した際、広大な庭園だった神泉苑に当時の国の数にちなんで66本の鉾を立てて祇園の神様(スサノオノミコト)を迎えて災厄を取り除かれるように祈った事からはじまったと云う事です。 
7月1日から31日までの一ヶ月の間行われる多彩な行事のクライマックスとなる 「宵山と山鉾巡行」の観賞に いつもの旅仲間13名は いつもの名ドライバーのバスで堪能して参りました。

Photo_2  旅を企画してくださるYさんの 並々ならぬお取り計らいで、祇園祭り山鉾巡行のメッカ京都四条の中心地 「三井ガーデンホテル京都四条」に宿泊できる事は実に幸運なことでした。

 昼食の「おばんざい」のバイキングで充分に満足した私たちは、逸る気持ちを押え切れず チェックインを済ませ早々と4時前には「宵山」観賞へと いざ!出陣!

梅雨末期には珍しく真夏日の青天に恵まれての夕暮時 人波に揉まれながらの 宵山見物とあいなりました。

 

各山鉾町の町屋では、格子をはずして、通りから見えるようにして、
 Photo_7
家宝の屏風やお道具、中国やペルシャ、ベルギーなどからもたらされたタペストリーなどの観賞は目を見張るばかり 宵山ならではの素晴らしい目の保養をさせていただきました。Photo_5

 それぞれの山鉾町では 祇園祭の厄除けの「ちまき」が売られておりますが、食べ物ではなく、1年の厄除けとして家の門口につるすのです。

 宵闇せまれば 山鉾提灯に灯も入り、四条通りは ♪、、「コンチキチン」のお囃子が響きはじめるのです。気持ちは逸るばかり、私たちは四条大通りの宵山を練り歩きました。

     灯り初め祇園囃子に人流る


 夕食は各自自由にと云う事で 当初は「錦小路で優雅に夕食ね」の思いはこの混雑ぶりでの実現は甘く 仕方なく宵山を観賞しながら一行は デパ地下目指してまっしぐらの行動とあいなりました。

 と、まあここまでは順調な滑り出しです。

 群衆をかき分けて「宵山」の折角のチャンスを撮ることに夢中の私は カシャッと一瞬 振り換えれば 一行を見失っておりました。 「あっ! たいへんだぁ!」 まるで神隠しにあったように、追いかけようにも大混雑の人の波。10メートルほど後を追ってはみたものの 宵闇迫る中 もはや異邦人が迷子の心境におちいったのでございます。 一瞬途方に暮れた私は もはや「戦場のカメラマン」の境地となりました。
 一息入れて 「地図やホテルのキーも持っているし健康保険証も、ペットボトルの水も、僅かばかりの小銭もあるし何とかなるさ! しかし みんな心配しているだろうなぁ」 この先どれほどの距離にデパートがあるのかしら?と、 交通整理のポリスマンに聞いても、「あっちだ! こっちだ!」と 他所から派遣されたお巡りさんばかりで要領がつかめない!

     宵山にはぐれて独り渦の中

     宵山を一路抜ければ真暗がり

     宵山を右往左往に酔ひにけり

 気を取り直した私は、折角のシャッターチャンスを逃すものかとばかり、宵山観賞を楽しみ パチリ、パチリと撮りまくりながら ホテルに戻る事ができました。

 デパートへ夕食調達のご一行様からは「一人旅に馴れたぽちさんの事 心配はしなかったよ~」と寛大な笑顔でほっといたしました。

 途中で買い求めた「おにぎり」と、Kさん差し入れのサンドイッチのなんと美味しかった事!

     宵山のシャッターチャンスを逃すまじ

 群衆に もみくちゃになりながら撮り貯めた宵山風景画像を ムービープロジェクトに編んでみました。「ふるさと」のメロディにのせてお楽しみください。

   旅仲間13名中
     ホテル近場の宵山めぐり組は3名
     宵山練り歩き観賞組は10名
 (途中ではぐれた者は私を含め 若干2名無事合流)  

                              以上

  

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コメント

ぽちさん
いつものお仲間との「祇園祭」、さぞ楽しかったことでしょうね。
途中でお仲間とはぐれても、ぽちさんの「カメラマン魂」は
さすがです。(~o~)
しっかりと、お祭りの様子をカメラに収め、皆さんと
合流できた事は、冷静沈着のポチさんならではです。
「祇園祭」のことは知っていましたが、一月間も多彩な行事が
行われることは知りませんでした。
この「祇園祭」がこんなにも長い歴史があるってことを初めて
知って、感慨深い思いがしました。当時は疫病が流行れば
何かのたたりかと、人々の祈りから始まったんですね。
お祭りの起源は面白いですね。
ムービープロジェクトのお宝映像、素晴らしい!
日本文化の心髄を見る思いでした。
ありがとうございました。

投稿: みず | 2012年7月22日 (日) 10時58分

♪ みずさん
 祇園祭メインイベント宵山・山鉾巡行の二日間は
思い掛けない好天に恵まれました。前日には
京都市北区辺りでは大雨洪水の被害もあった
ほどの荒天でした。
 私たちは晴れ女揃いのようです。 (o^-^o)
カシャッと一瞬の間に一行を見失うなんて
さすが名立たる祇園祭の人出なのですね。

 平安京から千年以上も伝えられる山鉾巡行は
まさに動く美術館です。素晴らしいかったですよ。
 外国人の見物の多かったのも驚きでした。
 

投稿: みずさんへ ぽちより | 2012年7月22日 (日) 20時26分

ぽちさん、おはようございます~
すごい!あの祇園祭に行っていらしたのですね。
京都の街はさぞかし暑かったことと思います。
それにしてもぽちさんが迷子に?
でも冷静な判断のできる大先輩はさすがですね。
お仲間と合流できてよかった、よかった。
静岡人はお祭りには淡白ですよね。
こんなに長い期間のお祭りを仕切る人たちのご苦労や、参加する人たちの協力もすごいですね。
たくさんの写真を見せていただいて「祇園祭」に行った気になりました。
ありがとう、ぽちさん。

投稿: ひろ | 2012年7月23日 (月) 08時57分

♪ ひろさん
 デジカメ カシャッと一押しした途端に、一行を
見失うほどの人の波、人の渦をご想像下さい。
 のんびりモードの駿河っ子には
少々冒険心もありましたが、よい経験でした。

 ♪、、「コンチキチン」のお囃子は実際に
生で見聞きして 心躍りました。

 千年の歴史を今に伝える京都人の
神髄に触れましたよ。
 

投稿: ひろさんへ ぽちより | 2012年7月23日 (月) 10時50分

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