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2012年6月

宝泰寺のわらべ地蔵とジャカランダ

Cimg1104  JR静岡駅より歩いて5分 まさしく市内の一等地に 興津の清見寺、静岡の臨済寺と並び 釈迦如来をご本尊として祀る 駿河三刹とよばれる「宝泰寺」があります。 文献によれば、宝泰寺(山号金剛山寺領五十石)は、かつては二十八の末寺を有し、境内面積は一万平方メートルもあり、現在のJR静岡駅までも含んでいたと記されております。

 宝泰寺は 俳人大野林火に指示を受け、私に俳句の楽しみを教えてくれた伯父 大石白夢の菩提寺でもありCimg1110 五年前急逝した六十年来の友人Mさんが眠る「圓明堂」永代供養墓所でもあることから、時折りお参りに訪れるお寺さんです。


 山門をくぐれば、ここが近代都市JR駅前かと思われるほど 巷の喧騒をよそに 江戸時代より「綺麗第一」と評されるほど整備された静寂な庭園の緑がひときわ鮮やかに目を惹きます。

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 鮮やかな若緑のお庭には四十体もの いろんな表情の微笑ましい「わらべ地蔵」が、点在して思わず近寄って頬を寄せてみたくなるほど、癒しの境地に誘われるのです。
 わらべ地蔵は、静岡県藤枝市在住の石彫家 杉村孝さんの作です。

 本堂の裏庭にはブラジル産のジャカランダの木が 毎年六月に薄紫色の美しい花を咲かせ、多くの参詣者の目を楽しませてくれることでも有名な寺となりました。

 世界三大花木(カエンボク・ジャカランダ・ホウオウボク)のジャカランダは、その昔移民として南米に渡った日本人が桐の花に似ていることから懐かしみ愛した花だそうです。

1006131017  山門を潜って右側受付のある玄関に入ると 『お知らせ ジャカランダの花が咲きました どうぞご自由にお上り下さい』 の案内が目に入りました。 

磨き上げられた廊下を静々と進めば 本堂の裏側の手入れの行きとどいた明るいお庭が見渡せます。 ここはビルディングの立ち並ぶ谷間にもかかわらず 静寂さえ覚えます。 

目の前がぱっと展けて、お隣のビルの壁を背景に 見事なジャカランダ満開の巨樹がたわたわと、風にそよいでいるのです。 

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 宝泰寺さんの先代ご住職が 種から温室設備の中で十三年間育成し、露地に植え替えて二十三年目の今年は、樹齢三十六年 十五メートルの東海一の はたまた日本一の巨樹となって 房状の小さな釣鐘形の花を見事に咲かせ、参詣者を喜ばせてくれているのです。

 僭越ではございますが、撮らせて戴いた画像をムービーに編集してみましたので、どうそご覧ください。

   

 

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サクランボ狩りと清里高原を楽しむ

 いつもの旅仲間と いつもの名ドライバーさんのバスで、今年も南アルプス市のサクランボ名人「一博農園」のサクランボ狩りを楽しんできました。3年連続のサクランボ狩りです。
 梅雨時の旅でも 晴れ女揃いの17名のパワーで 今年も過ごしやすい旅日和に恵まれました。

 昨年のコースにプラスして今年は明野市にあるハイジ村のバラ庭園を愛でる楽しみも乙女心? をくすぐりました。

Photo  今回のランチタイムも昨年楽しんだ 日本でも有数のリゾート、標高1570m 鳥が謳い、若葉の中のひときわ目を引くレンゲツツジの庭園の「清里高原ホテル」。 ちょっと気取ったフランス料理のランチコースで至福のひと時をすごしました。

 ワインでほんわかムードの足取りで、昨年は少々咲き遅れのレンゲツツジ観賞Photo_5 のリベンジで立ち寄った「美し森」。 今年は見事な咲き揃いに満足した私たちでした。

 次なるハイジの村は 230mもの日本一長~いバラの回廊から ふくいくと香り漂う1000種類にも及ぶバラたちの競演を 存分に堪能いたしました。
Photo_2  今年5月に観賞した「島田市ばらの丘公園」 も見応えあるバラたちでしたが、ハイジ村の乙女心を満足させるに充分なバラの見せどころは 異国情緒溢れるおしゃれな雰囲気のなかでの結婚披露のパフォーマンスや、夢物語りもあって、華やかな雰囲気でした。

 さぁ! いよいよ旅のメインイベント サクランボ狩りへ。

Photo_4  南アルプス市 白根のサクランボ名人 小野一博さんの 600坪にも及ぶ広大なサクランボ農園には、樹齢30年にもなるサクランボの巨樹百本余りが、すっぽり覆い尽くす巨大な温室には 銀座有名フルーツの老舗へも出荷するほど 色彩と光沢、果肉、果汁に甘味と酸味の調和のとれた 「ルビーの妖精」と云われる最高級品が 今や鈴なりとなって私たちを迎えてくれました。

 45分間の食べ放題に、昨年より更に色良く熟れた鈴なりのサクランボに見惚れ、歓声をあげながら私たちは小鳥のようについばむのです。

 今年も盛り沢山の素晴らしい旅を楽しむ事ができた健康に感謝して、撮り貯めた画像を チャイコフスキーのバレー組曲「くるみ割り人形の花のワルツ」 4分の3拍子のリズムにのせて お楽しみ下さい。

 

 

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静岡市城北公園のカルガモ親子

Photo 毎年五月のナンジャモンジャを愛でに訪れる 静岡市葵区にある城北公園は 静岡大学の跡地で三十年ほど前に緑あふれる憩いの場所となって市民に親しまれております。 86本ものナンジャモンジャの傍らには 知る人ぞ知る日本庭園があります。

 約6,500㎡の回遊式庭園には Photo_3

池、石組、流れ、築山、あずまや、光悦寺垣(こうえつじがき)などから構成され、四季折々の花は庭園に彩りを添え、 賎機山(しずはたやま)を借景に一層の風情を醸しております。 昭和58年に設計部門で日本造園学会賞を受賞しております。
 池に憩う東屋には 人々が集い語り合い日永一日を過ごす場所にもなっているそうで 市街地にありながら こんな素敵な公園近隣にお暮らしの方が羨ましい限りです。

Photo_4  白い睡蓮の花咲く池に 今年も5月下旬に9羽のカルガモのヒナが誕生しました。2~3日の間に3羽が可哀そうに 野良猫やカラスの犠牲になったようです。Photo_5

以来 防護ネットと母さんガモの気配り目配りに守られて、6羽のヒナの愛らしさに訪れる人たちは、目を細めて癒されております。

 誕生して10日も経てば、子ガモたちの泳ぎは活発で、単独行動の子ガモをさがしたり 母ガモのハラハラと見守る姿に感嘆の声しきりです。

 カメラを回す私も その素早さに追いつけず画像も乱れましたが 可愛らしいカルガモ親子の動画2題をご覧ください。

 

 昨年も9羽のヒナが誕生したようですが、無頼な野良猫やカラスの犠牲になり、たった1羽が残ったのみとききました。

 今年こそは残された6羽が無事に成長して欲しいと祈らずにはいられません。


 

 

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萩原礼子さんの「陶人形展」

 昨年の夏に 静岡の下駄職人による 多種多様な下駄の展覧会のことを、このブログでご紹介した事を覚えていらっしゃいますか?    

 その時の展示会場 静岡市駿河区中島にある 木材の価値と寿命を最大限に生かす伝統技法を取り入れ 発展を続けている 個性ある家具屋さん 

Photo_3  「家具屋校倉(あぜくら)ギャラリ」で このたび静岡市駿河区の 陶人形作家 萩原礼子さんの 「陶人形作品展」が開催されております。 

   (5月24日~6月5日)

 

 

会場に一歩入った途端 思わず「わっはっは~!」と相好を崩してしまうほど 大胆な表情の中にも 愛らしさあり、
Photo_5  頬笑みを満面に幸せそうな老夫婦あり、抱きしめたくなる大粒の涙を流す子供あり 20点ほどが来場者を温かく迎えてくれるのです。 Photo_6 

 幸い 制作者の萩原礼子さんが会場に居られ、お許しを得て写真を撮らせていただきました。
  
質感豊かで 一体ずつが異なる表情に見入ってしまいます。

来場者は「わぁ~可愛い~!」 「この笑顔がたまらないねぇ~」
「見ているだけで幸せ~」 「近所にこんな笑い方のおばあちゃんがいたのよ~」 
 私も既にこの「じーちゃん・ばーちゃん」と同じ齢の域。
介護施設のお世話にならないよう おおらかな余生を過ごしたいものです。今更くよくよなんかしていられませんね。 癒しと活力をいただきました。

 世知辛い世の中 泰然自若な様を 陶芸で表現される 萩原礼子さんは 大学を卒業して30年間 ひたすら制作に取り組んでこられ、駿河区で 掌にのる小さな人形から 一抱えもある大きな人形など 土に触れながら楽しい「陶人形教室」も開いておられるとか。

まずは ムービー・プロジェクトをお楽しみください。

 

 

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