« 沈みがちの日本にサンバのリズム | トップページ | ぶらり公園散策撮影講座 »

そらの道まつり

Tizu2  「安倍川もち」で知られる静岡市の母なる川 全長52キロの安倍川の中流に「郷島」と云う地域があり、小高い丘に薬師如来が祀られている「冷泉山・秘在寺」がありますPhoto

 今から450年ほど前の天文年間に開山された 臨済宗・妙心寺派の「冷泉山」の山号は 本山裏山の中腹から豊かな冷泉が湧き出ていることからの由来です。この水を利用して450年前より「郷島和紙」が作られておりました。

 

 2 

この寺では古くから寺子屋が開かれ 村人の文化向上の育成もなされたことから、茶畑に俳人や村人の点在する句碑や歌碑は 人目をひきます。

 毎年文化の日に 薬師庵で健康祈願の法要や「そらの道まつり」があると云う事で小春日和に恵まれた今年で14回目の11月3日 バスに揺られて遊んでまいりました。 祭りのイベントは 檀徒さんや村人のボランティアの笑顔で きめ細やかなおもてなしに癒されます。

Photo  健康祈願の法要のあと、手漉き和紙の体験・お茶会・版画刷り体験・足裏健康法・句会など盛り沢山のイベントに 何処からこんなに多くの人が集まってきたのかしら?と驚くほどの大賑わいです。

Photo_2 ← 冷泉和紙で作られた「合羽」です。

 三椏・楮(みつまた・こうぞ)の栽培から繊維となる過程 手漉きに至るまでの古くから伝わる細やかな説明や 模様の型染め、「えごま」を塗布する撥水法、こんにゃく糊での接着法等々 地元の和紙漉き継承者の熱心な説明も聞き逃せません。

軽くて温かい紙子、インテリアにもなる「のれん」 細工も流々 色とりどりの折り紙、便箋封筒はがき、卒業証書に至るまで、Photo_2   

「郷島和紙」は今尚地元の暮らしに息づいているのです。 

 和紙手漉き体験コーナー の動画です。

 静岡鉄道バス梅ヶ島線 「郷島宮前」バス停で帰りのバスを待つ間、郷島の浅間神社境内の楠の巨木が目に飛び込んできました。

Photo_4

 樹齢約千年と云われる大クスは、平成7年1月23日に静岡市指定天然記念物(植物)です。

 秋天を突き抜くほどの樹の勢いにビックリ仰天!

 樹高43メートル  幹の周り13メートル Photo_6

 枝張り40メートル 樹齢1000年

 静岡市内でも屈指の巨木・樹齢を誇る大樹だそうで、私は初めてお目の掛りました。 神々しい限りです。

 人里離れた山狭に すばらしい「心の道場」があったこと、

その麓の神社境内には 市の誇る千年を生き 今なお樹勢増す増す盛んな大楠に出会ったこと 小春日和の良い行楽となりました。

「そらの道まつり」 秋の一日の動画をご覧ください。

 

 お断り

 毎年執り行われている「そらの道まつり」は、本堂建て替え工事のため来年は、残念ながら見送られ、15回目は2013年11月3日との事です。

|

« 沈みがちの日本にサンバのリズム | トップページ | ぶらり公園散策撮影講座 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

ぽちさん
とても、清々しい一日を過ごされましたね。
私は静岡お浅間山のふもとの井宮町で、生まれ育ちましたので
「郷島」と言う地名は知っておりました。きっと、梅が島まで
行ったとに、何回か通っていますね。
そんな古い時代に、あの山里に、とても立派な文化が息づいていた事は知りませんでした。紙の合羽やベストには驚きました。紙といえども、丈夫で当時はきっと、村人たちに珍重されて
いたんでしょうね。

いや~私たちの住む町の周辺にも、調べれば興味の
ある地域が、沢山あるものですね。今日初めて知って、
ぽちさんに感謝です。有難うございました。

投稿: みず | 2011年11月 6日 (日) 09時31分

  ぽちさん
 「郷島」・・・句碑の里
一彌、謙司など友の句碑がありました。
渡邊一彌さんはNHK全国俳句大会に二度特選に選ばれています。動画でじっくりと拝見致しました。
 安部、藁科沿いにはいろいろな歴史や文化が残されていますね、静岡は今川や徳川の歴史、文化を大事にすべきですね。

投稿: ライムライト | 2011年11月 6日 (日) 11時40分

♪ みずさん
 郷島宮前バス停は 静岡鉄道バス「梅ヶ島行き」で終点梅ヶ島温泉の約半分ほどの場所にあります。
 なだらかな坂を15分ほど上った小高い茶畑に囲まれた
山あいに 450年も前に寺子屋があったとは、、、
その文化を地元の人々が継承し、今に伝えているのです。
 「和紙漉き」を説明して下さった方々の 活き活きした
笑顔が印象的でした。
 地元の方 大人も子供も総出で 継承し
おまつりを盛り上げている姿にも感動しますね。

投稿: みずさんへ ぽちより | 2011年11月 6日 (日) 14時59分

♪ ライムライトさん
 点在する多くの句碑・歌碑を撮影した中に
ライムライトさんのお知り合い お二人の
句碑もあったとはラッキーでした。
 失礼ながら、こんな山間に幾つもの
すばらしい文化が根付き息づいているのです。
子供たちの卒業証書は、楮(こうぞ)の栽培から
収穫、皮を剥いで繊維にし和紙漉きまで すべて
自分たちで行っているのだそうです。
 ここの子供たちの豊かな情操教育を
羨ましく思います。

投稿: ライムライトさんへ ぽちより | 2011年11月 6日 (日) 15時15分

ぽちさん、こんにちは~
郷島へは一度行ったことがあります。
山の中にもしっかりと文化が根付いているのですね。
「そらの道まつり」というネーミングもステキですね。
私も和紙の手漉きを体験したことがありますが、なかなか
大変でした。
出来上がったハガキを大事に大事にしまっておきましたが
今はどこにあるのかはっきりしません。
素晴らしい景色の中でリフレッシュされたことと思います。
私もいい空気を吸ったような気持ちです。

投稿: ひろ | 2011年11月 6日 (日) 16時12分

♪ ひろさん
 一昨年はじめて郷島の「そらの道まつり」に
行きましたが、多くの句碑に驚き
俳句大会を拝見し、境内の朝市で柚子を
沢山買い込んで帰ってきただけでした。
 今年は和紙漉きに興味津々、地元の
継承者の熱心なお話が聞く事が出来ました。
 麓の神社の境内の千年の大楠を見ること
が出来たのも幸いでした。 神々しかったです。

投稿: ひろさんへ ぽちより | 2011年11月 6日 (日) 20時10分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/213648/53161436

この記事へのトラックバック一覧です: そらの道まつり:

« 沈みがちの日本にサンバのリズム | トップページ | ぶらり公園散策撮影講座 »