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初秋の越後湯沢温泉の旅

 「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」 

いつもの旅仲間12名の「駒子」を乗せた,名ドライバー「島村」のバスは、長い長い関越トンネルを抜ると、澄み切った空が展ける絶好の秋日和に恵まれて、越後湯沢に着きました。 先ずは世界最大級166人乗りのロープウェイに乗り込み 眼下に広がる大自然のパノラマを眺めながら 湯沢高原アルプの里へ 7分間の空中散歩を楽しみました。 

Photo_3 標高一千メートルのロックガーデンで 夏の高山植物に変わり、すだく虫の音や赤とんぼの飛び交う秋の空気を満喫した後は、一路三國街道塩沢宿をめざしました。 

Photo  日本海側と江戸を結ぶ輸送路として栄えた 旧三國海道の塩沢宿、2009年に街作りとして完成した「牧之(ぼくし)通り」は、建物のデザインルールを守り、雁木(がんぎ)建設などの公共空間と、どの建物も個人の持ち家で それぞれ生業を営んでおります。 川端康成が参考にしたと云う江戸時代の雪国の暮らしぶりを描いた「北越雪譜」の著者 鈴木牧之(ぼくし)にちなんで名付けられた「牧之通り」は、雁木(がんぎ)と呼ばれるアーケードがあり、地元では塩沢の「雁木通り」とも呼ばれております。Photo_3

タイムスリップしたかのような異次元空間のこの街並みは 気が付けば、電信柱も電線も無く、澄み切った秋の空が広々と展けておりました。 

Photo_2  整然と整備された「牧之通り」の次第に失われつつある宿場町も、ゆっくり見物しながら往復しても三十分ほどの空間は、観光用としてではなく、牧之通りと 近隣の住民たちの活力ある塩沢の再生と、次の世代に誇れる街づくりを念願に、街の人によって 雪国らしい「雁木」のある和風の街が再生されたと、地元の方が熱く語っておりました。

 「雁木通り」の中ほどに こんな面白いオブジェがありました。

2

積雪の記録の柱です。 「あれっ? どうしてカマキリが?」

画像をよーくご覧ください。「今年の積雪量の予測は?」とあります。

カマキリが卵を産み付けるその高さで、その年の積雪の高さが分かるのだそうです。 気象予報士も予測できなくても、カマキリはその年の積雪を予測して、それより高い所に産卵するのだそうです。

 昭和五十八年十二月に、三メートル七十センチ 世に云う「五十九豪雪」の日本一豪雪地帯の「雁木通り」は 積雪を知らない温暖な駿河路に生まれ育った十二名の駒子たちには、それはそれは興味深い旅となりました。

 

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コメント

ぽちさん、こんにちは~
またまた、いい所へ旅されたのですね。
雪がほとんど降らない所に住む私達には、何もかもが興味深々ですね。
私も、ン十年前に友人のいる高田市(今の上越市)に行ったことがあります。
それも雪の降る真冬にです。
雁木も見たことがありますが、カマキリとはびっくりですね。
自分の知っている世界と全く知らない世界を比べることができる
旅はやっぱり素晴らしいですね。
ぽちさんの次の旅のレポートが楽しみです。

投稿: ひろ | 2011年10月 9日 (日) 14時36分

♪ ひろさん
この齢になると、行ける時に行きましょうと
即刻12名の「駒子」は元気でトンネルを抜けて
越後湯沢の旅を楽しみました。
 塩沢宿の雁木通りの佇まいに、静岡っ子には
興味深いものがありました。
 オブジェのカマキリには驚かされましたよ。
人間の知る由も無い不思議な働きがこんな
小さな虫にさえあろうとは、、、!!!

投稿: ひろさんへ ぽちより | 2011年10月 9日 (日) 20時42分

ぽちさん
ステキな旅でしたね。
 私は、まだ雪の季節に雪深い所に行ったことがないのです。
と言うのは、たいてい、マイカーでの旅行が多いので
夫は、雪の時期を避けています。
本当の暮らしぶりを知るには、雪のある時に行くのが
いいんでしょうね。
 カマキリのオブジェには、驚きました。生物の予知能力って
スゴイですね。地震の前にも、動物は変わった行動を
とるっていいますものね。
 駒子さんたち12名さま達の次なる旅の報告をお待ちします。

投稿: みず | 2011年10月10日 (月) 08時43分

♪ みずさん
雪国の方には申し訳無いのですが、
静岡っ子は、風花がチラチラするだけで
「雪だ~! 雪だ~!」と大人も子供も舞い上がって
大喜びします。 
カマキリにもこんな予知能力があろうとは、
驚きました。
 旅は、驚きあり、美味ありで 興味津々です。
足腰元気なうちに大いに楽しみたいと思います。

投稿: みずさんへ ぽちより | 2011年10月10日 (月) 12時17分

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