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静岡の下駄職人展

 3~4日前のNHK静岡 「たっぷり静岡」で 静岡の伝統工芸のひとつ 下駄職人の技と 後継者を伝える放映がありました。

 登呂遺跡からも発掘された静岡の下駄は、栄枯盛衰、多種多様に研究開発されながら レトロな感覚で若い方にも愛されるようになり 世界にも輸出されております。

 29日の地方新聞に 『職人技光る下駄の紹介 塗・張などの作品がずらりと150点が一堂に紹介される作品展開催』 の記事を見た私は、早速その日の午後バスに乗り継ぎ 会場へと向かいました。

Photo  静岡市駿河区中島に在る 木材の価値と寿命を最大限に生かす伝統技法を取り入れ、発展を続け 個性あふれる 

  「家具屋校倉(あぜくら)中島本店ギャラリー」です。

  展示期間は 2011年7月28日(木)~8月9日(火) です。

  静岡には昔からすぐれた漆職人が居り、漆塗りの技法を下駄に取り入れた「塗下駄」が盛んに作られておりました。 時代の変化と共に ライフスタイルも欧米化して 下駄からサンダルへと下駄の需要も減り、塗下駄の生産も急速に減少してしまいました。 ほとんどの下駄製造業も サンダル製造へと 今は懐かしの 世界に羽ばたく「サンダルの静岡」へと 波に乗った時代もありました。 

Photo_2  最近 下駄は昔から日本人の身体に馴染んだはき物で、健康を保つ上にも良いと、識者も認めている処なのです。(静岡塗下駄工業組合栞より)

 静岡木製はきもの 「張加飾組合」の9人の職人さんが 150点の多種多様の素敵な下駄を出展しております。

金泥手法を用いて、卵の殻を細かく砕いて貼り付け描く 螺鈿の 技法、 紙を糸状にして編んだ紙布を 木製下駄に張り付けた「駿河張下駄」、その昔 桐の柾目を出すために 木賊(とくさ)で磨いた桐下駄は 今では「駿河木目焼」など、思い思いの絵をあしらった、職人技が光る作品が勢揃いです。

 日本産の桐の下駄に 斬新な絵付けあり、ぜいたくな「印伝」の鼻緒がすげてあったり、伝統を守りながらの大胆な発想に驚きます。

Photo_3  下駄の懐かしさと、現代の若い後継者の感性には、目を見張るばかりです。

 終戦直後 下駄履きでの登下校の暗いイメージの私は 今昔の想いで拝見いたしました。

 会場をさっと一巡してみましょう。

 

 一点一点の作品に釘付けとなります。デジカメに収めた画像を 動画に編集してみました。 懐かしい「ふるさと」の曲にのせてお楽しみください。

 健康のために、そして レトロな感覚に思いをはせて 静岡下駄のますますの発展を期待します。

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コメント

   ぽちさん
 塗下駄の動画懐かしく拝見しました。
下駄、家具、雛道具は静岡を代表する地場産業でした。
戦前は田町界隈には下駄木地製造業者が多く、
天日干しのため塔のように下駄の木地を積み上げた光景が見られ、又漆塗下駄職人の多いところでもありました。
 街中には下駄の販売店があり、店先で鼻緒の挿げ替えをしている光景も見られました。
 せわしさのなかった戦前の時代が懐かしい。

投稿: ライムライト | 2011年7月31日 (日) 11時34分

ぽちさん
素晴らしい下駄の数々、まさに芸術品ですね。
履いてしまうには、もったいないような綺麗な柄が
施されて、そのまま床の間に、飾っておきたいような
高級品もありましたね。

昨今は洋服でもマッチするように開発されたものも
あって、先日ジーンズに履いていた若い女性を
見かけましたよ。それが、実に似合って見入ってしまいました。
確かに、このまま埋もれさせてしまうには、もったいない
日本の宝、若い後継者も見えてましたから、継承して
いってほしいです。ステキな動画を有難うございました。

投稿: みず | 2011年7月31日 (日) 14時30分

ぽちさん、こんにちは~
子供の頃はよく下駄をはいていましたね。
鼻緒が切れると祖母がすげ替えてくれました。
今では下駄は高級品ですね。
塗り下駄、彫り下駄もすばらしいものばかりです。
私の親友も下駄を作っています。
左右がある履き易いものです。
静岡の木材(ひのき)を使ったものも人気があるそうです。
ただ私は冷え性なので靴下を離せませんので、下駄をなかなか
履くことができません。
世界に羽ばたけ静岡の下駄!!!

投稿: ひろ | 2011年7月31日 (日) 16時09分

♪ ライムライトさん
原っぱや空き地を干し場に
下駄の木地を円錐形に積み上げた
光景を懐かしく思いだしています。
 終戦直後、下駄履きでの登下校
よく歩きました。
 遠い昔の話、懐かしいですね。

投稿: ライムライトさんへ ぽちより | 2011年7月31日 (日) 17時03分

♪ みずkさん
 まさに芸術品です。
欧米化の波に押され、下駄は急速に
衰退してしまったかに見えましたが、
 素晴らしい静岡の下駄職人の心意気を
知るにふさわしい展覧会でした。
 最近では年配者よりもお若い方が
カッコよく下駄のオシャレを楽しむ時代と
なってきた事は うれしいことですね。

投稿: みずさんさんへ ぽちより | 2011年7月31日 (日) 17時14分

♪ ひろさん
昔は二枚歯の下駄がほとんどで、
歯が欠けたり、鼻緒もよく切れました。
 手ぬぐいを手で裂いて、手際良くすげ替えた
ものでした。
 静岡下駄職人さんの 伝統を守りながら
地道な研究・開発・努力によって、
素晴らしい下駄の勢揃いでした。

 この展覧会で下駄職人さんの
心意気に深い感銘を覚えました。

投稿: ひろさんさんへ ぽちより | 2011年7月31日 (日) 17時34分

ぽちさんこんにちは!
なんだかはくのがもったいないくらい、美しい塗の下駄ですね。
上品です。

静岡には木工の優れた伝統があるとはよくお聞きしまsが、下駄もその一つなのですね。

そういえば、ぽちさんのおっしゃるように登呂遺跡からも田下駄でしたか発掘されていましたね。

夏は素足で下駄で歩くのが一番気持ちよくて健康にもよさそうです。まったく蒸れないし。

あのから~んころ~んという音もいいですね。
私も最近は、昔のものの良さにすっかり心惹かれています。

最近のものは大量生産ばかりで、安さばかり追求され、軽くて薄いものが多すぎると思います。代々大事にするようなものを買って使っていた当時のものは とてつもなく質がいいですね。

せめて、そういう技術と伝統は守り抜いていただきたいと切に願います。

投稿: ゆーこりん | 2011年8月 1日 (月) 08時55分

♪ ゆーこりんさま
 木の感触は、日本人の肌に合うのですね。
日本古来の「日本建築 木造家屋」 畳、障子、
ふすま、  はたまた下駄など 湿気の多い
日本の風土に合ったライフスタイルなんですね。

 下駄職人さんの地道な伝統と技術を守りながら
見事な作品を生み出して、ジーパン姿の
若い人たちにも人気がある事 うれしいですね。

 会場でお若い女性後継者 佐藤仁美さんに会えて
よかった~!

投稿: ゆーこりんさまへ ぽちより | 2011年8月 1日 (月) 09時31分

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