« モリアオガエルの産卵2011年丸子の誓願寺 | トップページ | 再び石和温泉へ »

駿府城址濠垣修復

 2009年8月11日の駿河湾沖地震で 崩落した駿府城址濠垣4ヶ所のうち 

 Photo 静岡市葵区の駿府公園二ノ丸堀の石垣復旧工事が完了したのが2011年3月24日のことでした。 外堀の城代橋脇に続いて2ヵ所目です。

(縮小の画像をクリックし拡大画像でご覧下さい。左上の戻るボタンで本文に戻ります

ここは、震災崩壊直後の9月には、「咲かねばならぬ!」と 埋没寸前の瓦礫のPhoto_3 中から彼岸花が必死に咲いていた場所です。

21  JR静岡駅北口から徒歩10分、静岡県庁舎を背にした駿府城祉外堀 「三ノ丸堀」の石垣修復工事が 2012年3月15日完成予定ではじまりました。

修復方法は、石材を隙間なく積み上げる伝統工法 「切り込みはぎ」 と云う工法だそうです。

石垣の4割は崩壊した石材を再利用して、不足は宮城県蔵王産や 神奈川県真鶴産の石を新たに使用して、原形復旧を基本に、更なる強度を高める事業だそうです。Photo_4

 6月の中旬 久しぶりに通りかかった静岡県庁舎前の修復現場で、街行く人には珍しい風景に出会いました。

 はぁ~?   これは一体何でしょう?

23

 24  堀垣補修工事の足場を確保するために、満々と讃えていたお濠の水も すっかり抜かれ、埋め立てられた驚くべき姿のお濠です。

番号が書かれた石たちが、びっしりと並べられておりました。

よく見れば 埋め込みの定義でしょうか どれもこれも 「くさびがた」をした石たちです。 どれひとつとっても、同じ形、同じ大きさの石ではありません。

なるほど~!  こんな形の石が パズルを埋め込むように はめ込まれていたのですね。 その上 かみそりの刃も通す隙間の無いほどの緻密さに、、!

 日本公団緑地協会の監修で、崩壊前の写真を基に 石垣の意匠図を作成して 石材をあてはめると云う作業です。

 伝統的な 「切り込みはぎ」 という工法で、綿密に積み上げる事の出来る石の数は、1日に10個程度ということですから 気の遠くなるような、大変な作業です。

 6月中旬 たまたま通りかかった静岡県庁舎前の 「三ノ丸堀」 補修工事が始まり様変わりした光景に驚いた動画をご覧ください。

 来年2012年3月には、完成するという事ですから、来春4月の「静岡まつり」には 満々と讃える水や石垣に映える桜が楽しみです。

 

|

« モリアオガエルの産卵2011年丸子の誓願寺 | トップページ | 再び石和温泉へ »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

ぽちさん
二の丸堀の、石垣修復工事は、美しく出来上がりましたね。
ぽちさんが、咲かねばならぬと撮影された、彼岸花を
今も、はっきりと思い出します。

それにしても、石垣の補修工事って、物凄く大変なんですね!
一日にわずか10個位しか、積み上げることが出来ないなんて
想像もつきませんでした。昔の人の知恵は、たいしたもので、
こんなふうに、積み上げて強度を、出していたんですね。
今日は、いい勉強をさせていただきました。
来年の、桜の時期が今から楽しみです。

投稿: みず | 2011年7月 3日 (日) 09時54分

♪ みずさん
 石垣補修工事のために、お堀の水を
すっかり抜いて、数百個の石が並べられている
光景には驚きました。
 石の形も「くさび型」 ふたつとして同じ形では
ない石を1分の隙間も無く埋め込む作業も
大変な作業ですね。 現代でも1日に10個。
 昔はすべて人力での石組だったのも驚きです。

 蒸し暑い日々です。 御身お大事に!

投稿: みずさんへ ぽちより | 2011年7月 3日 (日) 14時43分

ぽちさん、こんにちは~
すごいものを見せてもらいました。
石垣の補修工事ってこうしてやるのですね。
昔の人はかなりの年月をかけてやったことでしょうね。
お堀の水を抜くだけでも大変なことなのに....
昔の人の知恵とそれを受け継ぐ人の繋がりって素晴らしいですね。
この暑さの中でお仕事をしてくださる人達に感謝します。
ぽちさんもお体に気をつけてくださいね。

投稿: ひろ | 2011年7月 3日 (日) 16時23分

貴重な写真ですね。
そして、ずいぶんと根気のいる作業ですね。

あの地震の時の恐怖を思い出しますが、常にいつ起こってもおかしくないという心構えをしていなければと思いました。

昔の人々は、なんでも手作業で行っていたという点が驚きです。苦労して作ったものに対する思いも違ったことでしょうね。

近年古いものに強烈に惹かれます。

投稿: ゆーこりん | 2011年7月 4日 (月) 08時47分

♪ ひろさん
 私も凄い物を見た!! と思います。
一昨年の地震での崩落さえなかったら
この映像はゲットする事も出来なかったのですから
何か複雑な思いです。
 崩壊前の写真と、伝統的な工法での
緻密な作業、この猛暑の中 頭がさがります。
 ひろさんも ご自愛くださいね。

投稿: ひろさんへ ぽちより | 2011年7月 4日 (月) 09時19分

♪ ゆーこりんさま
 すっかり水が抜かれたお堀に ずらりと並べれられた
背番号の付いた くさび型の石の配列を見た瞬間、
「わァ~  凄~い!」 と思わず叫んでしまいました。

 ふたつとして同じ形・大きさでは無い重たい石を
緻密に埋め込む工法。 
 昔の人の知恵・体力・忍耐は素晴らしいですね。

 それにしてもこの猛暑の中での修復工事です。
感謝しながら 完成を楽しみたいと思います。

投稿: ゆーこりんさまへ ぽちより | 2011年7月 4日 (月) 09時35分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/213648/52075960

この記事へのトラックバック一覧です: 駿府城址濠垣修復:

« モリアオガエルの産卵2011年丸子の誓願寺 | トップページ | 再び石和温泉へ »