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モリアオガエルの産卵2011年丸子の誓願寺

 一昨年、昨年と「誓願寺」のモリアオガエルの卵の様子を観察した私は、今年もそろそろ気がかりの時期をむかえました。

Photo  静岡市駿河区 二軒家にある 1190年に建立され、1568年武田信玄によって再建され、豊臣家の家臣 片桐勝元夫妻が葬られている 由緒ある「誓願寺」の池には、Photo_3

毎年この時期 産卵された「モリアオガエル」の泡状の卵を観察に多くの人が訪れる事でも有名なお寺です。

 この地方の 今年の梅雨入りは 昨年より12日も早く 5月27日のことでした。 昨年6月22日夕方、前年ご住職のお取り計らいで、モリアオガエルの孵化の模様を垣間見た私は、昨年も期待を抱いて観察に行きましたのに、時すでの遅し! 孵化はすっかりおわり、池の真上の枝垂れには すでに卵をつつむ泡の片鱗すら消え失せて、

Photo_4 池には数十匹のオタマジャクシが元気に泳いでおりました。

 

 今年こそは去年の二の舞は踏むまいと、6月17日 2~3日梅雨らしい しとしと雨も上がる気配の早朝、意を決し、8時には「誓願寺」のモリアオガエルの池の傍に辿りつきました。

 午前8時、2~3日ほど続く梅雨らしい雨も ぽつりポツリと止む気配の池の端です。

さっそくデジタルカメラの動画のシャッターを押し始めたとき、

Photo_5 「あっ! ありました!」 雨降りをチャンス!とばかりに、産み付けられた瑞々しい ソフトボールほどの卵の泡が目の前に飛び込んできました。 

山からノコノコとやってきたモリアオガエルが今朝 産み付けたばかりの卵のようです。 たっぷりと水分を含んで 今にも滴り落ちそうです。

 産卵は、おおむね雨上がりの翌朝 暗いうちから日が昇る前には産み終えて、人目につかない処にひそむのだそうですから、地元の人以外はお目に掛れる筈はありません。

今年はこれが最初の産卵らしく、7月頃まで何個の卵の泡球が見られるのでしょうか?

Photo_6  

Photo_7  こうして産み付けられた卵は、にかわ質の泡を栄養として1週間ほどで、降る雨垂れを利用し、孵化したオタマジャクシはじょうずに、池に滑り落ちていくのです。

池の面に しなやかに伸びた木の枝先に 1匹のメスに幾匹ものオスがひしめき、産み付けられた卵は、充分に降る雨ををうまく利用し オタマジャクシに孵化して池に滑り落ちるのですから、梅雨時を産卵期としたのでしょう。

   生態系とはこう云うことなんですね。

 地球上の1点にしか見られない せまい日本は、自然豊かな瑞穂の国。

豊かな水の国でもあります。 そして世界にも類を見ない 両生類の宝庫。

 蛙の種類の多い国でもあるのだそうです。

* 必見 今夜 6月26日(日曜日) NHK総合TV 夜9時 「NHKスペシャル ホットスポット最後の楽園」 でも モリアオガエルの産卵の模様も見る事ができそうですよ。

 

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

ぽちさん
今年は、時期がバッチリでしたね。
産卵の時期、場所等々、モリアオガエルは、誰に教わって
このように子孫を残す術を知っているのでしょうか?
全く、神秘的で驚くばかりです。ソフトボール大の卵の泡球は
見れば見るほど、うまく出来ているなぁと思いますね。
池に落下していくオタマジャクシを見るのには、
余程ラッキーでないと、出来ないでしょうね。
ぽちさんが今年は、産卵のチャンスを逃さまいと、梅雨の中
誓願寺まで出かけてくださったお陰で、私も貴重な映像を
見ることが出来ました。有難うございました。

投稿: みず | 2011年6月26日 (日) 09時55分

ぽちさん、こんにちは~
連日の猛暑に疲れているひろですが、ぽちさんは大丈夫ですか?
モリアオガエルは本当に神秘的なカエルですね。
カエルなのに木の上に卵を産んで、孵化したオタマジャクシは池に飛び込むなんて、面白くて不思議です。
1匹の雌に数匹の雄というのも女性上位でなかなかよろしいですね。
ぽちさんの研究熱心さはすごいですね。
納得するまで再度挑戦する気迫は立派です。
私もぽちさんのように日々の生活を楽しみたいで~す。

投稿: ひろ | 2011年6月26日 (日) 15時23分

♪ みずさん
一昨年 誓願寺のモリアオガエルの池を
訪ねた時、10個ほどの泡球状の卵がありましたが、
炎天下で孵化の様子は見られなかったのは当然
の事でした。

 その時たまたまご住職が、庭掃除をしていらした
ところ、一言ご挨拶したのが良いご縁でした。

 干乾びた泡球状の卵を手にとって、水を掛けて
孵化を促して見せて下さったのでした。


 それが病みつきとなってしまったのです。
蛙は蛙でも、モリアオガエルは水面の上の
木の枝先に産卵するなんて、あっぱれ! です。
 コメントありがとうございます。

 

投稿: みずさんへ ぽちより | 2011年6月26日 (日) 16時42分

♪ ひろさん
連日の猛暑で少々バテ気味でしたよ。
 蒸し暑いのには困りますね。
山歩きで鍛えていらっしゃる ひろさんでも
この突然の猛暑には閉口しますね。

1匹のメスに数匹のオスが群がっての産卵する様子は、
実際にはなかなか見られませんが、
今晩9時からのNHKスペシャルで、きっと見られると
思います。

 独り暮らしの年寄りには、パソコンとデジカメが、
何よりの友達なのです。
 いただくコメントに励まされます。ありがとうね。

 

投稿: ひろさんへ ぽちより | 2011年6月26日 (日) 17時00分

>せまい日本は、自然豊かな瑞穂の国。
>豊かな水の国でもあります。

日本は、自然に恵まれ四季折々の変化がはっきりしていて、動植物の営みを見つめることができる、小さくても魅力的な国だったんだなと改めて思います。

自然を冒すことなく開発発展できる国であるべきでした。これからはそのことの大切さを忘れないで国のリーダーは舵を取っていただきたいと改めて思いました。

ぽちさんの品のある解説に今回も聞き惚れましたよ!happy01

投稿: ゆーこりん | 2011年6月27日 (月) 08時00分

♪ ゆーこりんさま
 昨夜の NNHK総合TV 9時 「NHKスペシャル ホットスポット最後の楽園」 を見て、

>自然を冒すことなく開発発展できる国であるべきでした。これからはそのことの大切さを忘れないで国のリーダーは舵を取っていただきたいと改めて思いました。  同感です。

 地球の緯度・経度から見ても、日本列島は当然砂漠地帯に属しているそうですが、対馬暖流のお陰で 豊かな水の島となったのだそうです。

 デジカメでの解説は、お池のすぐ側が お寺の厨ですので、
ただ、声をひそめて語ったまでのこと。 早朝から興奮して 大声が出せなかったのです。  m(. ̄  ̄.)mス・スイマセーン

 

投稿: ゆーこりんさまへ ぽちより | 2011年6月27日 (月) 09時41分

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