« 2011年1月 | トップページ | 2011年3月 »

2011年2月

椿の里「静峰園」散策

 駿河路の今年の厳しかった寒さも ようやく峠を越えた2月16日、気温13度 風も無く穏やかな日を迎えました。 ここ2~3年前から噂に聞いていた「椿の里」の事を思い付いた私は、いそいそとJR静岡駅前のバスターミナルに向かいました。

 駅北口11番乗り場で、時刻表を見ている 始めて出会った清水市の、もうひと方は はるばる函南から来られた同年配の女性と意気投合、「♪、旅は道連れ、世は情け、、♪」と ばかりに三人は心弾んでバスに乗り込みました。 

 函南さんは、「椿の里」の記事が載っている去年の新聞を手に、「是非来てみたかったの!」と、旧知の友のようにおしゃべりをしているうち20分ほどで、日本平線は「英和女学院大学」終点に到着です。

 以下の画像を拡大してご覧戴いた後は、左上の「戻るボタン←矢印」をクリックして 本文にお戻りください 

Photo_2  なだらかな丘を5~6分歩いて、椿の里「静峰園」に到着しました。

 茶畑の傍らに「静峰園」と刻まれた石碑から入園となります

 「おや! ここが入口かしら?」Photo_4 といぶかるのも、無理もありません。

 ここは、個人のご邸宅の庭園なのです。  

整然と敷かれた石畳。 手入れの行き届いた庭園に一歩足を踏み入れると、藁に囲まれた「冬牡丹」が 訪れる人を優しく迎い入れてくれます。 

 順路にしたがって海側の庭には、Photo_5 満開の紅白の梅、ツヤヤカに咲き匂う蠟梅など 早春の香りが漂ってまいります。その間々には、赤、ピンク、黄色の冬牡丹が ひときわ気高い境地で咲いております。

   冬ぼたん閑かに孤高深めをり

 

 市街地側、手入れの行き届いた五千平方メートルの なだらかな丘陵地帯には 約五百種にも及ぶ「椿」が次々と咲き乱れ、訪れる人を楽しませてくれるのです。 こんな近場に 俗世間を離れた別天地があろうとは、、、

 2月16日は、JR静岡駅前のバス停で たまたま出会った行きずりの「函南さん」「清水さん」も堪能されて、JR駅でお別れしました。

     行きずりの人と楽しむ椿園

  実はこれが下見となって、21日には、いつもの旅のお仲間十数名は 昼食会の前に、ここを訪れたのでした。

 二度目に訪れた椿の里には、一週間前にも増して 次々と咲き揃いはじめているではありませんか!Cimg0213

 園主の川口厚夫さんは、ツバキ栽培が趣味で、18年前 麓からこのなだらかな丘陵地帯に移り住み 趣味が昂じて 五千平方メートルの丘陵を開拓整備され 5百種類もの椿を植え、石を並べ散策小道を整えて 13年前にご自宅の庭園の一般公開をはじめられたそうです。

Photo_6  富士山、南アルプス、静岡の街が一望できるこの景勝に加えて、野鳥のさえずりと、数多の盆栽も愛でながら こころ安らぐひとときでした。

 広い庭園の椿を愛でながら、動画に収めてみました。

  You tube にアップさせていただいた、2題をご覧ください。

 

 2題目は、下記をクリックしてご覧ください。

http://www.youtube.com/embed/UmSdqVFre7A

     五百余種椿の遅速に幾訪はな

     春の鵙日射せば俄かにけたたまし

     庭園を別れがたしや百千鳥

 白長楽・天ヶ下・春の台・白侘助・流星光 等々艶やかで 淑やかな椿の数々。

デジカメに収めた画像をプロジェクトし、サウンドをバックに動画に編集してみました。  お楽しみください。

 この一週間のうちに、適度な雨も降り、20度にもなる日もあって、随分と春らしくなりました。  色とりどりの鮮やかな椿が咲き誇っている事でしょう。

 

| | コメント (8) | トラックバック (0)

牛肉のしぐれ煮

 生活習慣病の一因に 食生活が大いに影響を及ぼすからと、コレステロールが少々高めだった10年ほど前から、玉子と名の付くものはいっさい控え、肉類よりも 魚と野菜中心の食事にしたほうがよいですよ! とお医者様から諭されて以来 随分と淡白で 地味な食生活を真面目に続けてまいりました。

 ところが、最近退屈しのぎのパソコン遊びで、インターネットに紹介された栄養素の宝庫でもある玉子や 肉類に含まれる すぐれた「必須アミノ酸」の動物性たんぱく質を取る事が、元気な身体と 脳の活性のためになると云う記事を読んで以来、植物性タンパクもとりいれながら、適度な量の肉類も美味しくいただくことにして バランスの良い食事を心掛ける事にいたしました。

 近頃は老人ホームなどでも 牛肉を使ったメニューが頻繁に登場するようになったそうです。

 高嶺の花と しばらくご無沙汰していた牛肉に含まれる 「動物性タンパク質」には、体内で作ることのできない 「必須アミノ酸」(8種類)のうちどれか一つでも欠けると 重大な栄養障害を引き起こす可能性もあると云われるし、植物性タンパク質よりも 体内への吸収率も高いといわれます。 これらの動物性タンパク質が不足すると いざ!と云う時に踏ん張りが効かなくなったり、疲れや病気に対する抵抗力、免疫力が低下すると云われます。

 体内で作ることのできない鉄分、ビタミンB群が豊富にすくまれていますし、3大成人病の大敵と云われるコレステロールは 身体に悪いイメージがありますが、身体にとって必要不可欠なものでもある脂質は、食べ過ぎない限り良いようです。 と云う訳で、良い事ずくめの肉類を解禁した次第です。 

 こんな大胆な云い訳を まことしやかに長々と申し述べて、、、 

Photo_5  今では「 牛肉のしぐれ煮」は 我が家の常備菜となりました。

 私流の簡単な 「牛肉のしぐれ煮」の材料と作り方は

 和牛もも切り落とし 300g   酒大匙4~5  

  みりん大匙1~2    醤油大匙2  三温糖大匙2 

  すりおろした皮付き古ショウガ大匙2

(調味料、ショウガは目安です、好みで調節して下さい)

材料のポイントは、牛肉は安価な切り落としで充分です。うま味も風味も良い和牛にかぎります。 2時間ほど冷凍庫で少々凍らせれば切りやすいのです。出来るだけ細かく切ります。

(お肉屋さんでミンチにしていただけば楽ちんですが、器械に残って目減りしますので自分で切りましょう) 

冷凍した古根しょうがは、すりおろし易く、繊維も全く気にならず、Photo_3 ちょっと多いかしら?位が、辛味も風味も良いようです。100円ショップのプラスティックの下ろし器が最も楽に下ろせました。

Photo_4  材料全部を鍋に入れ混ぜ合わせ、初めは肉の色が変わるまで強火で焦がさないように煮て、後は中火で汁気が無くなるまで煮詰めて出来上がりです。 

    どうです?   簡単でしょう!

 ショウガの良い香りが厨にいっぱい漂って食欲をそそります。

 日ごろ、淡白でうす味の魚類・野菜中心の ちょっとしたアクセントにもなりますし、いろんなアレンジで、独り膳も楽しくなりました。

ウナギのかば焼きなどに振掛ける 「粉山椒」でも添えれば 料亭のお味です。

     しぐれ煮のショウガの匂ふ春の昼

| | コメント (8) | トラックバック (0)

ためしてガッテン!流 「すり鉢茶」

 先月1月12日 NHK-TV 「ためしてガッテン!」で、静岡県は掛川市特産の「掛川市の深蒸し茶」が、クローズアップされ、大ブレーク。 その反響には驚きました。 他の産地から 「何で?掛川茶ばかりが、、、!」と、羨む声も聞かれるほど 全国から熱~い注目をあびているのです。

0505101_2  深蒸し茶の健康に関する効能や、掛川市のなだらかな丘で、日射しをたっぷり浴びたお茶畑の地形や、地元病院や大学、国の研究機関での科学的な検証調査で、これまでの常識を超える緑茶の驚くべき健康パワーが次々と判明したと云う番組でした。

この画像は掛川市の穏やかな丘陵地帯の初夏の風景です。

 人口10万人以上の市区町村の中で、「がん」による死亡率が日本一低く、高齢者の医療費も全国平均に比べ20パーセント以上も低いと云う驚きの街が 掛川市のみならず、藤枝市、磐田市、埼玉県所沢市、三重県津市、鈴鹿市、鹿児島市のような緑茶の産地は いずれも「がんによる死亡率」の低さに同じ特徴があると云うのですが、、、

 そのパワーを最大に生かすには、掛川でのお茶の飲み方にあったとは! 

掛川市で一般に飲まれているのは 「深蒸し」という製法で作られたお茶で、普通のお茶にはほとんど含まれない βカロテンで抗酸化作用、血行促進作用や免疫機能改善効果、腸内環境を整える効果のあるクロロフィルや カテキンがたっぷり含まれているのだそうですが、「深蒸し茶」は 掛川市だけでなく、全国の茶生産地で作られ、「深蒸し茶」であれば 同じような健康効果が得られると 他の生産地をフォローするところなど、さすがNHKですね。

 普通のお茶で「深蒸し茶」の効果が簡単に楽しめる 「ガッテン流!」が考案され、このたびTVで紹介されました。

 全国から熱~い注目を浴びた掛川茶ばかりが、! と、うらやむ声もあったようですが、そこはさすがにNHKの事、家庭にある普通のお茶で 即席深蒸し茶ガッテン流!「すり鉢茶」が紹介されたのですから。見逃すはずはありません。

 早速翌朝から、ガッテン流「すり鉢茶」を試してみました。

 すり鉢は直径14センチほどのおひとりさま用が便利ですし、市販の普通茶で充分です。

Photo  すり鉢にお茶の葉を2グラムほど入れ、熱湯小さじ1杯を含ませて、すりこ木で1分ほど摺れば、ペースト状になります。2

急須に入れて熱湯を200cc注ぎ、1滴残さずお湯飲み茶碗に注いで完成です。

 ガッテン流では、熱湯を注いだら1分程置いて 茶碗に注ぐ とありますが、ペースト状に熱湯ですから 私は直ぐに茶碗に注ぎます。3_5 その方が渋みが無く まろやかです。香りもたちます。

更に私流に 2センチ角の乾燥昆布も欠かせません。

  ご覧ください。 この若葉のような さ緑を!   「さぁ どうぞ召し上がれ!」 

お茶の鼻に抜ける香り、濃厚な味わい。 1日に3~4杯を楽しみます。

 こうして10日間を楽しんでいるうちに 早速効果がありました。 整腸作用もすこぶる正調に改善され 三度の食事が美味しく戴ける事は嬉しい事実です。

     すり鉢で茶を立てんとや浅き春

     さみどりのこの一服や老いの春

     「深蒸し」てふ茶の奥深し春を待つ

「すり鉢茶」は スローライフの私には 茶の湯を楽しむにも似て、日課となりました。

 

| | コメント (6) | トラックバック (0)

喜寿ご一行様初詣バス旅行~後篇~

 元気な喜寿19名の1月18日は、「箱根神社初詣・箱根富士屋ホテルのランチ・時之栖イルミネーション」という盛り沢山の今年最初の日帰りバスの旅でした。

 富士屋ホテルのメインダイニングでの 伝統と未来の融合した80周年記念ランチを堪能し、箱根神社で心願成就・開運厄除の祈願をして イルミネーションで有名な「時之栖」へと 心地よい暖房の効いたバスに乗り込みました。

 1月も半ば過ぎともなれば、次第に日脚も伸びて、5時に点灯という「時之栖」に到着したのが4時過ぎ。 点灯までの時間は「時之栖ホテル」のロビーでゆっくりお茶を楽しみました。

(以下の画像をクリック 拡大してご覧いただいた後、左上の戻るボタン←をクリックして 本文にお戻りください)

Photo  暮れなずむ茜いろに染まった 目の前の大きな富士山を仰ぎ、郷愁の念を抱くには充分な風景を 飽きることもなく眺めたのでした。 

私はこんな風景に浸ると うるうるてしまうほど 特に冬の茜空が好きです。 身も心も引き締まり、明日への希望が高まるのです。

     あかね富士仰ぐみ空に冬満月

 20日の満月には ほんの少しだけ満たないけれど、煌々と輝く冬の月も プロムナードへ華を添えております。

 5時の点灯合図と共に プロムナードのあちこちに、七彩のあかりが灯され やがて暖かい光につつまれた長い長いトンネルへと誘われます。

Photo_2  400万球余りの 発光ダイオードの電球を使用したイルミネーションの、370メートルもの光のトンネルは圧巻です。 

Photo_4  きらびやかな世界に 日ごろの憂さも 齢も忘れ、ロマンティックな世界を 存分に楽しんだのでした。

     漆黒の寒夜に回廊灯りかな

     初旅や浮世はなれて夢の国

     イルミネーション豊かに浸り冬の旅

     

| | コメント (6) | トラックバック (0)

« 2011年1月 | トップページ | 2011年3月 »