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「だいらぼう」の絶景 初富士

 雪国の人々には申し訳ないほど、気候温暖な駿河路は、晩年の徳川家康公が隠居された風光明媚なところです。
 2011年 平成23年1月2日 抜けるような青空! 風も無い穏やかな山歩きには新年早々絶好のお日和です。
 独り暮らしの私を気遣って、姉家族のドライブに誘っていただき、静岡市葵区の小瀬戸と富厚里の間にある小高い山頂 ここ「だいらぼう」に着きました。
 「だいらぼう」は「だいらぼっち」とも云われ 日本各地に広く分布する伝説に登場する巨人のことです。 「大太法師」と字を当てて、とてつもなくダイナミックな逸話を残しております。
 3~4月頃には可憐な薄紫色のショウジョウバカマの群生地もあるそうで、シーズンともなれば、小学生の遠足、家族連れのハイカーで賑わうようです。
 若ければ、健脚ならば 簡単なハイキングコースの道程ですが、
000001036 私たち姉妹の年齢を気遣って、甥の運転で 「だいらぼう」の山頂(標高561m)に着いたのが、お昼前。
くねくねと車がやっと通れる杉やヒノキの植林道を抜け 開けた茶畑に出ると もう既に山頂です。
 山頂の草地は、150メートルほどでちょっとした草野球でもできそうな のどかな雰囲気の平地です。
Photo_2   ここからの眺望は素晴らしく、冠雪の富士山や南アルプスや安倍奥の山々が雄大な絶景です。 眼下には第2東名 蛇行する藁科川がキラキラと輝きながら安倍川となり、駿河湾へと注ぎます。
Photo_4
 遠くに目をやれば、駿河湾を挟んで伊豆半島がくっきりと横たわっております。
 なんと素晴らしい眺望でしょうか!  私どもが住む葵区にこんなにも素晴らしい場所があろうとは、、、

 
Photo_8  山頂の広場は、伝説の大男の左足の形をしているそうで、休憩用に造られた杉材のテーブルとベンチがある辺りが、ちょうど大男の土踏まずにあたると云われます。 
 私たちは持ち寄ったお弁当や、パックに詰めたお節料理を広げ、冬日の温もりの中、絶景に酔いしれながら 新年を味わいました。 甥の淹れてくれたコーヒー、姪が作った熱々のなべ焼きうどんの美味しかった事! 
 
 日本各地で伝承されている巨人が 山や湖を造る神様の話として語り継がれておりますが、この山頂を大男の足跡と云われる伝説はPhoto_7
 その昔 だいらぼう と云う大男が富士山を造ると云って近江の国の土を大きなモッコに入れて運びました。
大男は富厚里山(ふごうりやま)から水見色(みずみいろ)の山へと ひとまたぎに歩きました。その時の足跡が ここ「だいらぼう」だそうです。 モッコからこぼれ落ちて出来たのが藁科川の中州に出来た「木枯の森(こがらしのもり)」と「船山」なんですって!  
大量の土が運び出されたあとに琵琶湖ができたなんて何とスケールの大きい夢のあるお話ではありませんか。
 
by poti
      嶺々を統べて燿よふ初の富士
     (みねみねをすべてかがようはつのふじ)
     冬麗の「だいらぼう」より富士拝む
     (とうれいのだいらぼうよりふじおがむ)

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旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

ぽちさん
とってもいいお正月でしたね!
私も、この日はお浅間山にお参りに行って、とても
穏やかな良い日だったと記憶しています。
私、ダイラボウと言う名前は知っているのですが
恥ずかしながら、まだ行ったことがないのです。
葵区でそんなに遠くないし、そんなに高い山でもないので
私でも行けそうかなぁなんて、思いました。
もっとも、ぽちさんたちは、山頂まで車で行かれたんですよね。
頂上からの眺望は見事ですね!富士山が素晴らしい!
それに山頂の広々としたのどかさが、とってもいいです。
ぽちさんが言われるように、私たちはここ静岡に住んでいて
当たり前のように富士山を見られるって、なんて幸せな事
でしょう!
ダイラボウの出来たお話も面白かったです。
昔話って、なにかホッとするものがありますね。
今日はいい情報を有難うございました。

投稿: みず | 2011年1月16日 (日) 19時35分

ぽrちさん、寒い日が続いていますね。
大雪で大変な所が多いのに、静岡はお日様がいつも出てくれて
ありがたい所です。
だいらぼう、懐かしい所です。
山に行き始めの頃登りました。
あのスケールの大きな昔話も有名ですね。
あの素晴らしい景色をぽちさんも味わってくださったと思うとうれしいです。
山に行くとあの感動が忘れられなくてまた行きたくなります。
ぽちさんの写真の富士山も涙が出るほど美しいですね。
また新年だということで感激も一入だったと思います。
私もまただいらぼうに行きたくなりました。
ありがとうございました。

投稿: ひろ | 2011年1月17日 (月) 08時27分

きれいですね~!

景色はもちろんですが、ぽちさんの解説がプロみたいですごく素敵でした。感動も伝わってきました。

すてきなドライブにご一緒できてラッキーでしたね~!優しいお姉さまご一家です。

私も常に「静岡に生まれ育ってよかった~」と思っている静岡大好きっこです!fuji

投稿: ゆーこりん | 2011年1月17日 (月) 08時42分

♪ みずさん
独り暮らしの私のお正月には 素晴らしいものでした。
あの日は穏やかなお日和で、途中単独ハイカーの姿が
何人か見えました。
頂上までの間に舗装も無く、車1台がやっと通れる
くねくねとした狭いガタガタ道が 5~600メートルほど
ありましたが、甥の安全運転で頂上まで行って
くれました。
 風も無く静かな山頂からの景色は本当に素晴らしかったです。

 クリスマス寒波からの大寒波の間、1月2日だけは別世界でした。 ありがたいお正月でした。

投稿: みずさんへ ぽちより | 2011年1月17日 (月) 09時56分

♪ ひろさん
温暖な静岡でも昨日 明け方の屋根に うっすら雪化粧には
驚きました。 暖房の部屋の中にいても寒かったですね。
 ひろさんのようなベテラン山歩きの方には、笑われて
しまいそうなブログでしたね。(恥ずかしい!!)
 561mの山頂でもあの素晴らしい景色には感動してしまいますね。 特に新年の富士山ですからなお更のことでした。

 姉の家族は新年のだいらぼうへは、何度も行ったそうですが、
今回のような素晴らしい「だいらぼう日和」は
始めてだったようです。 

投稿: ひろさんへ ぽちより | 2011年1月17日 (月) 10時13分

♪ ゆーこりんさま
素晴らしい景色の中、動画を撮りながら 最初は溜息ばかりで、
何と表現してよいのやら、、、  絶景に絶句でした。

 眼下に第二東名、蛇行する藁科川の模様、遠くに日本平、伊豆半島のことも もっともっと説明すれば良かったのに、、と
反省しています。(いつものことですが、、)
 静岡は素晴らしい処です。 大好きです。

投稿: ゆーこりんさまへ ぽちより | 2011年1月17日 (月) 10時25分

 ぽちさん
 1月2日は素晴しい快晴の日でしたね。当日は最低気温0度,澄み切った青空に聳える雪化粧の富士山.実に綺麗でした。私もウオーキングの途中,団地の高台から朝10時過ぎにこの素晴しい富士山を携帯電話のカメラに収めました。この高台は裾野迄遮蔽物が無く眺められる絶好のポイントです。
 2009年の元日.朝7時過ぎに同じ高台から快晴の空に朝日を浴びて聳え立つ富士山を撮影し,携帯電話の待受画面にしております。この朝も風が無く穏やかな素晴しい日でした。
 「今日」の富士山は綺麗だったと言える静岡人,毎日霊峰富士山を眺められる静岡人は幸せですね。
 「だいらぼう」を訪れたのは何十年も前の子供の頃の事,殆ど記憶にありません,随分様変りした事でしょうね。
 ここ暫く厳寒の日が続くようです,お身体には充分お気を付け下さい。

 
 

投稿:  ライムライト | 2011年1月17日 (月) 19時23分

♪ ライムライトさん
 毎日の散歩コースが 見晴らしの良い高台から
なだらかに裳裾を引く富士山の全景が眺められる
とは、良いですね。
 特に良い天気が続くこの地方ならではの
冬の真富士は、思わず拝みたくなる崇高さがあります。

 昨日は日帰りバス旅行で 素晴らしい富士山を間直に
元気をいただきました。
 

投稿: ライムライトさんへ ぽちより | 2011年1月19日 (水) 17時48分

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