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泳ぐ「桜えび」を間近に、、

 静岡市清水区由比の東海道由比宿交流館で 11月26日から秋漁が終わる頃まで、駿河湾特産の桜えびの泳ぐ姿が見られます。

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 浮世絵師歌川広重の「東海道五十三次」の「由比」に描かれた 左に断崖絶壁の薩埵峠、富士の高嶺と駿河湾の風景は余りにも有名です。

桜えびは世界的にも希少な海の恵みとして知られます。 国内でもここ、駿河湾のみに育成される 「桜えび」は、夜中に捕獲し 明け方由比港に水揚げされ 淡いピンク色の透明な生のまま戴けるのは地元の特権。 直ちに釜揚げにされて、販売されたり、ほとんどは富士山を背景に 富士川河川敷で、天日干しの風景が繰り広げられるのです。

 駿河湾に小さな美しい桜色のエビがいる事は、江戸時代から知られていたそうですが、明治27年12月、鯵の夜曳きに使う網を浮かせておく「浮き樽」を忘れたのに気付いた漁師が、仕方なく浮き樽無しに網を下ろしたところ、思いがけず1石余りの桜えびが入っていたと云うのが そもそもの桜えび漁の始まりで、これを機に駿河湾特産として一気に全国に知れ渡るようになったと云うことです。

Photo_2  由比港漁業協同組合青年部の協力で、由比の宿場情緒を漂わす街並みにある、由比本陣公園内の「東海道広重美術館」に隣接された 「東海道由比宿交流館」に 「今でしか見られない活きた桜えび」が 水槽の中で泳ぐ姿で見られますPhoto_3

 今年の桜えび漁は、春・秋漁とも不良に見舞われているそうですが、海の穏やかな出漁の時だけ補充して、水槽内では数日しか生きられない為、秋漁12月26日までの楽しみです。

2  摂氏10度の水槽で 泳ぐ「桜えび」が間近に見られるなど、おそらく ここだけではないでしょうか。

 淡く紅を差した水晶のように透き通った4~5センチほどの桜えびは、なが~いヒゲをそよがせ、無数の足を小刻みに 水槽を泳ぐ姿は紛れも無く泳ぐ宝石ですね。

     秋漁を活きて踊りて桜えび

     桜えび忙しく泳ぐ師走かな

     桜えびの泳ぐを愛でて神の留守

     

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コメント

ぽちさん
桜海老って本当に宝石のようですね。
透き通ってキレイ!
てんぷらに揚げて食べてしまうのはかわいそうみたいね。
でも、食べたらおいしいので食べてしまうのですが。。。
以前ぽちさんが、パソコンで描いた桜海老の天日干しの
画像を思い出しました。
富士山を背景にした桜海老は、とても美しかったです。
偶然、桜海老が水揚げされたお話も、以前何処かで
聞いた覚えがありますが、今日はしっかりとみずの知識に
なりました。有難うございました。

投稿: みず | 2010年12月12日 (日) 15時45分

ぽちさん、大スクープですね。
桜エビの泳いでいるところを動画に撮った方はいないと思います。
初めて見せていただいて感動しました。
手足をなんとまあ早く動かすのですね。
透き通った宝石のような桜エビと、ぽちさんのお声も透き通っていて宝石のようでしたよ。
私、2,3日前に桜えびのかき揚げを食べてしまいました。
とっても美味しかったけど、今はちょっと胸が痛いです。
いいもの見せていただいてありがとうございました。

投稿: ひろ | 2010年12月12日 (日) 16時16分

♪ みずさん
「今しか見られない活きた桜えび」が、実際にこの目で
見られたことは、なんとラッキーなことでしょう。
 水晶に紅を差した 文字通り泳ぐ宝石でしたよ。
なが~い、ヒゲと、小刻みに動かす何本もの足の
動きが印象的でした。
 漁師の「怪我の功名」で、130年に至る今日まで、世界的にも希少な海の恵みですからね。
 一昨年の12月 冠雪の大富士を背景に 富士川の河川敷の天日干し風景を見た光景を思いだいます。

投稿: みずさんへ ぽちより | 2010年12月12日 (日) 17時43分

♪ ひろさん
由比港漁業協同組合のアイディアで、珍しい
活きた、泳ぐ桜えびが見られた事に幸運を
覚えます。 
 拙いながら、ムービーに収められた事も
ラッキーでした。 ナレーションの私の声も
思わず小声でしたね。
 食べてしまうのが 惜しいような、可哀そうな気もしますが、
「桜えびの掻き揚げ」は、おそばのトッピングには、最適ですね。
 今日も夕食は桜えびの掻き揚げを載せて そば食です。
今からおそばを茹でま~す。

投稿: ひろさんへ ぽちより | 2010年12月12日 (日) 17時56分

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