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2010年10月

「家族に頼らない新しい生き方」シンポジウム(後篇)

Photo  標題の高齢者シンポジウムでは、63才から85才の6人が、それぞれの趣味や余生の過ごし方の夢を語りました。

1、地域の役員活動と子供たちに空手を指導

2、85才で点訳ボアンティアをされ、なお成長を求めて

3、パソコンは老いの杖 (概要は前回ブログでご紹介)

4、看護人生で悔いない老後

5、生かされるより生きることを求めて(メッセージ参加)

6、仲間と共同住宅で楽しく共生の提案

 第一部では、六名それぞれの体験や夢を発表し、第二部の対話型パネルディスカッションでは、 奥さまに先立たれ、地域活動をされているパネラーさんに 最近最愛の奥さまを亡くされ、毎日をむなしく過ごす この先の不安から立ち直る方法を、身に詰まされるほど熱心に質問された方。

 親しい仲間同士で賃貸アパートを借り、次世代の為に できるだけ行政の負担にならないよう心掛けて、助け合いながらの共同生活の素晴らしさを、、

また、「パソコンを覚えたい!」 と目を輝かしての感想を戴いたり 質疑応答が活発に交わされました。

 各部門で、専門分野四名の助言者のお話のあと、コーディネーターのNPO法人きずなの会静岡所長 山崎道生様の「パソコンをはじめましょう!」 「仲間と楽しく暮らす共同住宅の提案を広げて行こう!」 を提言されて閉会となりました。 

Photo_4  会場いっぱい75人の視聴者の皆さんの熱い視線を浴びたシンポジュウムが無事に終わりました。

この模様は その日の夕方6時10分からのNHK「たっぷり静岡」で放映されました。

 TV放映が終わらないうちから 我が家の電話のベルは鳴りっぱなし、、

 第一報は、高校時代 秀才のOさん 「TV見たわよ! 見たわよ! わたしうれしかった~!」  

 文学少女で今は俳人のMさん 「一度会いたいわ~!」 Oさん、Mさん お二人は、当時落ちこぼれだった私には 雲の上の存在でしたから、天にも上る心地です。 

 いつも旅に誘って下さるYさんからは 「旅仲間みんなで会場へ聞きに行きたかったのよ~」 「わ~! 恥ずかしい~!」   

 今でもメール交換を楽しんでいるBe~ちゃんは、今回は長々と生電話で喜んで下さった。    

バレリーナにあこがれていたFさんは 六十年ぶりの電話。昔のままの弾んだ声で 「凄い!凄い!」と。 少女の頃の思い出話にも花が咲きました。

 何より引っ込み思案の私を パネラーとして背中を押してくださった NPO法人「きずなの会静岡」の山崎所長さまに感謝申しあげます。

 温かいエールをいただいたTOKAIパソコン教室のスタッフの皆さん有難うございました。

 私の人生で、おそらく初めての最後のTV放映を ご覧くださった友人 知人 ご近所さんから戴いた電話・メールの余りの多さに 面映ゆくもあり、嬉しくもあり 感激しております。 

 TVに映った数秒の ブログタイトルから検索されて 初めてブログ来訪された孫のようなお若い方からも うれしいコメントを戴いた事も、シワだらけの顔が、ゆるみっぱなしとなったのでした。

   パソコンは私にとって、老いの心の支えとなっているのです。

 「No Personal Computer No Life」               パソコン無しでは生きていけない!

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「家族に頼らない新しい生き方」シンポジウム(前篇)

 ビックリ仰天! 78才 一世一代 大仕事の顛末記です。

 標題の高齢者シンポジウムが10月20日 静岡市駿河区のグランシップで、NPO法人「きずなの会」(静岡市駿河区山崎道生所長様)主催で開催されましたをクリックしていただき きずなの会HPへどうぞ!)

Photo  9月中旬 静岡新聞夕刊に 今回のシンポジウム開催のお知らせに 「みなさん老いの独り暮らしを どんな風に生きていらっしゃるのかしら?」 願っても無いテーマに聴講申し込みの電話をいたしました。

 聴講限定70人とあって、幾つかのご質問に、生きがいとしている趣味をお話して、入場を受け付けていただきました。

 ところがです! 大変な事になりました!  2~3日して私のパソコンライフを パネラーとして、是非に!と、お達しがあったのです。

 まさか! 私ごときが ささやかなパソコンライフを大衆の面前で語るなど 青天のへきれき!

散々思いあぐねて、内心 「これを機会に お一人でも多くの高齢者に パソコンの楽しさを分かっていただける よいチャンスかも知れない!」と、思いなおして恐る恐る 六人の発表者の一人として 参加させていただくことになりました。

とは言っても、持ち時間6分間、原稿用紙3枚ほどで、聴衆の面前 マイクでパソコンライフを語るには、或る程度の暗記力も必要で あァ!どうしよう どうしよう!

パソコンを始めた動機、パソコンの利便性と楽しさ、いよいよ ブログで世界へ羽ばたく楽しいパソコンライフのあらましを 恥ずかしながら下記してみました。

 「パソコンは老いの杖」 (概要)

 取扱説明書を読む事すら面倒なわたしが、今はパソコンが老いの心の支えとなっている事を、、、

 10年前の68才のとき 当時の森総理大臣の提唱された「IT革命!」の一言に、やがて訪れる独り身に 世間から取り残されてしまうのでは という不安と、90才の母の介護に疲れきって、「自分の時間が欲しい!」と思い切って パソコン教室の門を、、、

 当時パソコンが何であるかも全く分からないまま、取りあえずパソコンを買ってしまい、2ヶ月間は触れる事すら出来なかった告白を

 パソコン教室の初心者コースでは、電源の入れ方から 訳の分からないパソコン用語、マウスの使い方 文字入力 メールのやりとり、インターネットの使い方から その利便や楽しさを 3歩前進 2歩後退しながら、少しづつ引き込まれた経緯を、、、

 独り暮らしをしているとつい、つまらない事や 老後の不安を抱え込んで仕舞いがち その虚しい空白の時こそ危険! と訴え、自分を退屈にさせない事が肝心!   音楽を聞いたり、水彩画も描けるし そんな時こそ良き遊び相手となってくれるのがパソコンであると、、、

インターネットでのお買い物は 高齢者にとって大助かり、、やがて足腰立たなくなっても パソコンに しがみついていれば 何とかなると思える今日この頃と、、、

3年前にブログをはじめて、思いつくままを画像や動画を入れて 世界中の方に見て戴く楽しさ、喜びを、また寄せていただいたうれしいコメントに お礼の返事を書いて 連帯親密感を、、、   そして、、、

Cimg0036_2

  書き貯めたブログを 一年分ごと手作り冊子にして、いささかの自分史として残す満足感など 熱く語ってしまいました。Copy

 さて! 反響は如何ばかりや!      

  来週に続きます。

  

              律の風よもやわが身に寄するとは

        秋うらら楽しみ語る老いの坂

       独り居を励まし合ふて菊日和

         

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白川郷合掌屋根葺き替え作業

前回は10月5日の乗鞍エコーライン初紅葉風景を逸る気持ちでご案内しました。
 旅の話題が前後しますが、今年9月25日の「月見のおわら」への途中、世界遺産「白川郷」をゆったりと散策しました。
 昨年の「月見のおわら」への途中の観光は 五箇山・菅沼の こじんまりした ひなびた合掌造り集落でしたが、さすがに白川郷は広大な土地に多くの合掌造りの家屋が点在しております。
 国道158号線で 白川郷に着き、齢かさの私たちは 「せせらぎ公園小呂駐車場」から、シャトルバスで数分の展望台へと向かいました。
Photo  萩町城跡地に造られた、四方を山に囲また初秋の農村に 114棟の合掌造りが残る、世界遺産 「白川郷萩町合掌集落」が 眼下に一望できる展望台です。
   あたかも時が止まったような 日本の懐かしいすばらしい眺めです!
 白川郷と云えば、津々と雪が降り積もる合掌集落から 家々の灯りが洩れる光景を想像しますが、稔りの秋 真っ青な空に柿が色付き、刈り取ったばかりの稲架(はざ)からは秋の匂いもかもしだし、のどかなノスタルジーへと誘われます。
Photo_2  展望台からは、だらだら坂道を下って、白川村の最大規模を今に伝える 重要文化財に指定されている 「和田家」を拝見いたしました。
 江戸時代初期の建築文化の粋。いまなお 黒光りする屋根裏の艶は、何百年の歳月と 暮らしの重みや風雪に耐えてきた村人の生活様式が偲ばれます。
 こころのふるさと白川郷を散策していると、思いがけない光景に出合いました。Photo_3  
私たち観光客には 滅多に見られない合掌屋根の葺き替え作業です。 すかさず作業模様を動画に収めました。
     たまさかの萱葺き替えの槌の音
    (たまさかのかやふきかえのつちのおと)
     
Photo_4  刈り取られたばかりの稲架掛けの田園風景のあちこちに点在する茅葺合掌造りのこころの故郷。
      
     
      稲架掛けの香り豊かに白川郷
      (はざがけのかおりゆたかにしらかわごう)
      穭田の合掌屋根を見遥かす
      (ひつじだのがっしょうやねをみはるかす)
 穭田(ひつじだ)とは稲を刈り取った後に再び芽生えた青々した田んぼのことですが、刈り取ったばかりの稲の匂い、茅葺の合掌屋根の 懐かしい日本の原風景を今更ながら満喫できた幸せを実感できました。
Photo_9
     
 豊かな日本の懐かしい風景 白川郷を散策した私たちは  庄川に架かる コン クリートの吊り橋 「であい橋」をユサユサと渡りいよいよ「月見のおわら」へと向かう観光バスが待つ 駐車場へと急ぎました。

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乗鞍エコーラインの紅葉10月5日

2010年10月5日快晴に恵まれ、ワイドビュー・富士川を鰍沢口駅から観光バスに乗り換えて、乗鞍エコーラインの畳平までを上る途中 約十数キロに及ぶ見事な紅葉風景に出合いました。

 今年の夏の猛暑もやっと終焉し、例年ならば秋風そよ吹く ほっと一息する10月に入っても、下界はまだまだ夏日の射す今日この頃です。

紅葉にはまだ少し早い秋の旅と、たいした期待も持たず、車中の人となりました。

バスはいよいよ畳平をめざし、九十九折れの坂道を登り始め 車中の私たちはお菓子をつまんだり、積もる話に夢中でした。

Photo  中腹に差し掛かるうちに、眼も覚めるほどの見事な紅葉風景が 突然目に飛び込んできました。 思いもよらない光景に車中 異口同音 歓喜の声を上げ、左見右見に映る秋の景色を満喫する旅の始まりとなりました。

     左見右見錦秋讃ふバスの旅

     (とみこうみきんしゅうたとうバスのたび)

     七重八重車窓のもみじ喜寿の旅

     (ななえやえしゃそうのもみじきじゅのたび)

 吾を忘れて見入っていた私は 咄嗟に取り出したデジカメで、見事な紅葉風景の残り半分ほどを バスの車窓からのガラス越しの撮影に無我夢中でした。

 今年初の素晴らしい紅葉風景をお届しましょう。

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今年も行ってきました「月見のおわら」

Photo_7  富山県と岐阜県の県境にある おわらの里の風物詩 「おわら風の盆」は毎年9月1~3日に行われます。情緒あふれる おわらの踊りをひと目見たさに 静かな山里の人口5千人の八尾の町に 全国から30万人もの観光客でごった返します。

私も20数年前人波に揉まれ 満足に観賞でき無かったこともありました。

 5色の人形が 手をつないで踊るマークHeader_logo_001 で有名な 旅行社の粋な計らいで、貸し切りで再現される 「越中八尾おわら風の盆」を9月25・26日の2日に限り 第13回 「月見のおわら」と銘打って開催、昨年に引き続き今年も思う存分堪能してきました。

この画像はPhoto まだ宵の口 大駐車場にはびっしりと全国から集まった大型観光バスが実に100台余り、総勢4000人の観光客が うすうす暮れなずむ井田川に掛る八尾大橋を渡り、ぼんぼりに導かれながら 緩やかな坂の町へと誘われます。Photo_2

 25日は、中秋の名月から数えて4日目 少し欠け始めた臥待の月を愛でながら 「おわらの町流し」をゆったりと観賞してまいりました。 

 月を愛でながらの「おわら」は格別の風情で溜息しきりです。

五穀豊穣と風神鎮魂を願い、哀調を帯びた三味線や胡弓の調べに、Photo

浴衣・法被姿の二十歳前後の初々しい男女が 編み笠の間から少し顔をのぞかせながら、情緒あふれる幻想的な町流しに 誰しも酔いしれるのです。

     宵闇の嫋々胡弓の町流し

           (よいやみのじょうじょうこきゅうのまちながし)

     臥待の月を愛でつつおわら節

     (ふしまちのつきをめでつつおわらぶし)

     寝待月遠方より聞こゆ胡弓の音

     (ねまちづきおちよりきこゆこきゅうのね)

     臥待の月耿々と八尾かな

     (ふしまちのつきこうこうとやつおかな)

     おさな児も手振りを真似て風の盆

     直線に踊るおわらの黒はっぴ

     エンナカの流れに映す寝待月

「エンナカ」とは、日本の道百選に選ばれた無電柱化と石畳にマッチした家構えの坂道に流れる用水のことで、水音と相まって「おわら」には最高の舞台です。

 三才四才幼児の 手振りをまねて踊る姿は何とも可愛らしく、観光客の眼を捉えました。  私も初めて目にする珍しい光景に思はずシャッターを押し続けてしまったのでした。

 町流し動画3題をごゆっくりお楽しみ下さい。

 アマチュアが これほどたっぷりの動画が撮れたのも、この旅行社の粋な特別企画と、スタッフの並々ならない気配り、地元の温かい歓迎、加えて観光客のマナーあっての賜物でした。

ご覧ください! 可愛らしい子供さんを交えての「おわら町流し」です。

なまめかしい女性の踊りもさることながら、直線的に踊る男踊りにうっとり、、、

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