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2010年9月

染め変えてみました

 「あぁ! 今年も着て上げられなかったね。」 つぶやきながら、再び箪笥の肥やしとなって仕舞うことを嘆きつつ、ふっと私好みの色に染め変えてみようと思いついたのでした。

Photo  25年前の昭和60年頃、わざわざオーダーして仕立てていただいた夏用の真っ白なピケのジャケットは、白が似合う真夏に着用するにはカッチリとした素材で、なかなか着る機会はありませんでした。

 衣更えで出したり仕舞ったり 出番の無い可哀そうなジャケットです。 

 「思い立つ日が吉日」と、早速 街の手芸屋さんで水で染まる染料と 色止め用を購入して、その日のうちに即実行となりました。

 ○ 基本的な染め方ですが、まず用意するもの

染める物が250gの重量の場合ダイロン1缶(\578定着剤含む) 

 塩120g    カラーストップ剤(\368)  

漬け込み用バケツ・桶など(ステンレス・アルミ・プラスチック製) 1個

染料・塩・定着剤を溶かすボウル2個   ゴム手袋

 ○ 基本的な染め方

① 染める前に必ず洗濯をして、汚れ、ノリ、柔軟剤を落とし、濡れたままにしておきます。

② 必ずゴム手袋をしてボウルに 染料1缶を500cc位のぬるま湯(40~50°c)でよく溶かします。

③ 染剤に添付している定着剤と塩120gをぬるま湯(40~50°c)でよく溶かしておきます。

④ バケツ・桶などの容器に水と②③の溶液を入れ、よくかき混ぜます。(水の量は染める物が漬かる位)

⑤ 濡れたままの染める物を広げて④の容器に入れ、10分程しっかりと揉み洗いするように染料水になじませます。 その後50分漬け込みます。むらにならないように時々かき混ぜます。Photo_3

⑥ 水でよくすすぎ、中性洗剤で湯洗いし、すすぎます。

その後 色止めをする場合は

⑦  容器に染めた物が充分に漬かる量の50°c ほどの湯に色止め剤を入れよくかき混ぜ ときどきかき混ぜながら15分ほど漬け置きします。

後、水洗いして脱水後 陰干しします。

Photo_2  私の場合今回はダイロンカラー 水で染まるコールド29番(Koala Brown) を使いました。 

変わり織のピケの凹凸模様が 染色の効果で更にはっきりして、染め変えは成功だったと思います。

年齢的にも真っ白な服装は、私には馴染めません。

手持ちの小物とのコーディネートとしてのブラウン系は、私の好きな色です。 心地よい秋風にぴったりの着心地にルンルン気分! 

  加齢返上 秋の旅が楽しくなりそうです。

     トルソーに掛けてやりたや綿ショール

     ジャケットも吾も染め変え秋の旅

  

 

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雑草

  9月中旬の某新聞の朝刊コラムに 『、、、雑草には他の植物の生育を抑えたり 促進させたりする物質をもつものがある。それが 「たくましい」 「しぶとい」、果ては 「邪魔者」 というイメージにもつながる、、、政界の雑草は誰だろう? 』 と締めくくって、強い日差しの下で青々と生い茂る雑草を含蓄ある文章で綴っておりました。  

 9月18日には菅改造内閣も発足しました。 これからの日本を背負う若人が 発憤興起して、大地に力強い根を張った希望の持てる政策を願いたいものです。

 雑草とは、「自然に生える」 「栽培しなくても生える」 など、農耕地で栽培する以外の植物とか、人がかかわる場所に生える望まない、見栄えのしない植物である等々 妥当な定義も書かれております。 また、しぶとく、種子自身休眠して長生きもする。陣地を確保する高い能力もある。と、雑草の処世術までも熱く語られておりました。

Photo  実は今年の記録更新の猛暑を耐え抜いた雑草の しぶとく、たくましい成長ぶりが、我が家のベランダの眼下に おぞましい程展開しているのには驚きおののきました。

この画像は 人里離れた原野ではありません。 ちょっと町はずれながら 民家の密集した20坪ほどの隣家の裏庭です。 昨年の初夏までは、見事なお花畑だったのです。

 実は理由あって昨年の5月から庭の手入れをする主なき空き地と化してしまったのでした。 草花の大好きな親子は、20坪ほどの肥沃な土地に季節の花々を、見事な観葉植物の鉢を、きゅうり、なす、トマトの季節野菜を、はたまた、じゃがいもに及ぶまで、朝な夕なに楽しみ いつくしんでおりました。 当然私自身も我が家のベランダから 四季折々の美しい花々を楽しませて戴いたことは云うまでもありません。

Photo_2  あるじ無きこの1年の間に、手入れをする人も無く、水掛けをするすべも無く、日照り続きの猛暑の夏を 我が家の屋根にも届くほど よくもまぁ繁茂したものよ!と驚くばかりでした

雑草は 大事に育てられた観賞用の花々の生育を妨げ たちまち、我がもの顔で繁茂してしまう恐ろしい程のパワーがあることを、今更ながら思い知らされたのでした。

     

     伸び放題の雑草に置く白露かな

     あるじ無き茫々庭の露しとど

     落人の荒れ果つ庭の露葎

     (おちゅうどのあれはつにわのつゆむぐら)

     

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追悼 ルチアーノ・パヴァロッティ

 9月6日は敬愛するルチアーノ・パヴァロッティの命日でした。

2007年9月6日72才の生涯を閉じて早や3年が経過しました。

次の動画は、あの日のイタリアは ルチアーノの故郷モデナ市広場での彼の死を悼む国軍機編隊飛行です。

轟音をたて、五色の飛行雲が散りゆく大空を仰ぎ見るモデナ市民の悲しみの中で 巨匠を讃える映像を見ては 私も思いを共に噛みしめたのでした。

 72才の若さで逝っていまうなんて! 稀に聴くあの美しいテノールを もっともっと聴かせて欲しかったのに、、、!

あの日以来 我が家はパヴァロッティの歌声で満たされております。

 私の拙いブログ昨年度版には 五ヶ月にも亘って、石戸谷結子著「オペラ歌手はなぜもてるのか?」(文芸春秋社) 自叙伝「パヴァロッティ・マイワールド」(小学館)を読んで、私なりのパヴァロッティに寄せる厚い思いを、そして讃える気持ちを語り尽くしました。 

 次の動画はそんな画像を並べ編集してみました。

 おおらかな性格、温もり溢れる家族愛、親しみある笑顔 何より「キング・オブ・ハイC  神に祝福された声」 としてクラシック界のスーパースターを偲んで、、、

     永劫の巨匠を偲ぶ愁思かな

    白露やひねもすテノール飽きもせで

    

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おおだたらのお不動さん縁日

28日はお不動さんの縁日です。

Photo  大鑪(おおだたら)のお不動さんは、私のこのブログ8月1日に「誓願寺のモリアオガエル」でご紹介した 静岡市駿河区丸子二軒家にある誓願寺の門前を通り 不動みちをなお 1キロほどをてくてくと進み 山懐に抱かれた昼なお薄暗い崖を切り開いた場所に辿りつきます

運動不足気味の私には恰好のウオーキングとなりました。 

JR静岡駅北口前バス停4番線 藤枝駅行きで25分ほどの「二軒家」で下車して お不動さんへ約1キロメートルの道の両側には、縁日ともなれば、ずらりと並ぶ朝市を覗きのぞき歩み進めば Photo_2 霊験あらたかな不動明王が祀られた祠へと誘われます。

このお不動さんは、誓願寺が管理されていると聞きます。

 読経も掻き消すほどの 水量豊かな二筋の滝の音に新涼を覚えます。

 昔から滝の湧水をイボにつけて、滝不動明王に祈るとイボが落ちると云われております。

1年ぶりに再びお参りに行ってきましたが、この夏の猛暑続きで、さすがの善男善女の出足も遠く、いつもの賑わいはなかったように思われたのは 既に10時を過ぎていたからでしょうか。

 滝しぶきの岩や、ごつごつと足場の悪い岩肌をおぼつかない足取りで、点在する幾体ものお地蔵さまに 1円玉、5円玉、10円玉のお賽銭を上げ、お水を掛け、撫でまわしPhoto_3  合掌する。 ご本尊さまの不動明王さまのお参りよりも念入りに祈る人も多いようです。

 母が健在だった10年ほど前の縁日 28日の参詣は、早朝から臨時バスも出るほどで、不動道の両側に並ぶ朝市には、人の群れが出来るほど 帰りには誰もが振り分け荷物の賑わい振りでした。

     読経をも掻き消すばかりに滝の音

     青栗や善男善女の不動みち

     滴りに前垂れ濡れて崖地蔵

     木霊して享け応へをり法師蝉

     (こだましてうけこたえおりほうしぜみ)

     滝音に浮世の憂さも消されけり

     母と詣でし遠き思い出不動滝

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