« 静岡市誓願寺のモリアオガエルの孵化 | トップページ | パロディ笑刻家 岩崎祐司さんの世界 »

駿府城祉濠垣地震崩壊その後、、

 恐怖の8月11日から1年が経ちました。

思えば昨年8月11日未明、長かった梅雨が8月3日にやっと明け、4日後の7日には早くも立秋を迎えました。 ほっとしたのも束の間、10日には日本列島のすぐ西南に突然発生した台風9号が 日本列島をなめるように 南海上をノロノロと北東に進行し始めた矢先のことでした。 翌日未明5時7分 「ド~ン!」 と、背中を一撃され、65年ぶりの震度5強の大きな揺れに飛び起こされた恐怖が昨日の事のように思い出されます。 幸い我が家は被害を免れましたが、比較的盤石な街の中心でも、駿府城祉濠垣4ヶ所の石組みが崩壊すると云う爪痕を残しました。

Photo_3  街の中心地、しかも県庁・市役所のメーン通りのこと、長い間ブルーシートに覆われた痛々しい姿に 市民の一人として早急の修復工事を願っておりました。

 崩壊から11ヶ月ぶりの7月21日から、石材の積み上げ作業がはじまりました。 修復方法は、石材を隙間なく積み上げる伝統工法 「切り込みはぎ」 という技法だそうです。

 石垣の4割は、崩壊した石材を再利用し、不足は真鶴石などの安山岩を新たに使用して、原形復旧を基本に、更なる強度を高める事業だそうで、約2億4千万円の費用をかけて、来年2011年3月に完成予定と、静岡の地方新聞にありました。Photo_6

無惨な姿 この1年の長い間に、静岡市公園整備課では、崩壊した1700個の石材を撤去して、日本公園緑地協会の監修で、崩壊前の写真を基に 石垣の意匠図を作成して 石材を当てはめるなど緻密な準備を進めたのだそうです。

Photo_5  素人目には遅々とした修復作業に見えますが、来春4月には再生された石垣に映える見事な桜便りが楽しみです。

    

     地震跡の瓦礫に炎暑の顔ゆがむ

     (ないあとのがれきにえんしょのかおゆがむ)

     重機轟々暑き瓦礫の呻きかな

     (じゅうきごうごうあつきがれきのうめきかな)

     ひたすらに手に汗握る修復を

     (ひたすらにてにあせにぎるしゅうふくを)

 下の動画は、石垣修復工事中の画像です。 クリックしてご覧ください。

|

« 静岡市誓願寺のモリアオガエルの孵化 | トップページ | パロディ笑刻家 岩崎祐司さんの世界 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

恐かったですね、あの地震。
もう1年たつのですね。
駿府公園の石垣が崩れたのにはびっくりし、また残念でした。
ぽちさんは当時のことも書いてくれていますよね。
そしてその後の経過もしっかり見守ってくださっているのですね。
修復するのにこんなに多額なお金と時間がかかるとは思ってもいませんでした。
静岡市のシンボルですから早く直ってほしいですね。
立秋を過ぎましたが残暑はまだまだ厳しいです。
ぽちさん、お体お大事にしてくださいね。

投稿: ひろ | 2010年8月 8日 (日) 10時06分

ぽちさん
あの地震からもう一年。早いものですね。
あの時は怖くて、ただなすすべもなく、揺れがおさまるのを
待つことだけしか出来ませんでした。
石垣を修復するのにこんなにも時間とお金が掛かるんですね。
驚きです。石垣に綺麗に咲く桜を見るためにも、直るのを
心待ちしています。
それにしても、今年の夏の暑さ、何とかならないものかしら?
どうぞ、ご自愛くださいね。

投稿: みず | 2010年8月 8日 (日) 10時36分

♪ ひろさん
1年が経つのが何と早い事! 怖かったですね。

堅牢なはずのお濠の石垣の無惨な姿はショックでした。
通るたびにブルーシートの痛々しい (お見苦しい) 姿に
一体いつ修復するのかしら? と、気がかりでしたが、
壊れた石を意匠図にはめて、まるでパズルあわせのような
緻密さを重ねて準備されていたとは、、、恐れ入りました。

 この不況下での修復費ねん出も大変ですよね。
立秋とは名のみ、厳しい残諸がまだまだ続きそうです。
   ご自愛ください。

投稿: ひろさんへ ぽちより | 2010年8月 8日 (日) 15時00分

♪ みずさん
自然災害の恐怖をまざまざと見せつけられた地震から
ちょうど1年が経ってしまいました。
 いつ又起るか分からない恐怖感があります。
地震対策も理解していても、諸事情で中々できません。
 修復後の桜を楽しみに、、、
   残暑 お見舞い申し上げます。

投稿: みずさんへ ぽりより | 2010年8月 8日 (日) 15時10分

莫大な費用と労を要する作業ですね。
これを当時の方々は全部手作業でやったかと思うと、それぞれの城主の権力に感心せざるを得ません。

最後の動画、まるで記録映画みたいですごく興味深かったです。おもしろかったです!

ぽちさんが映画監督さんだったらいい映画がとれるだろうな・・・なんて思いました。

投稿: ゆーこりん | 2010年8月 9日 (月) 09時03分

♪ ゆーこりんさま
最初の動画は、おそらく崩壊した石材を一つ一つ回収している
作業と思います。 足場が悪い上に狭く、一歩あやまれば濠の中
という状態でしょう。 撮っている私も、遅々たる作業に
イライラしたり、ハラハラしたり、、、
迷監督もたいへんですよ。  ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ

 グラッと一揺れで、2億4千万円と、汗、涙の多くの人材が
振り回されるのですから、、、 自然災害は怖いですね。

 過分なお褒めの言葉、「ポチもおだてりゃ木に登る」のです。

投稿: ゆーこりんさまへ ぽちより | 2010年8月 9日 (月) 09時59分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/213648/49081838

この記事へのトラックバック一覧です: 駿府城祉濠垣地震崩壊その後、、:

« 静岡市誓願寺のモリアオガエルの孵化 | トップページ | パロディ笑刻家 岩崎祐司さんの世界 »