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2010年8月

今更なんですが 涼しさお届け 

 今年の暑さは世界的にも格別です。
ここ駿河路も7月17日の梅雨明けと同時にいきなりの猛暑に見舞われ、かれこれ40日間も熱帯夜に悩まされ、日中の外出もおぞましく、こんな暑さがいつまで続くのでしょうか?
とは云っても、株価下落、円高で冷や冷やしたり、うんざりするほどの暑い暑い8月が終わろうとしています。 
 静岡市葵区繁華街から 今更なんですが逝く夏を惜しみ、こんなこともあった 「涼しさお届け二題」 をお楽しみください。

 静岡市葵区常磐公園の噴水です。

夢のような躍動、美しく彩る夜の噴水の動画を編集する過程で、サウンドとのマッチングも楽しい出会いでした。

Photo  左は同じ噴水の昼間の映像です。

私たちの街の憩いの場 「水と光と音の競演」は、夜のスペシャルショーとし一年を通して、て大小の噴水が照明に合わせてリズミカルに躍ります。  昼間見たあの噴水が、同じ噴水かと思われるほどの魅惑的に目を見張るばかりでます。

夜のスペシャルショーは

 4月~9月は  19時・20時・21時

 10月~3月は 18時・19時・20時

     七彩に憂き世忘れて夜の噴水

    (ななさいにうきよわすれてよのふんすい)

     噴水のしぶき躍るやネオン街

     夜の噴水リズムに躍る七彩に

     噴水の穂を躍らせて弧を描き

     夜の噴水音と光の大競演 

同じく葵区呉服町名店街の夏の風物詩 8月13日からの3日間恒例の 「夜店市」 開催前の「打ち水大作戦」は多くの買い物客を喜ばせました。

 この夏は、猛暑に雨

不足とあって、打ち水も文字どうり焼け石に水、、

Photo  各店こぞっての打ち水に、地表温度は5度は下がったと聞きました。夕方から始まる「夜店市」 買い物客の呼び込み合戦がはじまるのです。

    

      焼け石に水を打っては水を打つ

     水打ってそこばくの涼もらいけり

     名店街水打つ脚の美しき

     水打って街に夜店のはじまりぬ

     水打ちて街はそぞろに夜店市

夜店市が終われば、例年ならばもう秋はすぐそこまで来る筈ですが、今年はまだまだお預けのようです。

 

 

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幻想的な夜の水族館

 「今年の暑さは格別ですね」と 近年毎年のように嘆きますが、今年の猛暑は殊のほか格別で 日本だけではなく  冬は極寒のロシアの今年の夏の酷暑の報道には驚きました。 4年前に真夏のロシアへ旅行した時にも、暑い!暑い!とは云え、摂氏25度程度でしたから、森林が燃え、湿原植物が枯死し 堆積し分解・炭化した泥炭が 火の海と化す程の熱波の連日のニュースに 恐怖さえ覚えました。

 日本でも梅雨が明けた途端から すでに一ヶ月余り、猛暑や熱帯夜の連日連夜で まるで拷問に遭っているようです。

  この暑さはいつまで続くのでしょうか?

 夜間の外出はできるだけ避けていた私ですが この歳で? 独り歩きは少々不安でしたが 静岡市清水区三保にある東海大学海洋博物館 夏の特別公開 「ナイトアクアリウム2010」へ バスに揺られて思い切って行ってみました。 

 そこは別世界! 蛍光発光するサンゴの美しさ。ホタルのように光を放ちながら 真っ暗闇を泳ぐ魚たち。逆さまになって休むフエヤッコダイ。美しさを もっと美しく模様を変える チョウチョウウオ。アミメハギは、海藻につかまって寝ているようです。 居るべきはずのベラの仲間は いったい何処へ消えたのでしょう?            夜は砂に潜って眠るのですって。

 こんな珍しい夜の魚たちの様子は ストロボ厳禁で収めることができませんでしたが、私の今回の一番のお目当て、海洋大水槽の神秘的な夜の生き物の様子を、薄暗い環境の中 何とか動画に収める事ができましたので、ごゆっくりと  耳を澄ましてご覧ください。

  静かに流れるBGMとの相乗効果が幻想的な 夜の水族館です。

 カメラを向ける私に 興味深げに近寄ってくるサメと、いつまでも見つめあったり、、、

畳ほどの大きな赤エイの 静御前の舞が優雅で 見入ってしまいます。

 この素晴らしい巨大海洋水槽は、10m×10m 水深6m 厚さ17cmのアクリルガラスの素材で作られています。 学芸員の説明によれば 夜間は照明を落としますが、マグロの仲間である「サバ科」の須万(スマ・・・体長約1メートル)と云う魚は、敏感な性質で動揺しやすい為に、仄かに常夜灯が灯されているのだそうです。 なんと幽玄な世界でしょう。

     アクアリュムの人魚となりて夏の夢

     回遊の涼しく夜の水族館

     夏の夜の鮫と目の合う水族館

     赤鱏(あかえい)の舞ひ美しき常夜灯

     赤鱏(あかえい)や優雅に能を舞ふ如し

     

    

 特別公開はこの後、8月22日・28・29日の各午後6時からです。

真夏の夜の いやされたひと時でした。

 

 

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パロディ笑刻家 岩崎祐司さんの世界

 日本で唯一人のパロディ木彫家、笑刻家岩崎祐司さんの作品展に行ってきました。

JR掛川駅構内にある 「これっしか処ギャラリー」で7月22日~8月9日まで開催の事を知ったのは、8月4日の朝でした。 明け方までの雨も上がって、珍しく少しばかり凌ぎやすい?朝でした。 炎天に出かけるのが恐ろしいほどの猛暑続きの中、意を決して在来線1時間ほどに揺られての迷取材活動開始です。

 岩崎祐司さんのパロディ木彫のことは噂では知っておりましたが、作品観賞は初めてでした。

笑刻家岩崎さんは、静岡県焼津市で自営業の傍ら趣味で始めた独学の仏像彫刻が、ひょんなことから独自発想の 「パロディー彫刻」 にすっぽりのめり込んで、十数年になるそうです。

楠の木塊からチェーンソーで直に荒彫りをし、ノミで成形していく木彫りは一発勝負でむづかしいけれど創り甲斐があるのだそうです。

Photo  今話題の人 坂本竜馬がスクーターを乗り回すユニークな作品は 「ローマの休日」 をもじって 「リョーマの休日」。 ハッピに鉢巻きの祭り姿のおっさんがマトイを足で上げているのが「足でまとい」。 犬の尻尾を放さないおじいさんに「放さんか! じじい!」と逃げるワンちゃんの困り切った「花咲か爺さん」の犬の表情。 「ダックスフンド」の前では思わず笑いがこみ上げてきます! 「考えルー」などルー・大柴に、吹き出してしまうほどそっくりなんです。

 三日月に裸婦が つり下がっているのが 「月とすっぽん」 ならぬ 「月とすっぽんぽん」 ですって!    (誰ですか? ニヤニヤしているのは、、) 

 「ムンクの叫び」 に至っては、空になった酒瓶を添えて 「ムンクの酒びたり」。Photo_2  等々、、ギャグ・ダジャレを織り込み、言葉遊びを木彫りで面白可笑しく表現しているのには、云い得て妙!なぜかホッとするものがあります。

 写真で見る限り生真面目そうな岩崎さん。 作品はパロディーあり、ペーソスあり、他では見られない温もりが感じられ、暗いニュース、暮らしにくい世相に打って付けの清涼感が感じられます。

ギャラリーの責任者のご承諾を得て 写真、動画の撮影をさせていただきました。  岩崎祐司さんの世界をご一緒にお楽しみ下さい。

 涼しげな風鈴の音色の中、100点ほどの クスクスっと笑いだしてしまう可笑しな可笑しな作品たちに、忘れかけていた温もりや、世渡り前向きの精神に 爽快な気分でギャラリーを後にしました。

笑刻家 岩崎祐司さんのパロディ笑刻展  あなたの街で開催されたら是非ご覧下さい。 

   笑いは何にも勝る宝ですから、、、

           風鈴に囃されパロディ彫刻展

     (ふうりんにはやされパロディちょうこくてん)

     焼酎を呑み干しムンクの酒びたり

     (しょうちゅうをのみほしムンクのさけびたり)

         

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駿府城祉濠垣地震崩壊その後、、

 恐怖の8月11日から1年が経ちました。

思えば昨年8月11日未明、長かった梅雨が8月3日にやっと明け、4日後の7日には早くも立秋を迎えました。 ほっとしたのも束の間、10日には日本列島のすぐ西南に突然発生した台風9号が 日本列島をなめるように 南海上をノロノロと北東に進行し始めた矢先のことでした。 翌日未明5時7分 「ド~ン!」 と、背中を一撃され、65年ぶりの震度5強の大きな揺れに飛び起こされた恐怖が昨日の事のように思い出されます。 幸い我が家は被害を免れましたが、比較的盤石な街の中心でも、駿府城祉濠垣4ヶ所の石組みが崩壊すると云う爪痕を残しました。

Photo_3  街の中心地、しかも県庁・市役所のメーン通りのこと、長い間ブルーシートに覆われた痛々しい姿に 市民の一人として早急の修復工事を願っておりました。

 崩壊から11ヶ月ぶりの7月21日から、石材の積み上げ作業がはじまりました。 修復方法は、石材を隙間なく積み上げる伝統工法 「切り込みはぎ」 という技法だそうです。

 石垣の4割は、崩壊した石材を再利用し、不足は真鶴石などの安山岩を新たに使用して、原形復旧を基本に、更なる強度を高める事業だそうで、約2億4千万円の費用をかけて、来年2011年3月に完成予定と、静岡の地方新聞にありました。Photo_6

無惨な姿 この1年の長い間に、静岡市公園整備課では、崩壊した1700個の石材を撤去して、日本公園緑地協会の監修で、崩壊前の写真を基に 石垣の意匠図を作成して 石材を当てはめるなど緻密な準備を進めたのだそうです。

Photo_5  素人目には遅々とした修復作業に見えますが、来春4月には再生された石垣に映える見事な桜便りが楽しみです。

    

     地震跡の瓦礫に炎暑の顔ゆがむ

     (ないあとのがれきにえんしょのかおゆがむ)

     重機轟々暑き瓦礫の呻きかな

     (じゅうきごうごうあつきがれきのうめきかな)

     ひたすらに手に汗握る修復を

     (ひたすらにてにあせにぎるしゅうふくを)

 下の動画は、石垣修復工事中の画像です。 クリックしてご覧ください。

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静岡市誓願寺のモリアオガエルの孵化

JR静岡駅北口バス乗り場から、国道線藤枝駅行きで、約20分ほどで、東海道五十三次で有名な 「丸子のとろろ汁」 のお店がありますが、更に次の停留所 「二軒家」 でバスを降りれば、以前このブログでご紹介した 「おおだたらのお不動さん」への不動道にさしかかるほんの入り口に、歴史的にも由緒ある 「誓願寺」 というお寺があります。、、、と、まぁ ここまでは昨年6月28日と7月5日のブログに 「誓願寺」と このお寺の「もりあおがえる」のことをつれづれに書きました。
Photo  
 今年も「もりあおがえる」の孵化が気になって、行って参りました。Photo_2
 
 
 昨年はムービーの知識に乏しく、静止画のみの記録が残念で今年こそは!!と、勇み足で訪ねたのですが、、、
2  昨年は梅雨明けも8月にずれ込むほどの天候でしたが 6月から7月にかけて産み付けられたソフトボール大の 「モリアオガエル」 の卵が池上の木の枝に幾つも見られました。
 今年も同時期に期待を込めて観察に行ったのですが、時すでに遅し!!  3~4センチほどに成長したオタマジャクシが無数に泳ぎ、卵の泡の名残りさえ見ることはできませんでした。
   
 そんな訳で、昨年の孵化の様子は、十数点の画像をムービープロジェクトして編集してみました。 お楽しみください。
      柿若葉モリアオガエルの泡の毬
     (かきわかばモリアオガエルのあわのまり)
     尾を振って蝌蚪が寄る辺の誓願寺
     (おをふってかとがよるべのせいがんじ)
     浮藻より蝌蚪が尾を振る寺の池
     (うきもよりかとがおをふるてらのいけ)
     蝌蚪生れて無我の連写をしずけさに
     (かとあれてむがのれんしゃをしずけさに)
     余生なほ楽しみ多き蝌蚪の群れ
     (よせいなおたのしみおおきかとのむれ)
     

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