« 菊川市 「南風園」のブーゲンビリア | トップページ | 南アルプス 「一博農園」のさくらんぼ狩り »

菊川市のコミュニティバスで、、

Photo  「南風園」のブーゲンビリアを堪能した私は、思いがけない菊川市のコミュニティバスのお陰があってこその幸運を噛みしめたのでした。

現地までの路線バスも無く、車も持たず自転車さえ処分して10年この方、ひたすら我が2本の脚と公共交通機関に支えられての行動です。

 JR菊川駅から現地までタクシーを利用すれば片道3500円は、後期高齢年金暮らしにはとうてい無理なことでした。  それが何と!

ここでは1回の乗車運賃が100円なんです!

では、落ち着いてコミュニティバスについてお話しましょう。

 そもそもコミュニティバスとは、市町村などの自治体が 住民の移動手段を確保するために運行する乗り物なのだそうです。 最近ますます増加している市街地など 交通空白地帯の公共交通サービスの提供や、市街地内の主要施設や 観光拠点などを循環するサービスで 採算性より住民の足として運行されているのです。 地元のバス会社や タクシー会社に運行を委託するなどして、自治体側が経済的支援を行うのが一般的とされているのだそうです。

 日本のコミュニティバスの導入の発端は、香港で盛んに運行されている「ミニバス」 からと云われます。 通勤や買い物の路線で、自由に乗降する利便性を日本の交通行政関係者が 香港を訪れた時に その緻密で安価な合理性に驚き、日本でも,,, と、検討の結果誕生したと何かの記事にありました。

そう云えば私の街にも可愛らしい「こしず」 と云う名のミニバスが城下町から、市内繁華街を循環しているのを良く見かけます。 これもバス会社が運営している「コミバス」なんですって。

Photo_2 菊川市では 以前はタクシー会社が それを担っておりましたが、現在は、利用者や住民の意見をもとに 市の地域公共交通会議で検討を重ねて運行され始めました。

運転手を含め10人乗りのワゴンタイプで、市内7つのコースを循環しており、年末年始・土・日・祝祭を除く平日のみの運行で、小学生以上100円の運賃を乗車時に運賃箱に払って 降りる先を告げます。Photo_3

 途中下車して他のコースに乗り継ぐ事もできます。

Photo_4  菊川市役所商工観光課から頂いた 「菊川市コミュニティバスコース図」  裏面の各コース 「時刻表」には、私が目指す目的地までが付箋付きでご案内戴いた事は大変に助かりました。Photo_5  

  余談ですが、帰りに利用させていただいた 「コミバス」のエピソードを語らせていただきましょう。

当初ご案内戴いた帰りの「コミバス」に乗車するためには、2時間余りの間もあって、1便早い他のコースに乗る事が出来ましたが、その便は途中 「菊川病院」で一旦降りて 30分のお昼の休憩に入ります。 菊川駅まで戻りたい私は、「乗り継ぎ券」をいただき、病院周辺の鮮やかな新緑を眺めながら、時折夏うぐいすの鳴き声に耳を傾け、ベンチで地元のお年寄りとの談話を楽しんだのです。 

 30分後、定刻通りに乗り継ぎを果たしました。 もちろん乗り継ぎ券を渡せば無料です。

 こうして私は 往復200円也で、南国情緒あふれるブーゲンビリアと、果てしなく展開する茶畑、病院前の緑に潤され、のどかな老鶯の鳴き声までも楽しむ事ができました

     夏野行く運賃箱に1コイン

     (なつのゆくうんちんばこにワンコイン)

        老鶯に慰められゐてバスを待つ

     (ろうおうになぐさめられいてバスをまつ)

    

  こんなゆったりテンポの旅も良いものですね。

 

|

« 菊川市 「南風園」のブーゲンビリア | トップページ | 南アルプス 「一博農園」のさくらんぼ狩り »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

「コミバス」のお話、心がほんわかとしました。
全く知らない土地でこんな経験をなさるぽちさんはすごい方です。
こんなに優しいコミュニティバスをどこの町にもどんどん走らせて欲しいですね。
価値ある200円のお話、大勢の人に知ってほしいですね。

投稿: ひろ | 2010年6月13日 (日) 16時34分

ぽちさん
行き届いたコミュニティーバスでしたね!
私は、今はまだ車に乗っておりますが、これがだんだん
年をとり車に乗れなくなったら、やはりこのようなバスに
お世話になるんですもの、聞いておいてホントに良かったです。
ぽちさんの「南風園」に行きたい一心が、
コミュニティーバスの道を開かせたんですね。
なんとゆったりとしたお一人の旅を満喫されたんだなぁと、
思いました。ありがとうございました。

投稿: みず | 2010年6月13日 (日) 16時50分

ぽち特派員の菊川三部作、とても楽しませていただきました。こういった採算を度外視した市民のためのサービスが増えてくれたらいいなとつくづく思いました。直接バスがもうけなくてもお出かけして楽しむ方が増えれば経済も上向きになりますよね~!
「乗り継ぎ券」もイキな計らいですね。

ブーゲンビリアとても美しかったです。南国の花とおもってきましたが、県内でこんなに見事に咲き誇っていたとはびっくりです。

遠距離でしたが、どんなにか心弾む取材旅行だったことと思います。

投稿: ゆーこりん | 2010年6月13日 (日) 21時04分

♪ ひろさん
 初めての土地へ独りで、しかもこんな「婆~さん」が乗り込むなんて、少々不安もありましたが、事前にインターネットで下調べを
した事と、何といっても菊川市役所商工観光課の粋なご案内が私を満足にさせてくれたのです。
 加えて、健康が第一ですね。 感謝感謝です。 (._.)アリガト

投稿: ひろさんへ ぽちより | 2010年6月14日 (月) 08時48分

♪ みずさん
「コミバス」は、路線バスが廃線された交通空白地帯の、特に年配者には「命の綱」ですね。
 当日同乗されたお年寄りも 病院通いの方、スーパーへ食料品などの買い物の方でした。 

 終点までは、私ひとりの為の運行でしたことには驚きました。
と云う事は、「南風園」が如何に辺鄙なところに在るかもうなずけますね。 広々とした茶畑の中にこの「大温室」だけが目立ちます。 こんなのんびり旅も好いものですよ。 (v^ー゜)

投稿: みずさんへ ぽちより | 2010年6月14日 (月) 09時04分

♪ ゆーこりんさま
実は前回の「島田市ばらの丘」の時にも 「コミバス」の利用は出来ましたが、待ち時間が1時間以上もあった事と、距離的に2キロ半でしたので、往復健脚ぶりを発揮しました。

 今回はそうもいきませんでした。  が、菊川市役所商工観光課の親切なアドバイスがあって、人里離れたとてつもない運距離を、「コミバス」で思いを果たす事が出来ました。

仰る通り、コミバスを利用して観光客をどんどん送り込めば
双方活性されますのにね。 菊川編3部作 お粗末ながら
楽しんで戴き光栄です。 

投稿: ゆーこりんさまへ ぽちより | 2010年6月14日 (月) 09時14分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/213648/48599267

この記事へのトラックバック一覧です: 菊川市のコミュニティバスで、、:

« 菊川市 「南風園」のブーゲンビリア | トップページ | 南アルプス 「一博農園」のさくらんぼ狩り »