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2010年6月

再び「横浜うかい亭」のランチタイム

 今年1月の初旅で、 「横浜うかい亭」 のランチタイムを堪能したいつもの旅仲間は、夏のお料理も楽しみたいね! と、6月に入って早々に、古都鎌倉めぐりの後、ここが住宅街のただ中かと思うほど 緑も鮮やかな前庭をゆったりと観賞しながら、神奈川県大和市つきみ野の 「横浜うかい亭」に行ってまいりました。

加賀百万石の城下町、金沢に建てられていた明治時代のオランダ貿易商人ウィリアム・クライスの屋敷を移築した迎賓館です。 邸内の古き鹿鳴館時代の贅沢で落ち着いた雰囲気にうっとりしてしまいます。

「うかい亭」は、東都周辺に11店もの和洋のクラシック&モダンが見事に調和した館で、格別贅沢な味わいが楽しめるのです。

 今回は私たちシニア向けに シェフお薦めの海鮮コースと、今回特別企画の食後のスウィーツバイキングも胸がときめきました。

Photo  先ずは、オードブルは 「アオリイカのカルパッチョ」  逸る気持ちが抑えきれず、一口戴いてから気が付いての撮影 をお許しください。 

とろりとあまいアオリイカは 夏ならではの美味しさ、オシャレなガラスのお皿に煮あわびと涼しげに、、、

 ビストワーズ これがジャガイモかと思われるほど さらりとした咽越しに まろやかな冷たいスープがなんと! 美味しかったこと!J  

 じゃがいもは グルテンで粘らないように仕上げるのがコツで、茹でるのではなく 蒸してから裏ごしするのだそうです。

Photo_2  「甘なんばんとトマトのグリル」 20センチほどもある 京野菜 万願寺とうがらしと静岡産トマト「あめーら」が使われ、私たちを喜ばせてくれました。

 いよいよ今日のメイン料理 「太刀魚と丸ナスのソテー」 です。

Photo_5  三枚におろしても充分な厚さの太刀魚、一見メロンかと思われる丸ナスは、徳川家康公に献上された 静岡は清水折戸の丸ナスかしら? 「夏の健康に茄子は体に良いのです」と、料理教室よろしく マエストロのパフォーマンスがはじまります。

    マエストロは Minoru Shibuya シェフです。    

 この模様は、3部作の動画でごらんください。

 

  和気あいあいのうちに グルメを堪能した私たちは、デザートのお楽しみの場へ 季節の花々を愛でながら中庭の回廊を渡り、クリスタルルームへといざなわれます。Photo

 鹿鳴館時代にタイムスリップしたかのような華やかな雰囲気 ぬくもりのあるスタッフの笑顔に迎えられて、私たち いつぞやの乙女たちには魅力的なティータイムがはじまります。

    

     夏旅のフランス料理に喜寿を祝ぎ

     (なつたびのフランスりょうりにきじゅをほぎ)

     太刀魚の雲母こんがりソテーかな

     (たちうおのきららこんがりソテーかな)

     ビストワーズ コールドスープに咽鳴らす

     マエストロの技になすびもプリンシパル

     新緑やグルメに気取りティータイム

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南アルプス 「一博農園」のさくらんぼ狩り

 6月上旬、梅雨入り前の好天に恵まれ、甲斐の国は南アルプス市 通称白根にある小野一博さんのさくらんぼ農園での 「食べ放題さくらんぼ狩り」を楽しんできました。

 南に富士山、西に南アルプス、北に八ヶ岳、東に奥秩父山地など、海抜2000mを超す山々に囲まれます。 海に囲まれた日本では、内陸に位置する数少ない山梨県は、8割を山が占めているのだそうです。

 寒冷な気候を好むサクランボと云えば、山形県を思い浮かべますが、山梨県のサクランボの生産量は、全国第3位で、サクランボが育つ南限と云われます。

 第一に 日照時間が日本一、第二に寒暖の差が大きい、第三に水はけのよい土壌に恵まれて、ここで収穫されたサクランボは、歴然と味の違いがあると云われます。 そんな訳で、期待を込めて日帰りのバスツアーを楽しむ事ができました。

 サクランボの品種は全世界で1350種を超えると云われ、日本では約30種類程と云われます。

 サクランボは、ふつう「桜」と云われる桜とは、同じバラ科サクラ属でも異なります。

 地中海・エーゲ海、黒海に挟まれた西アジアの半島原産の 「西洋実ざくら」 が明治初期に渡来したそうです。  T_n21 ふつうの桜に遅れて咲きますが、花は小さく貧弱で、「さくら」としての観賞には向きませんので、もっぱら果実の為に栽培されているのだそうです。

 さぁ 堅い話はこれくらいにして、南アルプス市、白根の小野一博さんの 「さくらんぼ食べ放題」の動画をお楽しみください。 

 Photo  「ルビーの妖精」 と云われるように、色彩と光沢、果肉、果汁ともに多くて甘味と酸味の調和がなんとも云えず素晴らしく、最高級品として、東京銀座の有名フルーツの老舗にも並ぶと云われる事もうなずけます。

 600坪にも及ぶ広大な園には、樹齢30年にもなるサクランボの巨樹何十本もが、すっぽり覆い尽くす巨大温室に植えられ、「ルビーの妖精」たちが、私たちPhoto_2 観光客を迎えてくれるのです。

 当然のことながら、赤く色付きはじめるこの時季 招かざる小鳥たちの防鳥網や、果実に雨は禁物とあって、その設備も大がかりなものです。

 画像でもお気付きの 敷き詰められているシルバーシートは、食べ放題の観光客の踏み荒らし防止のためかと思いきや、果実の育成に太陽光線の反射効果を狙ったものと知りました

Photo_3  サクランボの木は もっと低木かと思っておりましたが 樹齢30年にもなる樹木には、こんな瘤もみられ、10mを超える巨樹は枝葉を広げ、たくましさに似合わず、可愛らしい「ルビーの妖精」を実らせるのです。微笑ましい限りです。

 受粉は当然ミツバチですが追いつかず、人の手によるところが大きいようです。短い受粉の時季の細かい作業は さぞ大変なことと思います。

「大変な作業と思われますが、、、?」 とお訪ねしたところ、 「別に苦労とは思っておりませんね」のご返事でした。 我が子のようにいつくしみ、楽しんで育てていらっしゃる温厚な一博さんのお人柄が印象的でした。

 

      40分食べ放題! と、私たちは勢いづいて挑戦?します。 紅に色付いた鈴なりのサクランボに見惚れ、歓声をあげ 小鳥のようについばむのです。

Photo_4   みんな笑顔で幸せそうです。あちこちに笑い声も、、、

サクランボを思いっきり堪能した私たちはお土産満載 バスの人となりました。 

   

     銀嶺に燿よひ合うてさくらんぼ

     (ぎんれいにかがよいあってさくらんぼ)

     桜桃の熟れて甲斐嶺遥けしや

     (おうとうのうれてかいがねはろけしや)

     鈴なりのいよよ燿よふサクランボ

     (すずなりのいよいよかがようさくらんぼ)

     食べ放題と云へど桜桃貴しや

     サクランボ狩り兵漢もオチョボ口

     (さくらんぼがりつわものかんもおちょぼぐち)

     サクランボ狩り園遠近に笑ひ声

     (さくらんぼがりそのおちこちにわらいごえ)

     さくらんぼ狩り小鳥となりて小半時

     (さくらんぼがりことりとなってこはんとき)

     さくらんぼの土産満載旅のバス

     (さくらんぼのみやげまんさいたびのばす)

     

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菊川市のコミュニティバスで、、

Photo  「南風園」のブーゲンビリアを堪能した私は、思いがけない菊川市のコミュニティバスのお陰があってこその幸運を噛みしめたのでした。

現地までの路線バスも無く、車も持たず自転車さえ処分して10年この方、ひたすら我が2本の脚と公共交通機関に支えられての行動です。

 JR菊川駅から現地までタクシーを利用すれば片道3500円は、後期高齢年金暮らしにはとうてい無理なことでした。  それが何と!

ここでは1回の乗車運賃が100円なんです!

では、落ち着いてコミュニティバスについてお話しましょう。

 そもそもコミュニティバスとは、市町村などの自治体が 住民の移動手段を確保するために運行する乗り物なのだそうです。 最近ますます増加している市街地など 交通空白地帯の公共交通サービスの提供や、市街地内の主要施設や 観光拠点などを循環するサービスで 採算性より住民の足として運行されているのです。 地元のバス会社や タクシー会社に運行を委託するなどして、自治体側が経済的支援を行うのが一般的とされているのだそうです。

 日本のコミュニティバスの導入の発端は、香港で盛んに運行されている「ミニバス」 からと云われます。 通勤や買い物の路線で、自由に乗降する利便性を日本の交通行政関係者が 香港を訪れた時に その緻密で安価な合理性に驚き、日本でも,,, と、検討の結果誕生したと何かの記事にありました。

そう云えば私の街にも可愛らしい「こしず」 と云う名のミニバスが城下町から、市内繁華街を循環しているのを良く見かけます。 これもバス会社が運営している「コミバス」なんですって。

Photo_2 菊川市では 以前はタクシー会社が それを担っておりましたが、現在は、利用者や住民の意見をもとに 市の地域公共交通会議で検討を重ねて運行され始めました。

運転手を含め10人乗りのワゴンタイプで、市内7つのコースを循環しており、年末年始・土・日・祝祭を除く平日のみの運行で、小学生以上100円の運賃を乗車時に運賃箱に払って 降りる先を告げます。Photo_3

 途中下車して他のコースに乗り継ぐ事もできます。

Photo_4  菊川市役所商工観光課から頂いた 「菊川市コミュニティバスコース図」  裏面の各コース 「時刻表」には、私が目指す目的地までが付箋付きでご案内戴いた事は大変に助かりました。Photo_5  

  余談ですが、帰りに利用させていただいた 「コミバス」のエピソードを語らせていただきましょう。

当初ご案内戴いた帰りの「コミバス」に乗車するためには、2時間余りの間もあって、1便早い他のコースに乗る事が出来ましたが、その便は途中 「菊川病院」で一旦降りて 30分のお昼の休憩に入ります。 菊川駅まで戻りたい私は、「乗り継ぎ券」をいただき、病院周辺の鮮やかな新緑を眺めながら、時折夏うぐいすの鳴き声に耳を傾け、ベンチで地元のお年寄りとの談話を楽しんだのです。 

 30分後、定刻通りに乗り継ぎを果たしました。 もちろん乗り継ぎ券を渡せば無料です。

 こうして私は 往復200円也で、南国情緒あふれるブーゲンビリアと、果てしなく展開する茶畑、病院前の緑に潤され、のどかな老鶯の鳴き声までも楽しむ事ができました

     夏野行く運賃箱に1コイン

     (なつのゆくうんちんばこにワンコイン)

        老鶯に慰められゐてバスを待つ

     (ろうおうになぐさめられいてバスをまつ)

    

  こんなゆったりテンポの旅も良いものですね。

 

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菊川市 「南風園」のブーゲンビリア

 5月25日の当地方新聞の特集ページ ウオッチング欄に 「南国の彩り初夏満開」 のタイトルで、静岡県菊川市の観光農園のブーゲンビリアの美しい画像に目を奪われました。 約1000平方メートルの温室内に 4メートルほどに育った約50本がひしめき合って 華やかに垂れ下がる光景を見たくて、ネットを通じて問い合わせの結果が、前回ブログでご紹介した「菊川市役所からの朗報」でした。

Photo  南国ムード溢れる観光農園 「南風園」 は菊川市古谷と云う場所にあって、よそ者の私には、JR菊川駅から一体どの方向に存在する事すら皆目見当もつかないまま、独りの旅がはじまりました。

弱者の為に、菊川市が非営利の運行のコミュニティバスのお陰で、

何ヵ所かの停留所を廻り、40分ほどでPhoto_3  ようやくたどり着いた 「南風園」 の今を盛りに咲き誇る

Photo_2  ブーゲンビリアをご案内しましょう。

↓ をクリックして、リズムに乗せた動画をお楽しみ下さい。

 ブーゲンビリアは、中南米原産のつる性の低木で、オシロイバナ科に属します。 熱帯花木の代表的な情熱的な花ですから、私は当然夏の花と思っておりましたが、花図艦によれば開花期は1~5月とのこと、ここでは、観賞用に温室に地植えとなっております。

ひと目見て 花弁のように見える色付いた部分は、じつは葉が変形したもので、中央に可愛らしく咲いるのが花なのだそうです。 多くは濃いピンク色ですが、ここにはピンクの濃淡、淡いオレンジ色、クリーム色、ホワイトなど6色が、約300坪(1000平方メートル)の大温室に、4メートルほどに育ったおよそ50本がひしめき合い絡み合って、華やかにシャワーのように垂れ下がる光景は、あたかも南国を旅しているかのような錯覚さえ覚えます。

 

 宮城正達さんご夫妻が 「アロエ農園」 を多くの人に楽しんで戴きたいと17年前にブーゲンビリアを育て、今ではこれほどの規模は、県内でも珍しいほどと、笑顔で語るご夫妻が印象的でした。Photo_4

 初夏に咲く満開のブーゲンビリアも素晴らしいけれど、4月の桜が終わる頃の咲きはじめのブーゲンビリアの初々しさ、夏に向けての楽しさを目を輝かせて語って下さいました。

     濃みどりの茶畑縫ってコミュニティバス

     (こみどりのちゃばたけぬってコミュニティバス)

     かぎろへる夏日に展く茶の畑

     (かぎろえるなつびにひらくちゃのはたけ)

     ブーゲンビリアの園は何処ぞ南風

     (ブーゲンビリアのそのはいずこぞみなみかぜ)

     ブーゲンビリアの城へ夏野をひた走り

     (ブーゲンビリアのしろへなつのをひたはしり)

     初夏の旅ブーゲンビリアの咲く城へ

     (しょかのたびブーゲンビリアのさくしろへ)

     ブーゲンビリアの温室遥かに夏野かな

    (ブーゲンビリアのおんしつはるかになつのかな)

     ブーゲンビリアのシャワー旅人を喜ばす

    (ブーゲンビリアのシャワーたびちをよろこばす)

     ブーゲンビリアのひらひら透けて夏日影

     (ブーゲンビリアのひらひらすけてなつひかげ)

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