« 2010年4月 | トップページ | 2010年6月 »

2010年5月

菊川市役所からの朗報!

 陽気が良くなってくると目覚めも早く、その上お天気が良ければ 取り立てて用事も無いのに 早や起きになるのは齢のせいでしょうか? 亡き父親譲りなのでしょうか?

 去る朝、当地方新聞の特集『ウオッチング』欄に、私のこころをくすぐる美しい画像と、記事が目に飛び込んできました。

 さぁ! これを見たら矢も盾もたまりません! 「行ってみたい!」 の一念で、そそくさと家事一切を済ませ、インターネットでの下調べが始まりました。

 現地ホームページの片隅の 『お問い合わせ』欄に 「これこれしかじか、、、」と、車も持たない後期高齢のわが身を白状し、公共交通機関を利用して目的地に行く手段を問い合わせて、ご返事を待つことといたしました。

 3日目の午前中に、静岡県は菊川市役所商工観光課から電話がありました。

 「当地へのアクセスは、路線バスもありませんし、タクシーで3500円はかかってしまいます。 申し訳ありません」 

 あぁ~! やっぱり車優先のこの渡世! 弱者にとっては  やるせない思いを呑み込むしかありませんでした。

 その日の夕方4時半ごろだったでしょうか 「いろいろ調べてみましたら、コミュニティバスが近くまで運行している事が分かりました。 JR菊川駅前発車の時刻、目的地に最も近い停留所、所要時間は、、、」と、事細かな説明と、資料を郵送して下さるとの電話を戴いたのです。 「わぁ~ うれしい~!」 思いがけず叫んでしまったほどのお役所からの朗報でした。

1  そして5月28日 菊川市役所商工観光課より分厚い封筒が届きました。

丁寧な挨拶文には、コミュニティバスでの事細かなアドバイスに添えて、観光ガイド・マップ・運行回数の少ないコミュニティバス乗降の停留場や、現地までのコースに 付箋やマーカーペンで分かりやすい目印、入園料特別優待券まで添えられておりました。 感謝感激です。

 近日中にお天道さまのご機嫌を伺って 必ず行って参りましょう。

        薫風や旅情をそそる茶封筒

     (くんぷうやりょじょうをそそるちゃぶうとう)

 世知辛い今の世の中 とかくお役所仕事と 批判されやすい昨今、インターネットでのたった1通の問い合わせにも拘わらず、このようなご親切を戴いた5月28日は、私の3年前にブログデビュした記念日だった事を思うと、ブログ4年目への温かいエールだったのかもしれません。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

静岡県島田市ばらの丘公園

 今年の春先からの不順な天候に悩まされた老体も、五月も中旬を過ぎ、まばゆいばかりのお日様を仰げば なんとなく活力が取り戻せたような気がいたします。  

 「そうだ! バラの花を観に行こう!」

Baranookaannnaizu  早目の昼食を済ませ、静岡県はJR島田駅に着いたのが午後1時半。 駅前の観光案内所によれば 「ばらの丘公園」 行きのコミュニティバスは、1時間待ちと云うのです。  観光マップを戴き、島田駅から北へ一直線 2500mの道のりを元気を出して歩くことにしました。

 車社会の時代の事 ビュ~ン ビュ~ンと自家用車は ひっきりなしに通り過ぎて行きます。 タクシーは1台も通る事も無いないまま、寂しい隧道を抜け、小高い峠を越えて40分は歩いたでしょうか? やっと目指す 「ばらの丘公園」 にたどり着きました。  バラのアーチを潜り、階段式の丘の露地には 世界各地を原産とする350種類、8700株の大小色とりどりのバラが5月の太陽に輝き迎えてくれました。

Photo_4  今年は春先の低温で、開花としては未だ2~3分ほどでしたが、辺り一面 ふくいくとした甘い香りが漂ってまいります。

つぎの動画は、10分間ほどの階段式露地植えのバラです。

ごゆっくりご覧ください。

 丘の上の大温室に一歩足を踏み入れれば、そこはもう薔薇、ばら、バラの世界です。

Photo_2  バラには それぞれに名前が付いていて、由来あり、願いあり、ドラマありで、「なるほど!」 と思わせるものもあります。

 人々は甘い香りとその美貌に思わず 「きれいねぇ~! あぁ~ いい匂い!」 と見惚れます。それに応えるかのように 蕾の初々しさや、大輪に咲き誇り、貫禄さえみせ様々な趣が楽しめるのです。

 さすが花の女王、清楚な 「プリンセス・ミチコ」 まばゆいばかりの 「ダイアナ・プリンセス・ウェールズ」 など高貴な名前が多いのです。Photo_5

 感じたままの拙い五・七・五で、ご想像ください。

     薔薇園へ逸る足取り峠越え

     (ばらえんへはやるあしどりとうげごえ)

     峠ひとつ越えて展けるバラの丘

     (とうげひとつこえてひらけるバラのおか)

     寂しき峠越え馥郁とバラ匂ふ

     (さみしきとうげこえふくいくとバラにおう)

     大井川の光に優るバラの丘

     (おおいがわのひかりにまさるバラのおか)

     バラの丘より島田の宿の街望む

     (バラのおかよりしまだのしゅくのまちのぞむ)

     目映きはバラ咲き誇る丘の上

     (まばゆきはバラさきほこるおかのうえ)

     照りもせず曇りもせずにバラ日和

     (てりもせずくもりもせずにバラびより)

     「プリンセス・ミチコ」てふ名の薔薇清楚

     (プリンセス・ミチコというなのバラせいそ)

     「ミス・島田」てふ大輪の薔薇朱色

     (ミス・しまだというたいりんのバラしゅいろ)

     バラ真紅空の青さに際立てり

     (バラしんくそらのあおさにきわだてり)

     しばらくは{ピース」と云う名のバラに佇つ

     (しばらくはピースというなのバラにたつ)

     野茨にハミング歌うふたり連れ

     (のいばらにハミングうたうふたりづれ)

     花嫁となる人佇たせバラ撮る人

     (はなよめとなるひとたたせバラとるひと)

     やわらかき声の行き交うバラの丘

     (やわらかきこえのゆきかうバラのおか)

     薔薇愛でて老いを楽しむ人となり

     (バラめでておいをたのしむひととなり)

     

| | コメント (8) | トラックバック (0)

サンバ・カーニバル in Shizuoka 11th

 いや~! もう~! 全く凄~いイベントに出会いましたよ~!

私の今年のゴールデンウィークの最終を飾ったのは なんと! ドンチャカドンチャカ半裸で踊りまくる サンバ・カーニバルに出会った事でした。

ゴールデンウィークは尚更の事、人混みに出かける事を極力避けて過ごした七十余年の人生で、デジカメをぶら下げての外出が 昨年あたりから結構面白く、毎日が日曜日の私も大衆に倣って、この大型連休はあちこち出歩きました。五月四日静岡市葵区の繁華街へ買い物に出かけた時の事です。

Photo  目的の買い物を済ませ、大型連休にしても、余りにも大勢の人がメーンストリートにたむろしているのに出会いました。

 何事かと思いきや! 恒例の「サンバ・カーニバル」がやってくると云うではありませんか!  はじめて観る生のサンバではありませんか!

 年甲斐も無く、血沸き 肉躍って、群衆の最前列に陣取りました。Photo_3

遠くからドンチャカドンチャカやってきます。 わくわくしながらデジカメを構えるバ~さんの姿をご想像ください。

Shizuokasamba1  きらびやかなコステュームに 色とりどりの鳥の羽を飾って、あられもない? 半裸の群団が、笑顔を振りまきながら、天下の大道を踊り歩いてくるではありませんか! 幾つもの大集団が、名店街に大音響とともに練り歩くのですからもう堪りません。

 いや~! もうこうなったらガムシャラに動画のシャッターを押し続けましたよ~!  均整のとれた美しい体躯、しなやかなポーズ、気炎を上げて、笑顔、笑顔、笑顔、、、

 「静岡サンバカーニバル」と 静岡市中央商店街連合会が主催する恒例の 「サンバ・カーニバル in Shizuoka 11th」 は、

 2003年にパーカッション部隊として初参加して以来、静岡のローカルサンバチームとして 地域に密着して活躍の 『アカデミコス・ジ・シズオカ』、   地元静岡の新しいサンバチームとして サンバを愛する日本人と ブラジル人で2007年に結成された 『プロコ・シズオカ』、   2001年に浜松市で結成され、毎年浜松市が主催する 「浜松サンバフェスティバル」 のパレードに参加する 『エスコラージ・サンバ・ハママツ』、   1995年埼玉県で誕生し、浅草サンバカーニバルで 数回の優勝経験もあり、女性ダンサーの比率の高い事が特徴で、NHK紅白歌合戦にも出演した 『アレグリア』、   日本のサンバチームにとっての甲子園 「浅草サンバカーニバル」 に第一回から出場の老舗チームで、通算18回の史上最多記録の 『パルパロス』 の大イベントですから、申し分のないパレードです。

No_samba_no_life   混迷する世界大不況の嵐の中、 「No Samba No Life」 サンバ無しでは生きていけない!  なるほど! 

 さしずめ今の私にとって、おこがましくも 「No Personal Computer No Life」 かも知れません。 

   パソコンは老いを知らないのですから、、、

    

     カーニバルに婆も気を吐く街五月

     街なかをサンバに浮かれ青葉風

| | コメント (6) | トラックバック (0)

桜えび祭り

 ことしは寒暖の差と、不順な天候続きに悩まされた春でしたが、大型連休は例年に珍しく、すがすがしい晴天に恵まれて、元来 人混みに出かけるのが苦手の私も、今年ばかりは水を得た魚のように浮足立つように出かける心境に駆られました。 五月三日 この地方のTVで、「恒例の由比港の桜えび祭り」が開催されると知って、デジカメをぶら下げて行って参りました。

GW最中の事、列車も会場も予想以上の混雑ぶりに圧倒されました。

 「桜えび」は、世界的にも希少な海の恵みとして知られ、国内でも駿河湾のみに水揚げされるのだそうです。 富士山からの幾筋もの河川から駿河湾に注ぐ独特な構造が 「桜えび」 の育成にたまたま適しているのだそうです。

Photo_2  駿河湾に 「さくら色の小さなえび」 がいることは、江戸時代から漁民の間で知られていたようですが、明治二十七年十二月、鯵の夜曳きに網を浮かせておく 「浮き樽」 を船に積んで来るのを忘れた事に気が付いた漁師が、仕方なく 「浮き樽」 無しに網を海底に下ろしたところ、何と! 網に一石余りの 桜えび が入っていたと云う事でした。 それを機に桜えび漁が一気に盛んになり、駿河湾特産として全国に知れ渡るようになりました。 春・秋のシーズンには、雄大な富士山を背景に 「桜えび」 の天日干しはこの地方の風物詩となっております。

Photo_3  今春は、不順な天候続きで、残念ながら期待できるほどの漁は少なかったと云いますが、「桜えびまつり」 の会場は、好天に恵まれ大型連休の中日とあって、大勢の家族連れで溢れ返っておりました。

 日没から深夜にかけて漁をする 「桜えび」 の甘くてとろりと美味しい生を味わえるのは、地元周辺の人たちの特権です。 せめて 「桜えびのかき揚げ」 でも、と思いきや! 一枚二百円也、お一人さま六枚までの限定販売を求める長蛇の列を見れば 気の遠くなる思いがいたします。Photo_4

 好物のお蕎麦を戴くときのトッピングには最高ですので、私も行列の最後尾に並ばねば、、、と思いつつも、動画初心者根性で、早速 「桜えびのかき揚げ」 風景をゲットしました。

 由比港に特設された 「桜えびのかき揚げ」 の模様をご覧ください。

     一湾を統べて燿よふ雪解富士

     (いちわんをすべてかがようゆきげふじ)

     雪解富士かしずき育つ桜えび

     (ゆきげふじかしずきそだつさくらえび)

     桜えびを育む卯波細波かな

     (さくらえびをはぐくむうなみさなみかな)

     雪解川駿河の桜えび育つ

     (ゆきげがわするがのさくらえびそだつ)

     桜えびを誇りて河岸の祭りかな

     (さくらえびをほこりてかしのまつりかな)

     桜えびのかき揚げ匂ふ卯月風

     (さくらえびのかきあげにおううづきかぜ)

| | コメント (4) | トラックバック (0)

なんじゃもんじゃが咲きましたよ~!

世にも不思議な名前の 「なんじゃもんじゃ」 の木をご存知ですか?

この面白い名の付いた樹木の事を初めて知ったのは、今から26年前 1984年の秋の事でした。

 当時 秋になれば決まって薫り高い金木犀を求めて、さ迷い歩いていた私は、東京は調布市の 「深大寺」の巨樹 金木犀の香りに酔いしれていた時の事でした。 傍らの 「元三大師堂」 のほとりに、「五月の子供の日の頃、白い花房を付ける不思議な名前の木がありますよ」と、折よく通りかかったご住職が指差した木が、なんと! 「なんじゃもんじゃ」 だったのです。

Photo_2   奇しくも、私がこの木の事を初めて知った同じ年の1984年の事、わが街、静岡市葵区大岩町にある城北公園に、なんじゃもんじゃの木が植栽されたのです。

 城北公園は、昭和59年(1984年 当時は河合代悟市長) 現在は駿河区大谷に移設された静岡大学のあったこの跡地に、市立中央図書館や、広い緑地公園に整備され、幾種類もの樹木を代表する なんじゃもんじゃの樹木が、植栽群のある明治神宮外苑と、自生地の岐阜県瑞浪市の篤志家から譲り受けて、植栽されました。 現在なんと86本が巨樹となって、見事な白い花に市民は心躍り魅せられているのです。

Photo  * 城北公園への交通は、静鉄ジャストラインバスにて、中原池ヶ谷線・安東循環線 で、「臨済寺」バス停又は、「大岩本町中央図書館前」バス停で下車 それぞれ徒歩1分です。

 「なんじゃもんじゃ」 とは? 

   ≪静岡市役所公園緑地課の公園内案内板から≫

 学名は 「ひとつばたご」 と云い、 「なんじゃもんじゃ」は俗名です。

本州中部地方 愛知、岐阜両県と、対馬だけに自生するのだそうで、20メートルにもなる落葉樹です。 4月末ごろから5月の初めごろに白い清楚な花が咲き、満開時には雪をかぶったように見えます。

 「なんじゃもんじゃ」の名の由来は 通説として

 水戸黄門が、参勤交代の途中 下総神崎(今の千葉県神崎町)に参拝され、神殿横にある大木のご神木をご覧になり、「この木はなんじゃ?」と尋ねられました。 土地の人は、聞き取れず 「なんじゃもんじゃ?」と、問い返したところ 「なんじゃもんじゃであるか」と云われたからとされており、以来このご神木を 「なんじゃもんじゃ」と呼んでいるのだそうです。

 毎年この時期には、当時の市長 河合代悟さん代表の 「なんじゃもんじゃの会」が、この花に集うのですが、実は残念ながらこうした催しは 今年が最終とのことです。

 雨上がりの4月29日行って参りました。 今年は夏も近ずくと云う気温ではありませんでしたが、昨年より10日遅れで咲きはじめました。  広い緑地公園ぐるりに86本もの なんじゃもんじゃ の咲き誇る光景は全国的にも、世界的にも珍しいと思います。            Photo

 自然環境での発芽の難しさから、絶滅危惧種の稀少木だそうで、私も50センチほどの苗を求めました。

我が家の場合は、鉢植えで小さく育てたいと思います。

灌水や置き場所に気配りが必要です。 3~4年で花が咲くと聞きました。

 (あっ! ボケてなんかいられませんね。 長生きしなければ、、、) 

城北公園の 「なんじゃもんじゃ」 を撮り集めた画像のムービーを 軽やかな音楽にのせてみました。 お楽しみください。

     けがれ無きなんじゃもんじゃの空五月

     風に揺れなんじゃもんじゃの空となり

     たわたわとなんじゃもんじゃの咲き競ふ

     句座の和やひとつばたごの咲く許に

     なんじゃもんじゃ満開真白き雲の湧くごとし

     咲き揃ふなんじゃもんじゃの影細やか

     八十余本のなんじゃもんじゃに囲まれて

     ひとつばたご咲く青空をキャンバスに

          なんじゃもんじゃ咲く白いレースを青空に

     ひとつばたごの咲く天蓋に瞑想す

| | コメント (6) | トラックバック (0)

« 2010年4月 | トップページ | 2010年6月 »