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2010年ウィーン・フィル・ニューイヤー・コンサート

Photo_5  新年の風物詩、恒例のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤー・コンサートがウィーン楽友協会大ホールで華々しく開催、衛星中継で世界70ヵ国の人々が堪能しました。

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 会場大ホールには、今年も北イタリア・サンレモから3万本ものオレンジ色をメインとした花々が絢爛豪華に飾られ、黄金の大ホールを一層引き立てました。

 ニューイヤー・コンサートは、1939年に開催され70年の永い歴史を誇り、歴代の指揮者は公式には楽団員全員の投票によって決められるのだそうで、2002年には、小澤征爾が ズービン・メーター (イタリア・カラカラ浴場で、世紀の祭典 三大テノールのコンサートで指揮を執ったインド出身) に続きアジア人として、二人目の指揮を振った映像がよみがえってまいります。

 Photo_2 今年は、フランスの ジョルジュ・プレートルさんです。

ニューイヤー・コンサートの演目は 「ヨハン・シュトラウス一家」 の権威により、新年にふさわしい曲目が選び抜かれます。

 アンコールの 「美しき青きドナウ」 の冒頭が演奏され始めると、聴衆から拍手が起こり、一旦演奏が中断、指揮者・楽団員から新年の挨拶があり、再び演奏されるのも習わしとなっております。  挨拶はその年の指揮者により趣向は異なります。 02年の小澤征爾の時には、楽団員に縁のある様々の国の言葉でなさり、最後はご自身が中国生まれもあって 日本語での後 中国語でされた事が印象深く 今でも脳裏に焼き付いております。

 今年の演目も 喜歌劇「こうもり」序曲にはじまって、ワルツ・ポルカ・マズルカ・ギャロップなど盛り沢山で、3曲目のポルカ 「クラップフェンの森で」 のカッコウや小鳥のさえずりに ウィーンの森の情景まで ありありと思い描くことができました。

 15分の休憩時間には、各楽器の念入りな調整、練習風景などの映像や、今回のバレーに着用する衣装などの構想から制作に至るまでの裏話など、興味あふれる映像も画期的で、つぶさに見る事が出来たのもラッキーでした。

 Photo_3 ポルカ・マズルカ 「心と魂」    ワルツ 「朝の新聞」の演奏は、ウィーン美術史美術館より衛星中継で、数々の名画を背景に 素晴らしいバレーも見応えあるものでした。

 アンコールの 「美しき青きドナウ」 に至っては、緑あふれる大自然の中を、東Photo_4 欧・中欧8ヵ国を滔々と流れるドナウ川の流れを随所に見せ、かつて訪れた懐かしい風景が彷彿とよみがえってまいりました。

 

  なんと幸せな時間を過ごしているのでしょう!

 ポルカ 「狩」 の見せどころ、聴かせどころの銃声は、指揮者自身がマジックさながら、銃口から煙ならぬ花束が飛び出す、指揮者ジョルジュ・プレートル(フランス) 茶目っ気たっぷりのパフォーマンスでした。

 世界中の聴衆に何より待ち焦がれている曲が 「ラデツキー行進曲」 で、1980年頃から 指揮者が観客の手拍子に キューを出して、会場はいっそう盛り上がるのです。  これも習わしとなって、TVの前の私まで溶け込んでしまうのです。

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 歴代最高齢85才の指揮者ジョルジュ・プレートルのエネルギーに満ち溢れた2010年のニューイヤー・コンサートでした。

 私にとって 贅沢で素晴らしい年の幕開けです。

     はつ春やウイーンのワルツ星に載り

     新春のポルカ・マズルカ千里より 

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文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

ぽちさん
まずは、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
クラシックに造詣の深いぽちさんのこと、やはり
ウィーンフィルハーモニーのニューイヤーコンサートで
始まったんですね。NHKの総合でも、今朝やっていましたね。
私も、ぽちさんのブログを見て以来、興味があってテレビをつけて
見ていたのですが、間が悪くお客さんに邪魔されました。(>_<)
来年こそ、しっかり聞きたいです。録画しておくに限りますね。
さて、私の正月は取り立てて、変わったこともなく
過ぎていきました。
元日はテレビでサッカー観戦、2日は親戚への年賀、
今日は家の中を整理して、新しい年に備えたところです。
普通ですね。ハッハッハッハッ!(^_^.)
では、今年もぽちさんのブログの一ファンとして、
楽しい記事に会えたら嬉しいです。
応援しています。

投稿: みず | 2010年1月 3日 (日) 16時51分

♪ みずさん
明けましておめでとうございます。
昨年は執りとめの無い拙いブログをご笑覧くださり、
コメントをお寄せいただいて有難うございました。
随分と励まされた事でしょう! 

 独り住まいの近頃は、毎年ウィーン・ニューイヤーコンサートが唯一お正月の楽しみとなりました。
居ながらにして、ウィーンナワルツに酔いしれるなんて
しみじみと平和を有り難く思います。

 今年はどんな話題に巡りあうことでしょうか?
肩肘張らずに、ブログを続けて行ければ、、と
思う dog であります。
 今年もどうぞよろしくね!

投稿: みずさんへ ぽちより | 2010年1月 3日 (日) 19時11分

ぽちさん
明けましておめでとうございます。
昨年はこのブログにたくさんのことを教えていただきました。
今年も更新を楽しみにしております。
私も元日のニューイヤーコンサートをワクワクして見ました。
やっぱりいいですねえ。
何と豪華で華やかでしょう。
指揮者のジョルジュ・アレートルさんが可愛らしかったですね。
DVDにも撮りましたから何回も楽しめます。
どうぞ今年もよろしくお願いいたします。(゚ー゚)

投稿: ひろ | 2010年1月 4日 (月) 08時45分

♪ ひろさん
 明けましておめでとうございます。
昨年は拙いブログに うれしいコメントを
お寄せくださり ありがとうございました。 (._.)

 ウィーン・ニューイヤーコンサートの絢爛豪華な
演奏を見ないで、何の余生が楽しめましょうか?

 歴代指揮者最高齢85才の ジョルジュ・プレートルさん
のエネルギッシュで茶目っけぶりが、実に素晴らしかったですね。 多くの時間を費やしての練習、リハーサル 2時間半にも
及ぶ演奏を 85才のお歳を思うと 常人とは思えません。 
 年を重ねて行く勇気をいただきました。 77才今年もどうにか
ブログを続けて行けそうな、、、dog です。 よろしく!

投稿: ひろさんへ ぽちより | 2010年1月 4日 (月) 09時41分

  ぽち様
 明けましておめでとうございます
良き初春をお迎えの由お慶び申し上げます。私も元気で元旦を迎えました。快晴の元日,青空に聳える富士山が実に美しかった。本年がこの様に穏やかで明るい年であって欲しいと祈りました。
 素晴しいコンサートで元日を過されたぽち様の姿,目に浮かびます。今年もブログ楽しみにしております。
 向寒の折ご自愛下さい。本年もよろしく。 
 

投稿: ライムライト | 2010年1月 6日 (水) 17時31分

♪ ライムライトさま
 明けましておめでとうございます。
お健やかに新年をお迎えの事 何よりでございます。

 神々しい元旦の富士山を仰ぐ事が出来る 駿河路の
風土を有り難く 噛みしめております。

 恒例のウィーン・フィル・ニューイヤー・コンサートは
毎年楽しみにしておりますが、今年は歴代最高齢85歳の
指揮者ジョルジュ・プレートルさんの エネルギーに圧倒されました。  77才 まだまだ弱音は吐けませんね。
 今年も ぼつぼつながらでも ブログを続けられたら余生のよすがになるのでは? と 思っている dog です。

 今年もどうぞよろしくご笑覧ください。 お元気で!

投稿: ライムライトさんへ ぽちより | 2010年1月 7日 (木) 09時49分

ぽちさん
あけましておめでとうございます
2010年もまた、ステキな幕開けだったようですね
ぽちさんにとってすばらしい1年でありますように

指揮者のかた すばらしい年齢ですね
小沢さんにも病気に打ち勝って復活してすばらしい指揮をつづけていただきたいものです

年末年始は、ご紹介いただいたCDをかなりBGMとして聴かせていただきましたヨ!

本年もよろしくお願いいたします

投稿: ゆーこりん | 2010年1月 8日 (金) 11時38分

♪ ゆーこりんさま
  明けましておめでとうございます。
昨年も ご指導有難うございました。 ♪(o ̄∇ ̄)/

 ウィーン・フィル・ニューイヤーコンサートの
歴代最高齢の指揮者に 「ぽん!」 と
背中を押されたような、勇気と感動を戴きました。
今回のブログで02年の小澤征爾さんの事を
書いたばかりでした。 まさか! 
記者会見では、しっかりと病気と向かい合って、夏ごろには
ご活躍を約束して下さいました。 祈るばかりです。

 今年もどうぞよろしくお願いいたします。 dog

投稿: ゆーこりんさまへ ぽちより | 2010年1月 8日 (金) 13時25分

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