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「木魚」でクリスマス・キャロル!

 師走になると巷の喧騒にも劣らず、我が家でもクリスマス・キャロルが終日流れます。

 Photo もちろん 三大テノールのクリスマス・イン・ウィーン1999年版のCDです。

ホセ・カレーラス  プラシド・ドミンゴ  ルチアーノ・パヴァロッティ

スティーヴン・メリクリオ指揮ウィーン交響楽団 ウィーン国立少年少女合唱団をバックに絢爛豪華に歌い上げる クリスマス・キャロル極上の数々を聴くことが、私の楽しいクリスマスなのです。

幾度か聴いているうちに、「ウィンター・ワンダーランド」や「そりすべり」の 交響楽団演奏中の 不思議な音と軽やかなリズムが 気になりはじめました。  CDの演奏だけでは解明できず、すでに廃盤の 「The Three Tenors Christmasu in Wien 1999」 のDVDをインターネットでやっと入手して、あの不思議な音色の正体を突き止める事が出来ました。

Photo_3   これは、正真正銘 日本の「木魚」です。

木魚は読経するときに打ち鳴らし、リズムを整えたり、一説には眠気覚ましもあるとか、、、 かっちりと硬めの丸い座布団に鎮座ましまし、先端を布で包んだバチ?で ポクポクと叩き鳴らすのです。  「木魚」の原型は禅寺で使われていた「魚板」で、その名の通り魚の形をした板を叩き鳴らして、人を集める合い図に使われます。 魚は目を閉じないことから、修行に精進する為とか、叩く事で煩悩を吐き出すとか、眠気覚ましの為に一定のリズムを刻むためとか諸説があります。

子供の頃、仏壇の前に備えられた「木魚」を叩いて 面白おかしく遊んでは大人に叱られた懐かしい思い出もあります。

 えっ!  クリスマス・キャロルに 「木魚」 ですって?

  そうなんです! 私も驚きましたよ!

 ウィーンの三大テノール クリスマス・コンサートでの一曲に 「ウィンター・ワンダーランド」があります。アメリカでもっとも親しまれているクリスマス・ソングです。 

ウィーン交響楽団・ウィーン国立少年少女合唱団・ヨーロッパ切っての三大テノールのコンサートに思いもかけない 日本仏教の 「木魚」 を楽器として打ち鳴らすミスマッチにびっくり仰天です。 それも 木魚を後ろ向きに三個も据えられているのも可笑しくって、、、

 音楽には国境はありません。 「ミスマッチのリズムも妙なるかな」です。

        テノールのキャロルを我が家のクリスマス

     独り居を聖歌で満たしクリスマス

     ともし灯も揺らげば温し草の庵

     叩かれてキャロル楽しき木魚かな

     

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文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

ぽちさん
今年もあと10日あまり、押し詰まりましたね。
西洋音楽と木魚、一見ミスマッチに思えますが、
見事なハーモニーをかもしだしていますね。
これは、面白い!!
それにしても、ぽちさんが、「この音は何?」っと、
耳を澄まして聞いたればこそ、分かったこと。
その集中力に驚かされました。
きっと、私ならなんとなく聞き通していたに
違いありません。
オーケストラの木魚は存在感がありました。(^.^)
クリスマスも、もうすぐですね。我が家の近所の2軒が
家をライトアップするので、それを毎年楽しんでいます。
我が家は特別なことはしませんが、一応イブは定番の
鳥ローストとケーキでお祝いします。では、また。

投稿: みず | 2009年12月21日 (月) 08時44分

♪ みずさん
 時の流れが余りにも早く、年齢のせいでしょうか?
今年は特に感じます。 それにここ数日 急の寒さが
身にこたえます。
 みずさんもご自愛くださいね。

 ウィーンのクリスマスで、三大テノールのコンサートに
日本の「木魚」を 打楽器として使ってしまうなんて、凄~い!
ポクポク ポクポク とリズムもマッチして 素晴らしいですね。

 この音が気になる dog は、後期高齢独り暮らしの
ひま人なんですね。( ̄ー ̄)ニヤリ

投稿: みずさんへ ぽちより | 2009年12月21日 (月) 09時27分

え~っさすがのぽちさんのおっしゃることでもなにかのまちがいか勘違いでは あるいは エイプリルフールならぬディセンバーフールでわれわれをちゃかしていらっしゃるのかとさえ想ってしまいました!!!

でも、たしかに「木魚」が写っているではありませんか!!!
びっくりでした。

ぽちさん よくこんなに毎週毎週面白い記事を発想なさいますね~!!!感服!!!

投稿: ゆーこりん | 2009年12月21日 (月) 11時46分

♪ ゆーこりんさま
ヨーロッパの三人のマエストロが、アメリカのクリスマスソングを
日本の「木魚」の軽やかなリズムで 世界中を楽しませるなんて
素晴らしい発想ですね。 信じられません!

 これをネタにブログを書きたくて、ボケてはいられません。
本音を言えば、 dog はよくよく退屈婆なのですね。

  パソコンやってて良かった! dog であります。

投稿: ゆーこりんさまへ ぽちより | 2009年12月21日 (月) 12時14分

ぽちさ~ん
「木魚」のお話、楽しかったですよ。
ぽちさんのブログへの熱い思いがよくわかります。
何でも真剣に追求していく姿がステキですね。
最近はお寺の本堂でもコンサートをやりますね。
それこそ大きな木魚の前にグランドピアノを設えてのコンサートに行ったことがあります。
仏教と西洋音楽がうまくマッチしていました。
寒い時期ですが心温まるお話をありがとうございました。(゚ー゚)

投稿: ひろ | 2009年12月21日 (月) 13時59分

♪ ひろさん
 クリスマスと三大テノール  ウィーンでのコンサートに
「木魚」 のとり合わせが何とも可笑しみがありますね。

 どなたの発想でしょうか? 拍手喝さいです!
1999年の生コンサートでヨーロッパの聴衆にどう映った
でしょうか? 

 仰る通り 日本でも お寺の本堂での演奏会もあります。
津軽三味線とオーケストラのコラボレーションもありますし、、

 それにしても、三大テノールと「木魚」には びっくりの
dog でした。

投稿: ひろさんへ ぽちより | 2009年12月21日 (月) 17時26分

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