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2009年11月

受け売りですが、笑ってちょうだい!

愛読のブログ 「もっと楽しく! パソコンライフ」 のブロガー ゆーこりんさん やってくれましたねぇ~

いつも真面目なパソコン・インストラクターの ゆーこりんさんが、たまたま見付けたこの動画!  すでに世界的に 45万回を上回る再生を数えるほど面白いサッカーの実況? です。

お陰さまで、一日中何の話題も無い退屈者の 「後期高齢独り暮らし」 の私が お腹の皮がよじれるほど 大笑いの一週間でした。

「もっと楽しく! パソコンライフ」 (若い衆向きにラーって云いますねん)11月22日 ご投稿の 「おもしろすぎて、、、」 の動画が 余りにもおもしろ過ぎてラー の読者だけに留めておくだけでは勿体ないのです。

そこで、受け売りですが 「パソコンは老いを知らない!」 からも楽しんで頂きたくて、思い切った事をしてしまいました。

同時通訳???の 字幕に集中して、思いっきり笑って下さい!

 いまブルーの方も、マンネリ化のご夫婦もお二人で 「必見!!」 です。 

 それにしても、バーレーンのサッカー実況中継って いつもこんな調子なんですかねぇ!  この動画製作発案者と、ゆーこりんさんに喝采を!!!

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興津「清見寺」の五百羅漢さん

 Photo 小春日和の午後、清水港や三保の松原を望む高台にある臨済宗の名刹  「興津の清見寺」 へ行ってまいりました。

JR静岡駅から上り四つ目の興津駅で下車して静かな街道を歩いて十分。

 

 Photo_5 境内には東海道線をまたぐ なだらかな高台に 「巨ごう山清見寺」 がありま す。山門をくぐり右手鐘楼の前に、徳川家康お手植えの 「臥龍梅」 が小春の日和に僅かに芽生えた冬芽も輝いておりました。

 

 今回のお参りの目的は、江戸中期仏教の興隆を祈って彫像された 五百羅漢1_2 像です。 (作者不詳)

  山の斜面に、皆一様に遥か清見潟を望み、鎮座まします五百体ほどの羅漢さま。 天を仰ぐ人、笑う人、読経の僧、楽器を鳴らす阿羅漢様、さまざまの姿の中に、亡き人の面影を偲び 供養し冥福を祈ります。

  Photo_6  明治26年 清見寺を訪れた島崎藤村の 「、、、起ったり坐ったりして居る人の形は、生きて物を云うごとくにも見える。 誰かしら知った人に逢えると云う。その無数の彫刻の相貌を見て行くと、あそこに青木がいた、岡見がいた、清之助がいた、ここに、、、  連中はすっかりその石像の中にいた、、、」 と。

 これは 「桜の実の熟する時」の一節です。

 秋の日短い午後のひと時、時折通り過ぎる風の葉騒の中、一体一体の羅漢様を覗きこむように収めた動画をご覧ください。

 

傍らにある 「後生車」 は、現世において犯した もろもろの悪事を、この車を回しながらPhoto_7 懺悔して、後世の善処を願うのだそうです。

日溜まりの冬芽きらめく臥龍梅

(ひだまりのふゆめきらめくがりゅうばい)

秋惜しむ逢いたき人に羅漢さま

(あきおしむあいたきひとにらかんさま)

綿虫や羅漢の間々をさ迷へり

           (わたむしやらかんのままをさまよえり)

     律風や琵琶掻き鳴らす羅漢僧

     (りちかぜやびわかきならすらかんそう)

     石蕗あかり経本を説く羅漢さま

     (つわあかりきょうほんをとくらかんさま)

     落ち葉しきりに褥となりて羅漢衆

     (おちばしきりにしとねとなりてらかんしゅう)

     百舌鳥猛る五百羅漢の皆黙す

     (もずたけるごひゃくらかんのみなもだす)

     秋の浪羅漢となりて見遥かす

     (あきのなみらかんとなりてみはるかす)

     逝く秋の風を聞きをり羅漢衆

     (ゆくあきのかぜをききおりらかんしゅう)

     心寂し鎮もる羅漢や沖ツ風

     (うらさびししずもるらかんやおきつかぜ)

     露けしや後生車の軋む音

     (つゆけしやごしょうぐるまのきしむおと)

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今年も柚子のマーマレード

 Tizu2 静岡の母なる川 全長52キロの安倍川は、一気に駿河湾に注ぐ急流河川で日本一水質のきれいな川です。  その中流に 「郷島」 と云う地域があり、小高い丘に 「冷泉山・秘在寺」 があります。

 今から450年ほど前の天文年間に開山された 臨済宗・妙心寺派の 「冷泉山」 の山号は、本山裏山の中腹より 豊かな冷泉が湧き出ていることからの由来です。 この水を利用して、450年前より 「郷島和紙」 が産出されました。 また古くから寺子屋が開かれ 村人の文化向上の育成もなされ、茶畑に点在する俳人や村人の句碑が人目を惹きます。 人里離れた山狭の地に すばらしい 「心の道場」 があったとは、私は初めて知りました。

 文化の日に 寺前の薬師庵で健康祈願の法要や、「そらの道まつり」 があると云う事で すがすがしい秋日和 友人とゆっくり遊んでまいりました。

境内の朝市では、朝どりの野菜、立派な自然薯、炊きたてのムカゴや山菜の「おこわ」の湯気が立つ中、村人の活気ある笑顔に迎えられました。

 Photo 初物の「柚子」を見付けました。 ようやく色付いた摘み取ったばかりの柚子は、村の婦人部が開く朝市に ポリ袋に入れられて 新鮮な野菜に交じって売られておりました。  大まかに2個入りあり、3個入り有りで、1袋100円也。 町のスーパー(1個158円)では見られない新鮮で香り豊かな逸品ぞろいです。  10袋 〆て3キロの荷は、山峡の上り下りの道は老いの身には少々難儀でしたが、、、

 さぁ~! 恒例の 「柚子のマーマレード」 作りにに執りかかりましょう。

Photo_3

  ぬるま湯とブラシで柚子の表面をていねいに洗い、剥いた皮は一日水に晒してアク抜きをします。 種を抜いた果実は袋ごと使いますので 煮る段階まで冷蔵庫に保管して下さい。

  水を取り換えながら 充分に晒した皮Photo_4 は、マッチ棒ほどの千切りにし、更に水に放ちアク抜きをしてザルに上げます。

 皮と果実の分量を量って、鍋に移し ひたひたの水を加えて煮立つまでは強火、後は中火で1時間ほどくつくつと煮ます。焦げやすいので絶えず木ベラで、鍋底からかき混ぜながら煮ます。  目残しの種が浮き上がってきますので 丹念に取り除きます。

 これが結構面倒ですが大事な仕事です。

Photo_5  果実もすっかり溶けて、皮も透明にやわらかく煮あがりました。

先ほど量っておいた 煮る前の皮と果実の分量の150% (昨年より20%~30%甘さ控え目です) のグラニュー糖を加えて、更に焦げ付きに気を付けながら 木ベラで鍋底からかき回して、20分ほど中火で煮詰めて完成です。

柚子特有の食物繊維 ペクチン セルロースが多く、細胞をつなぐ役目があります。 とろりと照りのある美しい琥珀色の「柚子のマーマレード」 が出来上がりました。

 荒熱がとれたら 保存瓶に移します。

 Photo_6 寒い日には 熱~いユズ茶で、、、 トースト、紅茶、コーヒーに、ヨーグルトにも最適です。

「柚子が色付く頃、医者が青くなる」 と云われるように、柚子の効用は疲労回復、肩こり、筋肉痛の予防、ビタミンCやフラノボイドで 病気の原因となる活性酸素の消去、更には抗がん作用の働きまである優れものです。

    

      朝市の柚子ランダムに袋詰め

     柚子買ふてお薬師さまを詣でけり

     朝市の肩に重たき柚子三キロ

     ひとひらの刻み柚子のせ鍋料理

     柚子一片なべ焼きうどんの香をたたす

     カンツォーネ口ずさみつつ柚子刻む

     ジャム煮るや飽き無く掬ふユズの種

     ねんごろにフツフツ煮詰めユズのジャム

     柚子ジャムを煮詰めつ遠き子を偲び

     根詰めて一年分の柚子のジャム

 仏の教えに、料理を作る事 すなわち修行の道。

取り除いても、取り除いても浮き上がる種を 丹念に掬い取る面倒な作業も 修行の道かもしれません。

     

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大道芸ワールドカップ in Shizuoka 2009

 2 世界一流のアーティストを一度に見られるフェスティバルとして、アジア最大の規模を誇る 「大道芸ワールドカップ」がわが街 静岡市で10月31日~11月3日の4日間華々しく開催されました。  厳しく選び抜かれた世界23ヵ国から94組 181人のパフォーマーが競演しました。 

ジャンルを問わず世界一を競う方式はこの静岡以外にはありません。 今年で18年目を迎えて、4日間で157万人が魅了しました。

 元来私は、人混みは出来るだけ避けたい性格で、過去17回の大道芸ワールドカップは、せっかくの催しにもかかわらず ほとんど無関心を通しておりました。

 ところが今年はどうしたことでしょう! デジカメをぶら下げて、それも独りで見に行ってまいりました。

  Photo_7 何が私の気持ちを 駆り立てたのでしょうか?

各地から それぞれ 「 マイ・脚立」 を持参しての観客の波に押され、幾重にもなる人垣に圧倒されて、とうてい見物することすら出来ないと諦めつつも、今年は動画初心者の私の心をくすぐったのです。

 初日には いきなりメーン会場の駿府公園に直行しました。 すでに何ヵ所かの円形に陣取る人垣に圧倒されながら、比較的隙間のある裏側に回って、フランスの三人組 「ル・テニス」 を楽しむこととしました。

 小さなテニスコートが舞台で、高い技術のコメディ・ジャグリングです。 その素晴らしい技術とコミカルな演技を つぎの動画でお楽しみください。

Photo_9  素っ頓狂な発声、小刻みにドラムを打ち鳴らすジャッジ役の、英語・フランス語に時々たどたどしい日本語も飛び出すパフォーマンスも中々の見どころ、聞きどころで、観客をどっと熱狂の渦に巻き込んでしまうのです。

 何本かのジャグリングクラブを巧みに使った激しいラリー、スマッシュの利いた打ち合い、フェイントの軽妙さ、、、。 高い技術あってこその楽しい技に観客はテニス?のラリーに引き込まれていまうのです。

 この三人のスナップショット カメラを向けた私に快い笑顔で答えてくれました。

Photo_8  ジャグラーの技爽快のW杯

 秋天にジャグリークラブの舞い踊り

  

 

3   投げ銭の音さわやかに大道芸

 

 何としても真正面から もう一度楽しみたい一念で、3日目は、青葉イベント広場の特設会場で 早々と場所取りまで頑張っての観戦です。 夕暮れ時とあって、動画初心者の私の技量では、多少の難はありますが、夢中でシャッターを押し続けました。 

三人組のパフォーマンス動画をお楽しみください。

「ル・テニス」の活躍 昨年はワールドカップ部門特別賞を受賞しておりました。

今年は見事銅賞に輝きました。 来年もこの名演技を楽しみたいものです。

 あれ~!  いつの間にか「ル・テニス」の追っかけをしていた七十七才

 余生の楽しみ方に、新しい自分を発見した事は云うまでもありません。

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ゆっくり自分を生きればいいのよ!

 二時間に一本しかないバスに乗って、思い立ったように 山間に住む姉の田舎へ行ってきました。  私の住む近辺では 今年は何故か金木犀の香りも とうとう漂う事もなく、秋も深まろうとしています。

 妙に秋の香りに浸りたくなったのです。

 一才違いの姉が嫁いだ旧家は、同じ市内でありながら、山懐に抱かれたところに、ゆうに百年は経っているらしく、どっしりとした構えです。

私と違って、こんなに辺鄙な田舎で 昔ながらの広い屋敷に嫁いで半世紀、夫婦共永年携わってきた 「臨床検査技師」 の仕事をリタイヤしてからの姉は、一体どんな余生を送っているのでしょうか?

 バスを降りて 十分ほどの田舎道を歩けば、秋の虫がすだき、収穫を終えたばかりのイチジク畑からは ほんのりといい香りが漂ってきます。

 Photo 母屋の前庭の野菜畑から 「姉さん被り」 の姉の姿を見付けました。 

「今年はダメかと思っていたのに、やっと咲いてくれたの」  広々とした前庭からは、まぎれもない金木犀が 今を盛りと咲き匂っております。   今年は二週間遅れの開花とか。

 

 永年あくせく働いてきた姉はすでに、ターシャ・テューダー Photo_2 (二つ目の画像は在りし日のターシャさんです) にも似て、自然に感謝し 晴耕雨読を楽しんでいるらしく 庭の樹木や植物の説明に 顔をほころばせ、声を弾ませるのです。

 広い前庭、どっしりと構えた住まいの裏庭や裏山には、幾十種類もの樹木や植物が ところ狭しと茂っております。

「今の世の中 どう変わって行くのか分からないから、悩んでいても仕方がないの。 自分を信じて 思う通りに生きていけば良いのよ! こうして土からのお陰を享けて、ゆったりとした時間、今が一番幸せな時間よ!  ほらっ! 種を播いた覚えもないのに 去年の実がこぼれたのでしょう こんなものも実っているの!」  肥沃な土の恩恵を享けて、自然任せのスローライフ。    泰然自若の姉のセリフです。

 Photo_3 「この木 何の木か分かる?  葉っぱを噛んでみて、、、」

 「あれ~? あァ、、、〈ニッキ〉 の味がする~」  

 幼い頃 一銭銅貨を握りしめて 近所の一文駄菓子屋で買ったあの 〈ニッキ〉 の味に 私たちは子供のころに還って懐かしみました。

 

(画像上は肉桂の木   下は肉桂の葉) 初めて見ました。

Photo_4

肉桂噛みしめ思い出尽きぬ秋日和

(ニッキかみしめおもいでつきぬあきびより)

 07年12月17日に投稿した私のブログ 「ロシア旅行記」 の中で、余生を故郷で、絵筆も持たず、過去の事も、愚痴も云わず、野菜をつくり 野花を摘み、尋ねる人も無い生活の中で 少しも退屈する様子も無く 楽しそうに過ごした ターシャのような生き方をした イコン画家 山下りん の穏やかに過ごした余生を思い出しました。

Photo_5 百年の母屋閑かにそばの花

(ひゃくねんのおもやしずかにそばのはな)

 

 土が 生き物感覚を養っているのでしょうか。  

    土に根差す生活。

姉も 「ゆっくり自分を生きる」 こんな余生を送っているのではないでしょうか。

 

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