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「月見のおわら」 バスツアー

 9月27日 5輪のマークならぬ 「五色の人形が手をつなぎ踊る」シンボルマークの旅行社の特別企画バスツアーで、時ならぬ越中八尾の 「おわら風の盆町流し」観賞の旅を楽しみました。

 9月も末の 「おわら風の盆」 と聞いて、いぶかしげに参加したのですが、これがまぁ! なんと、本番さながらの 「おわら風の盆」 の再現の旅だったのです。

 今回で12回目の企画だった事を初めて知りました。

 二百十日の初秋の風が吹く頃、越中八尾はおわら風の盆の幕開けを迎え、毎年9月1日から3日にかけて行われる 「おわら風の盆」 は、多くの人を魅了して止みません。

Photo_2  飛騨の山々が茜色に染まり、辺りが薄暗くなるころ、細長く広がる坂に 肩を寄せ合うような家並の路地にはボンボリが灯されます。 こんな風情に気もそぞろ、 一気に坂道を登ります。

 

 編笠の間から僅かに顔を覗かせ、優美で幻想的な男女の踊りは、それぞれPhoto_3 の町の伝統と個性を、おわら節特有のゆったりとした三味線、太鼓、胡弓のハーモニーを奏で、それに合わせて 「豊年踊り」 「男踊り」 「女踊り」を披露しながら歌い踊り歩きます。

 今年も9月1日から三日間、細長く広がる坂の町 八尾に全国から三十万人もの観光客が 「越中八尾おわら風の盆」 に酔いしれたと云うことです。

  二十年ほど前、私もこヽ八尾を訪れましたが、人の波に押され満足な観賞も出来ず、残念な思いをいたしました。

 Photo_5 今回の旅行社の企画は、9月26日・27日の二日間で、私たちの参加は27日でした。 当日は全国から60台余りの大型観光バスが 大駐車場をびっしりと埋め尽くし、2700人が三時間余りの本番さながらの 「おわら」の町流しを堪能いたしました。

    

          青山河うすうす暮れて風の盆

     闇に緋色のぼんぼり連ね風の盆

     秋の灯やおわらに染めて旅人の瞳

                   (たびとのめ)

     嫋嫋と胡弓地を這ふ風の盆

     胡弓むせぶ風の吐息か風の盆

     編み笠に人目を忍び風の盆

     編み笠の面輪偲びて風の盆

     農耕を踊るおわらの黒はっぴ

     男踊りの仕草に稲の香匂ひけり

     風の盆指の先までひるがへし

     魂をおどりにのせて風の盆

 闇に橙色のボンボリの灯が浮かび上がる頃ともなれば、「おわら町流しマップ」 を手に、上新町通りや、諏訪町通りへと、各ゾーンを移動しながら、遠くから幽かに流れてくる もの哀しいまでの胡弓の音に耳を傾け、幻想的な男女の踊りで誰もが 「おわら」 に酔いしれるのです。

 動画初心者の私も 「町流し」 の模様を夢中で収めることができました。

それぞれの町の伝統や個性的な情緒をお楽しみ下さい。

旅行社の粋なお取り計らいで、「おわら」 をゆったりと観賞できたことは、思いがけない幸運なことでした。

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コメント

ぽちさん
「おわら風の盆」懐かしかった~!(~o~) 実は私も姉に誘われて、ちょうど2年前行って来ました。まだ、残暑厳しい9月初めでしたが、一泊して、もの悲しく愁いを帯びた北陸のお祭りを堪能してきました。ぽちさんの動画はとても、上手くとれていましたね。お陰で2年前にタイムスリップ出来ました。踊りの振り付けで上で3回下で1回手をたたくところがありますね~ “あ~そうだったなぁ”と見入ってしまいました。実際に私たちも短時間ではありましたけれど、踊りの講習を受けたんですよ。振り付けの意味も教えてもらいました。そうそう稲刈りして、それを束ねる動作もありましたっけ!こちら東海地方とは全く趣が違う祭りの風情は、興味深かったですね。観光用にそのようなバスツアーがあることを、知りませんでした。良い企画ですね。今日は2年前を思い出させてくれてありがとうございました。

投稿: みず | 2009年10月 4日 (日) 10時15分

♪ みずさん
 こんな粋な計らいのバスツアーの事は 実は私も知りませんでした。 誘って頂いた旅友の 「バスツアー」 嗅感度抜群のYさんのお陰で、いつも旅を楽しんでおります。

 今年の本番も、30万の人出だったそうですので、撮影も困難だったと思いますが、 今回は一晩2700人の観光客ですから
動画初心者の私でも 何とか様になったと思います。

 生意気にYou Tube にアップロードさせていただきました。
いつもお励ましのコメントを有り難く、喜んでいる dog です

投稿: みずさんへ ぽちより | 2009年10月 4日 (日) 11時03分

ぽちさん こんにちは
私もみずと全く同じ気持ちで読ませていただきました。
あの踊りのなんと品のあること!
皆さんなんとまあ上手に踊ることでしょう!
初心者と言ってはいますが、ぽちさんの動画は素晴らしいです。
なんでもやってみようという意欲にまたまた感動させていただきました。
このバスツアーがずっと続くようでしたら私も参加してみたいです。

投稿: ひろ | 2009年10月 4日 (日) 16時23分

♪ ひろさん
「おわら」のバスツアーから一週間が経ちましたが、
あのもの哀しげな胡弓の音 独特の節まわし 素朴な風情のある踊りなど 耳目に焼きついております。

 このツアーの事は、はじめて知ったのですが、すでに
12回目と云うことですから、まだまだ続くと思いますよ。

 2700人の人出以上に、大駐車場にキチッと収容された大型観光バスの多さにも驚きました。

 動画に人声も入ったりして、それはそれで面白いでしょ!
     まだ夢を見ているような dog です。

投稿: ひろさんへ ぽちより | 2009年10月 4日 (日) 17時07分

初めて見ました!
動画をアップしてくださったので より雰囲気が分かりましたよ~!
いいご旅行ができてよかったですね!!!うっとり

投稿: ゆーこりん | 2009年10月 5日 (月) 09時29分

♪ ゆーこりんさま
イヤー!  動画初心者の私がこんな事まで
やっちゃいました!!!  (*゚ー゚*)
これもひとえに、パソコン教室で学習の成果です。
 人垣を掻き分け掻き分け 動画のチャンスを狙い、
シャッターを押す手が震えましたよ!

 You Tubeへのアップも学習の成果です。
ご指導ありがとうございます。 dog

投稿: ゆーこりんさまへ ぽちより | 2009年10月 5日 (月) 10時30分

ぽちさん
世界遺産の“五箇山合掌造り”素敵ですね。私は五箇山には行ってませんが、6年前“白川郷”に行ってきました。そのころ、世界中の世界遺産を勉強する機会があって、インターネットなどでいろいろ調べていました。特に日本の遺産、すなわち行こうと思えば行ける所を特に調べていました。そうしたら、どうしても、合掌造りを見たくなったんです。夫が私の行きたい気持ちを察してくれて車で連れて行ってくれました。合掌造りの村に車が、入ったとき、目に飛び込んできた風景が、まさにおとぎの国のようだったのを今も鮮明に覚えています。屋根裏の蚕部屋なども、興味深く見学しました。女手が必要なので、女の人は結婚してもそのまま実家に留まり、男性はその女性の家に通って行ったという、興味深い事も聞きました。生まれた子供は母親のところにいますから、今では考えられないほどの、大家族で暮らしていたようですね。貧しい土地柄故、結婚して妻と一緒に住めるのは長男だけだったという事も聞きました。おとぎの国のような外観とは裏腹な生活が、そこにあったんだなぁと、しみじみ思ったものでした。世界遺産故、今そこに住んでおられる方々は生活上、制約があるようですね。でも、これは残しておいてもらいたい日本の財産ですね。今日は、また、合掌造りの家を思い出すきっかけを、作ってくれたぽちさんに感謝です。ありがとうございました。

投稿: みず | 2009年10月11日 (日) 10時20分

♪ みずさん
合掌造りの集落の歴史をたどれば、私たちにとって
まして、若い世代の人たちにとっても考えられない
重く、切ない暮らし方を余儀なくせざるを得なかったのですね。

 深い山ふところに抱かれて、田畑を開墾し、蚕を飼い、硝煙をつくり、俗界を避けての暮らしは象像を絶します。

 ここでの通い婚のことは初めて知りました。

それにしても、長く険しい雪深い地方での 「世界遺産」 
の保存維持のご苦労も並大抵のことではないと思います。

 釘一本も使わない木の強さ、温もりに感嘆しきりの
      dog です。

投稿: みずさんへ ぽちより | 2009年10月12日 (月) 10時23分

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