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富士山静岡空港開港

「遠い地平線が消えて、深々とした夜の闇に心を休めるとき、はるか雲海の上を音もなく流れ去る気流は、たゆみない宇宙の営みを告げています。 満天の星をいただく果てしない光の海を、ゆたかに流れゆく風に心を開けば、きらめく星座の物語も聞こえてくる夜の静寂(しじま)のなんと饒舌なことでしょうか。   光と影の境に消えていった遥かな地平線も、瞼に浮かんでまいります」

 ナレーションは、十数年前に星となった城達也さんの 「ジェット・ストリーム」のテーマ曲 「ミスター・ロンリー」   城さんの静かに語りかけるCDを聴きながら、空の旅に誘われ私は心地よい眠りに就くのです。

  Photo 開港予定を、土地権利者の立木問題が県知事の辞職にまで追い込んで、3ヵ月遅れの6月4日 晴れの日にはその名にふさわしい雄大な富士山を背景に、狭い日本の地方都市、ここ静岡にオープンしました。

 開港してまだ日も浅いある日、JR静岡駅北口 11番乗り場より 「しずおかジャストラインバス」に乗り込み、50分かけて空港着(片道\1000) を利用して新空港の見学をしてきました。

  空港ビルは、想像していたよりもはるかに こじんまりして、僅かながら国際Photo_3 線の定期便もありますが、世界都市へは「アジアの玄関口」には程遠く、アシアナ航空、大韓航空、日本航空のいずれも上海・仁川空港経由しての渡航です。

目下、ソウル、上海、台北、香港などを中心に、アジア太平洋地域への路線就航に向けて各航空会社に要請中だとか、、、。

 Photo_2

 開港間もない事もあって、満席の往復のバスは、大半は見学者 (当然私自身も見学者の一人です) と見られます。

Photo_4  まぁ! それにしても数少ない飛行機の離着陸の瞬間を見たさに、展望デッキ に張りめぐらされている金網に、何時間もしがみ付く見学者でひしめく光景は、ウィークデイでもこのありさまです。週末、祭日は如何ばかりかと思いやられます。

 静岡に空港を造ることが決まったのは、20年余り前のことでした。

今から8年ほど前の事、幾多のの試練を抱えながら、空港建設工事が着々と進む状況をTVで見ていた認知症が進み始めた90才を超えた母は、「空港ができたら私が留守番をするから外国へでも行ってきてちょうだい!」  と云い残して3年前に亡くなりました。  そんな母の言葉を懐かしく思い出しながら空港を後にしました。

     

     空港を統べて夏富士治まりぬ

     (くうこうをすべてなつふじおさまりぬ)

     富士の名の空港開く五月晴れ

     (ふじのなのくうこうひらくさつきばれ)

     六月の宙へ展けし滑走路

     (ろくがつのそらへひらけしかっそうろ)

     大空へ託す余生や夏の夢

     (おおぞらへたくすよせいやなつのゆめ)

狭い日本に 99 もの空港があるとか、、、

経済不況と云う逆風の中で、「日本一の富士山」 の名に恥じない魅力溢れる静岡の空の玄関として発展しますように、、、

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コメント

平日も大勢の見学者さんなんですね。
どうしてもというときは飛行機に乗りますが、いまだにどうしても飛行機が怖くて好きになれない私です・・・。

やっぱり足は地についてないと・・・と思ってしまう私はぽちさんよりず~っと遅れた人間です。^m^

見学は足が空に浮かばないので安心して行ってきましたけれど・・・。

投稿: ゆーこりん | 2009年6月15日 (月) 08時42分

♪ ゆーこりんさま
平日でも昼食前後はたいへんな
混雑でした。
昨日は開港して2度目の日曜日で、家族連れが
多く、1万人の見学者だったとか!

 私はアシアナ航空の旅客機を見たのは
初めてで上品な色調でしたよ。airplane

いつも思うのですが、高度1万メートル上空を
400人もの乗客と膨大の荷物、機材、燃料を積み込んで10何時間も飛ぶなんて、、、
凄いなぁ!!! と。  dog 

投稿: ゆーこりんさまへ ぽちより | 2009年6月15日 (月) 09時27分

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