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「パヴァロッティ・マイ・ワールド」 ご紹介

Photo  今年松の内も明けたころ、石戸谷結子著 「オペラ歌手はなぜモテるのか?」(文芸春秋1996年) を読んでいるうちに、いつの間にか敬愛するルチアーノ・パヴァロッティにすっかりのめり込んでしまいました。

 週一回のブログ投稿が、五ヶ月もパヴァロッティについて語ってしまったことは、正直わたし自身が驚いております。 これも自叙伝 「パヴァロッティ・マイ・ワールド」 (小学館)の恩恵によるものが大きく、ここに改めて本書のご紹介をさせて戴きたいと思います。

 アメリカのジャーナリスト、ウィリアム・ライトがパヴァロッティに直接語ってもらった様々なエピソードを、カニリカが訳し、白埼容子監修により1996年6月20日 小学館から初版第1刷発行されました。

 ウィリアム・ライトは、時には世界を駆け回るパヴァロッティを追い、またある一時期パヴァロッティと生活や行動を共にしながら、身辺出来事をパヴァロッティ自身の言葉で書き記しております。

Photo この画像 左が共著作者ウィリアム・ライト氏 右は秘書のニコレッタ・マントヴァーニさん                                        

 華やかなオペラ舞台の波瀾万丈の裏話、大らかな性格の根底には、神経質すぎるほどの健康管理、庶民的な温かい家庭でたっぷり過ぎるほどの愛情に包まれ、女性に囲まれ、ハーレムのような人生を、太陽の国イタリア人らしく語っております。   末娘ジュリアーナさんの病気に対する父親としての気遣い、一期一会の貧しい少年への温かなエピソードは、映画のひとコマのように思い浮かばせてくれるのです。

 すべてのエピソードから、人間らしい温もり漂うパヴァロッティの死が今更ながら惜しまれ、偲ばれ、この著書はファンにとっては見逃せません。

 五ヶ月に亘って 「パヴァロッティ・マイ・ワールド」 のほんの一部に触れてみました。 500ページにも亘る18章にも及ぶ様々な視点からなるエピソードは、歌手を目指す人にもさることながら、パヴァロッティを知らない人にも興味深い話題が満載です。 この本の最後に掲載されている見過ごす事ができない、監修白埼容子氏の解説に、1995年10月アメリカでの初出版でベストセラーとなり、その後の半年間の短い間にも、パヴァロッティの身辺に起きた個人的なゴシップなど興味がそそり、敢えてこの画像をとくとご覧になりながら、ご想像いただくくほかありません。

 私の真情としましては、パヴァロッティを語るのはここまでとして、晩年の 「悩めるパヴァロッティ」 のことは黙認したいと思います。

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コメント

ぽちさん
分厚い本の中から、ぽちさんの感性で、おいしいエキスをご紹介していただき、とっても感謝しています。このシリーズで5ヶ月も経過したんですねぇ・・・。私も夢中になって、更新を首を長くして待ち、毎週拝読していましたので、あっという間のように思います。
たまたま私はぽちさんと生でお会いできる環境に下りますので、直接さらに詳しく解説をいただけましたことを幸せに思っていました。

ぽちさんのおかげですっかりパバロッティさんの仕事のすばらしさと人間としての魅力に引き込まれました。このブログというきっかけがなかったら、知らないで通ってしまったかもしれません。

ありがとうございました!
これからも、ぽちさんの身近な話題・趣味・突撃取材などなど 私たちを楽しませてくださる記事を(プレッシャーを与えない程度に)期待しています。

何よりお体を大切にして ますます輝きを増したブロガーさんになってください。happy01

投稿: ゆーこりん | 2009年5月25日 (月) 13時38分

 ♪ ゆーこりんさまへ
ありがたいコメントをお寄せくださり、
嬉しい限りです。

 パヴァロッティにすっかりはまってしまい、
気が付けば五ヶ月も明けても暮れても
パヴァロッティの追っ駆けを
やっていたのですね!。(年甲斐もなく、、)

 エピソードの数々を知った上で聴く歌声は、
ひときわ素晴らしく、まだまだ飽きること無く
日々のBGMとして楽しみますよ。

 世紀の三大テノールとしてもピカイチの存在でしたが、オペラの演技力も本当に凄いのです。

 次週は、オペラのサワリだけでもご披露できますよう、、、 
お調子者のdog

 

投稿: ゆーこりんさまへ ぽちより | 2009年5月25日 (月) 17時49分

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