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パヴァロッティが税関で引っ掛かった!

有名になったパヴァロッティも、貧しかった頃の習慣は中々消えません。   たとえば、物を粗末にするのが嫌いな彼は、ある町から次の町へ移動するときには、残った食料を次の移動先へ持って行くように何年にもわたって秘書に云ってきました。 

 1995年ヨーロッパからニューヨークに自家用機で移動した一行は、ノース・カロライナの税関で、ガムテープで封印した2個の段ボール箱に不審を抱かれ中身を尋ねられました。 お抱えのマッサージ師はとっさにマッサージの機械が入っていると答えてしまったのでした。 ところが、係員に中身を見せるように命じられ、ヨーロッパから持ち込んだ大量のフルーツと野菜を見た検察官は怒り出したのです。 パヴァロッティはヨーロッパからアメリカには、リンゴ一つ持ち込んではいけない規則を知らなかったのです。 梨一個に付き100ドルの罰金を科せられ、梨だけでも2ダース、それに生ハムやサラミなどの肉類はかなり厳しく、箱いっぱいの食料を2箱も持ち込んだのですから サァ大変!

 税関の職員に一行の食料を全部取り上げられたのでした。

知らなかったとは言え、法律違反を犯した為に、税関の職員達から 食物の害虫や病気がアメリカに持ち込まれると大変な事態を巻き起こす事になると、延々とお説教をされ、寛大にも罰金を全く徴収されること無く解放されました。

 Photo  「そんな危険な事とはつゆ知らず、いつもこの愛するアメリカに私は、病気の種を運びこんでいたのかと深く反省しました。 こう云う事に私はうといのです。 桃を見れば桃を食べることしか考えられなくなる人間なのです」、、と。

 税関で引っ掛かるのは生ものだけではありません。

パヴァロッティは、アメリカで手に入れたコーヒー用の粉末のクリームは、大のお気に入りでたくさん買い込み、公演旅行に安全で持ち運びに便利な大きなプラスチックの容器に詰め替えるのです。

 この白い粉を税関の検査官が見つけたとき、何と勘違いされたかは云うまでもありません。  若い係官は 「ノリエガ将軍以来の大物麻薬運び人を捕まえた!」 と思ったに違いありません。 この検察官はどうやら任務について間もなかったらしく、彼はこの粉をなめて、コカインであると信じて疑わなかったのです。 彼はコカインがどんな味かも知らないのに、さも知っているかのようなフリをして、興奮して騒ぎ出したのです。 パヴァロッティは、自分はそんな危険な麻薬を持ち込んでいるのではないと懸命に説明し、証明されるまでは相当な時間がかかったと述懐しております。

     日永くて世にさ迷ふてカンツォーネ

     (ひながくてよにさまようてカンツォーネ)

 余談ですが私の場合 海外での入国審査で、菓子袋を開封するために手荷物バッグに忍ばせた5センチ足らずの和バサミ(糸切りバサミ)が引っ掛かり没収された苦い思いをしたことがありました。

 この記事冒頭の 1997年ダイアナ元皇太子妃追悼歌を歌ったイギリスのロック歌手 エルトン・ジョンとパヴァロッティの幅広い意外な組み合わせ共演の動画(You Yube) いかがでしたか?。

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