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探し求めたお気に入りのブーツ

 パヴァロッティがロンドンで買った大のお気に入りの短いブーツは、デザインも履き心地も気に入って, 他のどんな靴よりも愛用し, 一年で履きつぶしてしまったのだそうです。  (画像の靴がそれであるかは定かではありませんが、パヴァロッティが履く靴の画像が今のところこれしか見当たりませんでした)

 Photo  同じものを何足か欲しいと思ってはいたものヽ どこの店で買ったのかは覚えがありません。 ロンドンでの仕事の折、あのブーツを求めて以前行った事のあるすべての靴屋を訪ねましたが見当たらずがっかりしたのでした。

 ある日, ロンドンの田舎に住む友人に招待され、友人宅に向かう車の後部座席から一軒の靴修理屋のショーウィンドウに、紛れもない探し求めていたブーツを見つけたのです。 運転手に車を止めさせて、「よくもまぁ同じブーツだ!」 と、秘書と大はしゃぎしたほど興奮したのです。

 「私の眼に狂いは無かった。 どうやらサイズも私にぴったりのようだ。私は嬉しくてたまらなかった!  ところが 『定休日』 で店は閉まっている。 手を伸ばせば届くところにあるのに、、、 なんとしても手に入れたい。 これを逃したら二度と目にすることはないだろう。 自分に合う靴はめったに見つからず、靴では痛い思いをしているのです。」

 暗い店の中をのぞくと、奥の方にかすかな明かりが見える。しばらくドアをノックし続けると, 男の人が出てきてドアをほんの少し開けて 「今日は定休日です」と云って取り合ってくれないのです。 パヴァロッティは 「イタリアから来た者で、長いこと探し求めていたブーツです。しばらくはここへ来る事がないから、是非売って欲しい」 と懇願しましたが、「今日は定休日だから、、、」と、信じられない断り方だったのです。  二倍の値段を払うから と交渉したのに売ってはくれなかったのです。 どうしたら靴屋の気持ちを動かせるのか? 定休日には物を売ってはならない宗教上の規則でもあるのでしょうか?

パヴァロッティはいらいらして、とりあえず店の住所をメモしてホテルに戻ったのでした。

 2  ところが幸運にも簡単な方法で念願のブーツを手に入れる事ができたのです!

 ホテルに戻り、すぐさま秘書が小切手を靴屋に送ったのです。  数日してイタリアの自宅にちゃ~んとブーツが送られてきたのでした。

    めでたし!  めでたし!!

 イタリアは靴の国ですから、誰にもぴったり合う靴が即座に手に入れることが出来ると思いきや、パヴァロッティのように 『自分に合う靴はめったに見当たらない!』 とは、、、

 自分の足に合う靴の事では、私も長年悩み続けてきましたが、数年前にドイツ製の実用的でちょっと頑固なデザインですが、履き心地の良い靴に出会って以来、(三度の食事は二度に減らしても、、) 愛用しております。 なにせ足から衰える後期高齢の身、靴だけは慎重に選ぶことにしております。

     靴脱いで足裏を冷ます花疲れ

     (くつぬいであうらをひやすはなづかれ)

 

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