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言い訳を聞いて下さい

パヴァロッティは自叙伝の中で 馬術大会でのコンサートの模様は、イタリアでテレビ中継されパヴァロッティが 「口パク」 であることは、四才の子供でも解かってしまったと思うと悔いておられます。

 「世界中のすべての新聞がこのスキャンダルを書いたと思います。 事実イタリアの新聞はこのスキャンダルを何日も書き立てました。 批判されて当然のことを私は犯しました。 私はコンサート界のO・J・シンプソンだったのですから。

有名になった代償は、間違いを犯したときには二倍以上に還ってくるのです。 聴衆はコンサートに出ている歌手の、その時の歌声を聞く権利を持っているのですが、私はコンサートではきちんとした歌声を聴いてもらおうとしました。   しかし一番大切なことはそう云う事ではなっかたのだと、 身に沁みて解りました。 一つだけ言い訳を聞いて下さい。」 と切なる思いで訴えております。

Photo  「クラシックのテノールコンサートと、今回の馬術大会でのポピュラーコンサートの趣旨とは、内容の違いだった事を新聞には書いて欲しかったのです。 書くと書かないとでは大きな違いがあります。 新聞にはコンサートの趣旨内容の違いをはっきりさせて欲しかったのです。 録音を使った事は確かに悪かった。 だが、私がクラシックのコンサートで、 「口パク」 をやったとしたら、銃殺されても仕方がないし、きっと翌日の新聞には私の死亡記事が載るのです。

あの時のあのコンサート自身はとても良かったのに、私の 「口パク」 のためにロックンロールのスター達のコンサートが見過ごされてしまったことは、誠に申し訳なく残念はことです。」 と。

 2006年トリノオリンピック開会式で 「トゥーランドット」 の 「誰も寝てはならぬ」 を朗々と歌い上げて開会式に花を添え、世界中のファンを唸らせたパヴァロッティの人生最後の大ステージを、彼の没後インターネットに公然と 『口パク説』 の記事が載っておりました。 追い討ちをかけるように、AP通信にオーケストラの音楽までも別の場所で録音されたものだったと。

そんな事はどうでも良いのです。 憂いを籠めて歌い上げるパヴァロッティの歌声こそ、私の信じるものですから、、、 

 自叙伝にクラシックコンサートで 「口パク」をやったとしたら、銃殺されても仕方がないと懺悔し、人目はばからず綴っております。

トリノオリンピック開会式あの時の動画(You Tubeより)を どうぞじっくりと ご視聴ください。 

 重病説が流れる人生最後の大舞台。 翌2007年9月6日パヴァロッティは惜しまれて天に召されました。

これが見納めになろうとは、、、  嗚呼!

     魂を歌に預けて月の舟

     (たましいをうたにあずけてつきのふね)

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コメント

すばらしい名シーンでした。
トリノオリンピックの感動がよみがえってきました。
ぽちさんの今回の記事、空の上のパヴァロッティさんも喜んでおいででしょう。
あのちゃめっけたっぷりの笑顔が浮かんできます。

投稿: ゆーこりん | 2009年3月29日 (日) 21時46分

♪ ゆーこりんさま
パヴァロッティ人生最後の大舞台
憂いを含んだ歌い上げる姿、歌い終わった
安堵感、重病を患っている最中と思えば
なおの事、涙sweat02無しでは視聴できません。
 この動画も私のお宝です。dog

投稿: ゆ~こりんさまへぽちより | 2009年3月30日 (月) 09時39分

 ぽち様                   バヴァロッティの歌声,本当に素晴らしい!  
NHKTVの名曲アルバムで今週はチャップリンの「ライムライト」が流れています。       春爛漫の四月になり.各地で桜が満開,お花見をされましたか,私は三月末に美術館裏の丘で七部咲きの桜を愛でて来ました.  

投稿:  ライムライト | 2009年4月 3日 (金) 17時02分

♪ ライムライトさま
 春の光がまぶしく、桜も満開。
やっと過ごしやすい季節に、出不精の私も
そわそわしております。

 駿府公園石垣に影を落とす桜も
見ごたえあります。cherryblossom

投稿: ライムライトさまへ ぽちより | 2009年4月 4日 (土) 09時04分

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