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女性に囲まれた人生だった!

 パヴァロッティは、インタビューで私生活の事を聞かれるときなど、たとえ不愉快な気分にさせられるものでも、大勢の視聴者を前にするとノーコメントで通すわけにもいかず、そんな場合はさりげなく冗談で応じたそうです。

 秘書が若くて魅力的な女性ばかりというのもよく云われたようですが、確かに女性に囲まれるのがお好きだったようです。 子供時代から周囲は女性ばかりで、子供時代に住んでいたアパートには16家族が住んで、小さい男の子と云えば彼一人、どの家庭も男性は昼間は仕事に出かけて留守。当然女性たちからチヤホヤされ、少年の頃からハーレム王の気分で素晴らしい生活に慣れてしまった。 と述懐しています。

 あらゆる事に関して、女性たちの恩恵をこうむった人生を送ったようです。

 Photo 彼が女性たちに囲まれるのがお好きな理由のひとつに、女性は一般的に男性よりも鋭い感受性に恵まれ、オペラ歌手にとっては大切な要素なのだそうです。  重圧にさらされる演奏家にとって、女性は理解が早く、こちらの気持ちを察してくれる。しかも保護してくれる。 これは自分が男だからわかる行き過ぎるくらいの母性本能で包み込んでくれるのだそうです。  なるほど! 幼い頃から女性に囲まれたハーレム王らしい見解ですね。

 日本の男性にとっては、なんとも羨ましいパヴァロッティの人生です!

 Photo_2 1978年生誕地モデナの郊外にご両親用、妹さん家族用、奥さんの妹家族用、それに彼の家族用の4つのアパートメントを建て、それぞれの領域は分かれ、各家族は独立した生活を営むという一族が寄り集まった小さな村のようだったそうです。

 アマチュアのテノール歌手でもあったパン職人の父親、楽天的でおおらかな母親、ご両親のよいDNAとよき理解を受け、事業家でもあるしっかりものの奥さんや、美しい三人のお嬢さんに囲まれ、世界的なオペラ歌手に君臨していくのでした。  パン職人の父親は、大変な心配症でいつもクヨクヨしていたようですが、ルチアーノに優るほどの美声がパヴァロッティの音楽の目を開かせたようです。 そんな父を元気付けるルチアーノの佳き理解者でもある肝っ玉かあさん。  

彼の歌う 「マンマ」 (母さん)

 ♪ 母さん 僕はとっても幸せだ!   

     だって母さんのもとへかえるのだもの 

       僕の歌は母さんにこう云いたいのさ  

         僕にとって こんな素敵な日は無いって

   母さん 僕はとっても幸せなんだよ  

     母さんにだけ僕の歌は届くんだ

       母さんは命だ!

         だから僕が生きるために母さんを

                     離さない!   ♪

母親冥利に尽きますね!  ジーンときてしまいます。

Photo_3 (画像は今から30年ほど前の 上はご両親 、 中は奥さんと、  下左は妹さんと、 下右はご自慢の美しい三人のお嬢さんと)

 1996年6月に刊行された 「パヴァロッティ マイ・ワールド」 (著者ルチアーノ・パヴァロッティ&ウィリアム・ライト 監修白埼容子 小学館発行) を読み進むうちに、オペラ歌手としての底知れぬ素晴らしいパヴァロッティを敬愛している私は、彼のおおらかで心優しい性格は、女性に囲まれた微笑ましい家族愛から生まれたものだと、今更ながら家族を大切に思うイタリアの国民性を羨ましく思うのでした。

     テノールの囁く春暁の夢ゆたか

     (テノールのささやくしゅんぎょうのゆめゆたか)

     ミモザ明かりの窓より聴こゆカンツォーネ

     (ミモザあかりのまどよりきこゆカンツォーネ)

     テナー眩し草の庵も春萌す

     (テナーまぶしくさのいほりもはるきざす)

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コメント

ご家族に恵まれたかただったんですね。
しかも、お嬢様も含め美女・美女・美女・・・。
その環境もパバロッティさんの音楽にプラスだったのですね。
そういうことを知った上で歌をお聴きするとまたさらに違った味わいがありますね~note

投稿: ゆーこりん | 2009年2月23日 (月) 08時26分

♪ ゆーこりんさま
そうなんです! notes
通算8人の秘書も、利発で美人揃いだったんですって!
ハーレムのような環境だからこそ、女性自身には分からない女性の本能をくすぐるテクニックも
自然にそなわってきたのでしょうね。 dog

投稿: ゆーこりんさまへ ぽちより | 2009年2月23日 (月) 09時03分

 ぽち様
 ご無沙汰致しました.新年からのブログ楽しく拝見,元気にお過ごしと安心しております.
 私の音楽鑑賞の師,貴女の何時までも変わらぬ音楽への造詣.唯唯感嘆あるのみです.
 若き頃出会った「ドナウ河のさざ波」「美しき青きドナウ」は心を癒してくれます.
 これからもブログを楽しみにしています.

投稿:  ライムライト | 2009年2月25日 (水) 18時51分

♪ ライムライトさま
 お健やかなご様子のコメントを戴き
ほっといたしました。 (o^-^o)
 この冬は日替わりに、目まぐるしいほどの
気温と天候に普段健康な者でも脅かされます。
 こんな時は、好きな音楽鑑賞が一番の薬と、
今はパヴァロッティにすっかりのめり込んでおります。
 こんな余生の過ごし方も悪くはないなぁ と。
                dog

投稿: ライムライトさまへ ぽちより | 2009年2月26日 (木) 09時28分

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