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オペラ歌手のエピソード!

 ここ三年ほど楽しんできた年末年始を温泉で過ごす事も、一人欠けたり不都合があったりで、今年は久しぶりに自宅で新年を迎えることになりました。

 元旦早々のインターネット初検索で、肩の凝らない面白い本でも捜そうと、無作為にキーを叩いていた時、目に飛び込んできたのが1996年文芸春秋社から刊行された 石戸谷結子さんの 「オペラ歌手はなぜモテるのか?」 。

 実は装丁のイラストと云い、タイトルと云い食指が動くこの読み物を捜すことに躍起となっておりました。 出版社のホームページを隈なく当たったものヽ既に廃刊と云う事態に半ば諦めかけていた矢先、「検索」 の効果で、新品本が何と39%の安価でしかも、即刻出荷と云うメールが届きました。 

 自宅に居ながらにして入手できるとは!  思わず 「、、、、春から縁起が良いわい!」 と叫ばずにはいられません。

     樂の音にこころ満たさる叔気かな

    (がくのねに こころみたさる しゅくきかな)

 前置きはこれくらいにして、、、

 Cimg0160 和田誠さん装丁の 「三大テノール」 のイラストが何とも楽しく、和田誠さんならではの品格の表現は流石です!。

 著者の石戸谷結子さんは、早稲田大学を卒業後1985年まで音楽の友社で、その後はフリーランスの音楽ジャーナリストとして執筆活動を続けておられます。

 1996年刊行のこの書物は、2007年に惜しまれながら亡くなった ルチアーノ・パヴァロッティが、まだバリバリのオペラ歌手時代に執筆され、さまざまの視点で裏話などが、赤裸々に暴かれて?いるのです。

神様的存在のパヴァロッティのどんな事でも知りたがっていた私にとっては、当然のことながら、こころ躍らせながら読んだ事は云うまでもありません。

 あァ! やっぱり!  著者は当然のことのように プラシド・ドミンゴ をベタ褒めに褒めちぎっているのです。

 世界で最もモテル男性の一人で、三大テノールとしてファンを分け合っているけれども、堂々とした体格に甘いマスク、官能美豊かな甘い声と云う最大の武器。 加えてドミンゴ周辺の誰もが口を揃えて、「ドミンゴほど優しくて、周りに心配りの人はいない!」 と云う。 「モテ過ぎる」 と云う以外は悪い評判など聞いた事はない。  ドン・ジョバンニを地でいくような、来日した時のエピソードに、「両手両足、目と言葉で口説く」 ドミンゴの鮮やかな活躍ぶりは、外国からやって来た取り巻きの華やかなマダムたち、日本で知り合った美しいご婦人の間にも 「本当にお見事だった!」 と書かれているのです。 

 確かに女性は高く澄んだ声のテノールに弱い。まして、彼の官能的な甘く澄んだアリアなど聴けば、女性ならず誰しもうっとりとして仕舞うのです。

 私の敬愛して止まない ルチアーノ・パヴァロッティ、 母性愛をくすぐる ホセ・カレーラスについて、著者の語る興味溢れるエピソードはいずれ、、、

     憂きことも樂に助け支ふ去年今年

    (うきことも がくにすけごう こぞことし)

     去年今年余生あまねく樂に連れ

    (こぞことし よせいあまねく がくにつれ)

     聴き初めのときめきいたる彼のアリア

    (ききぞめの ときめきいたる かのアリア)

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