平成20年大みそか
2008年 平成20年が暮れようとしております。
クリスマスが過ぎれば我が家のBGMは、御多分に洩れずベートーヴェンの第九交響曲が終日流れます。
へルベルト・フォン・カラヤン率いる ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン学友協会合唱団
1962年カラヤン壮年期収録のCDです。
へルベルト・フォン・カラヤン(1908-1987) 今年は生誕100年
もう何十年も 年の暮れには絶対に欠かす事が出来ない私の習わしです。
日本人は第九がお好きなようで、年の暮れには必ずラジオ・TVから流れ、師走を感じさせてくれます。 これは、ベートーヴェンの最後の交響曲と云う事から一年の総仕上げの思いを込めて、、、なのでしょうか。
私個人的には、シラーの「歓喜に寄せ」 の人類愛の合唱で、つつがなく過ごせた感謝と、来る年への心構えと云いましょうか勇気をいただきます。
年末は、後期高齢独り暮らしの私の家でも、最小限ながら 新しい年を迎える準備に追われます。
すでに47年前、昭和36年に早々と黄泉の国へ旅立った亡夫の墓参、お寺さんへのご挨拶には、長い長い橋を渡ります。 時々の散歩コースとしても通いなれた橋ですが、川の堤から望む富士山、特に冬の姿は雄大で神々しいこと! 生きる力をいただきます。
目頭が熱くなるほどの眺めに我を忘れてしまいます。
この画像は、12月28日夕方4時30分、 茜に染まる美しい富士山です。
(画像をクリックしてパノラマを御覧下さい)
あまりの美しい光景に、つつがなく過ごす事が出来たこの一年を感謝しながら、思わずシャッターを切りました。
富士山はこの年の暮れ、茜に染めながらどんな思いで私たちを見ているのでしょうか?
来年も健康でこころ穏やかに、、、と念じつヽ、、、
数え日や亡夫に逢う瀬の長き橋
大年の茜に聳ゆ富士の山
富士は茜に鎮め今年の暮れゆくを
夕映えの富士おろがみて年送る
小つごもりひと日ブログを育てをり
そこばくの傍居ととのふ大みそか
つつがなく第九聴き入り年送る
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