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「オ・ソレ・ミオ」 白露に消える!

Photo  2008年9月6日は世界三大テノール歌手のひとり、 ルチアーノ・パヴァロッティの一周忌です。

イタリア・モデナの大聖堂ではミサがしめやかに執り行われているのでしょうか。

 昨年9月6日 TVニュースで、パヴァロッティの訃報が放映されました。 まさかの訃報を信じ難く、我が耳目を疑い、太陽が沈んでしまったような言い知れぬ寂しさを覚えました。

 2006年トリノオリンピックの開会式で、「トゥーランドット」 の 『誰も寝てはならぬ』 を朗々と歌い上げて開会式に花を添え世界中のファンをうならせましたが、これがパヴァロッティの人生最後の大ステーッジでした。

 その年の6月、膵臓にがんが見つかり手術を受けましたが、2007年9月6日イタリアはモデナの自宅で71歳の人生の幕を閉じたのでした。

 「なんと悲しい知らせでしょう!」 胸を詰まらせながら聞き漏らすまいと、TVの前に正座して涙を流したことが蘇ってまいります。

 「キング・オブ・ハイC」 の異名をもつ、あの一点の曇りのない輝かしい、神様から授かった高音をもつパヴァロッティの歌声は、いまは永遠のものとなりました。

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 ここに1990年7月ローマのカラカラ浴場に設えられた舞台に、パヴァロッティ・ドミンゴ・カレーラスの三大テノールによる世紀の大共演収録のCDがあります。

     わが太陽白露に消えてしまいけり

     永劫の歌声偲ぶ秋思かな

 もちろん 「トゥランドット」 の 『誰も寝てはならない』 は云うに及ばず、大共演のフィナーレに熱唱した 『オ・ソレ・ミオ』 の熱烈なアンコールに応えて再び 「オ・ソレ・ミオ」 の  「太陽! 私の太陽!  O sole mio! 、、、、」 を極端なビブラートを思いっきり利かせ、茶目っ気たっぷりに歌い上げるシーンは、どんなに落ち込んでいる時にも、思わず笑みがこぼれるほどパヴァロッティの意外な一面にも遭遇したのでした。

この一年、毎日のように私の心髄に特別な輝きで慰められ、励まされたことでしょうか。

 最近は、パソコンの動画に依る臨場感溢れる、大共演の模様も見聴きできますし、今は亡きこの偉大なテノール歌手と同世代に生きていることを神様に感謝しております。

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